Re:lationとyaritoriの徹底比較! 使い方・機能・料金価格など

たくさんの問い合わせがある企業にとって、問い合わせ対応業務の負担軽減と業務効率化は常に頭を悩ませる問題です。問い合わせ業務を軽減し効率化することに役立つシステムが「問い合わせ管理システム」です。

この記事では、代表的な問い合わせ管理システムである「Re:lation」と「yaritori」について、それぞれの特徴を比較します。複数のチャネルの集約ができることが特徴の「Re:lation」と、slack連携やグループチャットが特徴の「yaritori」。使い方・機能・料金について徹底比較しました!

yaritori」は、カスタマーサポート向けの問い合わせ管理システムです。メール対応状況の可視化や豊富なテンプレート機能があり、カスタマーサポート業務を効率化することが可能です。

サービス概要・導入事例などがわかる資料を無料でお送りしますので、お気軽に資料請求をしてください。


問い合わせ管理システムについて詳しく知りたい方は、「問い合わせ管理システムとは?主要機能やExcel管理の問題点を解説」をご覧ください。


サービス概要

まずは「Re:lation」と「yaritori」それぞれのサービス概要から解説します。どちらも問い合わせ管理に役立つシステムです。

Re:lationとは

re:lationのホームページの画像

Re:lationは、複数チャネルからのお問い合わせを一元管理し対応状況を可視化できる、お問い合わせ一元管理ツールです。メール・LINE・電話など10種類の問い合わせ窓口を1画面に集約できる点が特徴です。

問い合わせの対応状況が一目で分かる「ステータス管理機能」が搭載されており、二重返信や対応漏れを防ぐことができます。また、ダッシュボード機能で分析やレポートを表示でき、顧客対応を効率化し業務改善につなげられます。その他にも、タスク機能や担当者の振り分け機能があります。

20日間の無料トライアルがあり、スタンダードプランは初期費用50,000円〜、月額料金29,800円〜で利用可能です。ただし、同時に利用できるユーザー数やストレージの容量によって料金プランが異なります。


Re:lationについて詳しく知りたい方は「Re:lationとは?使い方・api連携・キャリアメールにも届く?などの特徴をご紹介」をご参考ください。


yaritoriとは

yaritoriのホームページの画像

yaritoriは、シンプルな画面デザインと操作性が評判の「使いやすさ」で選ばれる問い合わせ管理システムです。複数人でのメール対応業務を効率化するための機能はもちろん、社内メンバーとの情報共有をかんたんにするコラボレーション機能が多く実装されていることが特徴です。

メールごとに担当者を振り分ける機能、対応状況管理機能、送信予約機能などが搭載されているため、二重対応や対応漏れを防ぐことができます。サポート満足度は99.0%を越えており、導入後は対面やオンラインで無料のサポートを受けられます。

7日間の無料トライアルがあり、初期費用・最低契約期間はありません。国内最安値水準の月額1,980円〜使用することができます。


問い合わせ管理システムについて詳しく知りたい方は「問い合わせ管理システムとは?主要機能やExcel管理の問題点を解説」をご参考ください。


問い合わせ対応の流れ

Re:lationとyaritoriの問い合わせ対応の流れを比較します。

Re:lation

Re:lationの問い合わせ対応方法を順番に解説します。

①メール・電話・LINE・Twitter・チャットによる顧客からの問合せが未対応チケットとして届く

届いたメールは、「未対応」「対応完了」のほかに「保留」「対応不要」などのラベルで管理できます。他にも、担当者設定や「何に関する話題か」が分かるラベル機能もあります。

②チケットをクリックすると、返信画面が展開される

同時に対応中のメッセージにはアイコンが表示され、ロックがかかる仕様です。二重対応を防ぎます。

③左側に受信フォルダ、右側に「お客様情報」が表示される

お客様情報はRe:lationに保存されたデータを参照できます。CSV一括インポートや修正、API自動連携も可能です。お客さま情報の「タイムライン」には過去の履歴が時系列で表示されるため、他の社員も過去のやりとりを把握できます。

④返信文面を作成する

対応を社内で相談したい場合は、宛先つきコメントを残せます。また、「承認依頼」は、メールの返信前にクリックすれば、上司に内容確認を依頼できる機能です。テンプレートや予約語を登録して、業務効率を上げられます。

⑤送信後はチケットの対応状況を変更

返信したメールは「対応済み」に自動的にステータスが変わるため、変更漏れがおこりことはありません。

yaritori

yaritoriの問い合わせ対応方法を解説します。

yaritoriは、「未対応」「対応済み」「担当者」のステータスで、シンプルかつ効率的にメール管理が可能です。

①問い合わせメールが受信トレイに届く

宛先のアドレスごとに届くフォルダを指定できます。メールが届くと該当する受信トレイに通知バッジが表示されます。

②届いたメールは「未対応」のアイコンが表示される

受信トレイ内は「すべて」「未対応」「対応済み」のボタンをクリックすることで、それぞれに該当するメールしか表示されないよう切り替えることができます。

③メールを開くと既読がつく

誰が既読したかわかるようにアイコンが付与されます。メール展開後は、「重要」などのタグをつけたり、担当者を設定することができます。

④Gmailと同様に「全員に返信」「返信」「転送」からメールを作成できる

返信文面の作成を開始すると、タイムラインに「○○が返信を開始しました。」と記録され、二重対応を防ぐ仕様が搭載されています。文面にはテンプレート機能やお客さまの名前などを自動挿入できる「予約語」が使えます。

⑤社内で確認を取りたい場合はチャットで相談できる

メールごとにチャットで他の従業員とやりとりが可能です。@でメンションを付けることもできます。チャット内容は保存されるため、担当が変わった際も前任者の過去の履歴を参照してスムーズに引き継ぐことができます。

⑥「送信」「送信(対応済み)」「送信日時を指定」から選択できる

すぐに送らないメールは、送信予約の設定ができます。送信(対応済み)をクリックすれば、「未対応」から「対応済み」へステータスが切り替わり、対応が完了したことがチーム内で共有できます。

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特徴的な機能

Re:lationとyaritoriには、それぞれに特徴的な機能が備わっています。

自社の業務に必要な機能は何かを判断しましょう。

Re:lation

Re:lationの特徴的な機能は、主に2つです。

・マルチチャネル
・受注管理システムとの連携

それぞれの機能について解説します。

①マルチチャネル

Re:lationの特徴のひとつは、マルチチャネルであることです。

メール・LINE・Twitter・SMS・電話など10種類以上のツールに対応しています。数多くの問い合わせ窓口を一箇所にまとめられるため、対応漏れや二重返信を防ぎます。チャンネルを超えて一括管理できる点が、他のシステムとは異なる特徴です。

これまで、それぞれのチャンネルのブラウザをその都度開いて対応していた作業を、同じ画面で管理できます。これにより、作業効率を上げ、対応の質を統一できます。

②受注管理システムとの連携

さまざまな受注管理システムと連携することで、顧客の買い物状況や注文履歴を参照しながら問い合わせメールに対応できます。

顧客それぞれに合わせた丁寧なメール対応により、顧客対応の質を向上できるメリットもあるため、有効活用できる機能です。

yarirtori

yaritoriの特徴的な機能は、主に2つです。

・Slack連携
・グループチャット

yaritoriは、シンプルな問い合わせ管理システムです。より使用しやすく、効率のよい作業ができるという特徴が備わっています。

① slack連携

ビジネスチャットツール「slack」と連携できます。yaritoriとslackを連携すれば、yaritori内で担当者に設定されたときや、自分宛のメールが来たとき、Slackに通知が届きワンクリックで内容を確認できるようになります。

slackだけしか開いていない状態でもyaritoriにメールが届いたことがわかるため、メッセージを見落とすことがなくなります。

②グループチャット

yaritoriでは、ツール内でグループチャットが可能です。

別ブラウザにLINE・slack・chatworkといったSNSを起動させて画面を行き来しなくても、yaritori内でコミュニケーションを完結することができます。

利用料金

2つのサービスの利用料金について解説します。

Re:lationは、他のサービスと比べると初期費用や月額費用が比較的高いサービスです。しかし、多彩な機能が充実しています。

yaritoriは、国内最安値水準で利用できます。Re:lationと比べると連携できるツールの数は少ないですが、シンプルなデザインで操作を直感的に理解できるため、複雑な設定や導入の研修といった手間を減らせます。

Re:lation

Re:lationの利用料金を詳しく解説します。

ライトスタンダードプレミアム
初期費用15,000円50,000円50,000円
利用料金12,800円/月29,800円/月76,800円/月
共有アドレス数2個まで10個まで50個まで
ユーザー数3名まで10名まで50名まで

プランによって登録できる人数やストレージ容量、受信できるメール数が異なります。使用人数や、問い合わせ窓口数・利用頻度に合わせてプランを選びましょう。

利用料金0円の「フリープラン」では、ユーザー数3名まで登録可能です。

また、初めて利用する方は、有料プランを20日間無料で試用できるトライアル期間があります。問い合わせ内容に合わせて最適なプランを提案してもらえるため、自社が求めるサービス内容と使用人数をRe:lation側に伝えてサポートスタッフと一緒に検討する方法もあります。

yaritori

yaritoriの利用料金を解説します。初期費用や最低契約期間の縛りはありません。用意されているプランは4つです。

ライトスタンダードビジネスエンタープライズ
料金1,980円3,980円6,980円9,980円
共有アドレス数1個まで5個まで10個まで無制限
ユーザー数3名まで10名まで無制限無制限

上記の金額は、1ユーザーごとの料金です。プランによって、設定できる共有アドレスの数に違いがあります。初めて利用する方には、14日間無料トライアル期間があり、お試しが可能です。プランによって利用できる機能やユーザー数が異なるため、社内のニーズと使用したいユーザー数に合わせてプランを選びましょう。

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サポート体制などの特徴の有無

サポート体制の違い

Re:lationとyaritoriは、それぞれサポート体制も充実しています。どのようなサポートが受けられるか、表で比較します。

Re:lationyaritori
チャット
メール
電話×
営業時間平日10時~17時10時~18時(休日対応可)
ユーザー全てのユーザーに対応全てのユーザーに対応
トレーニングスタンダードプラン以上のユーザーを対象に無料オンライントレーニングを実施すべてのお客さまを対象にサポート

2つのサービスを比べると、ほとんど同じ内容のサポートを受けられることが分かりました。異なる点は、電話でのサポート有無と、トレーニングの有無です。どちらのツールも、よくある質問や問い合わせ内容はHPに掲載されているため、小さな疑問や質問はすぐに解決できます。Re:lationは、使用方法のトレーニングサポートがあるシステムです。ツールをより使いこなすために、充実したサポートが受けられます。

それ以外の特徴の有無

また、yaritoriとRe;lationにはそれ以外の特徴の違いもあります。例えばRe;lationにはフリープランがありますがyaritoriにはありません。またyaritoriは無料トライアル期間が14日間のに対し、Re;lationは無料トライアル期間が20日間あります。しかしながらyaritoriのほうが月額費用が安めであり、かつ共有アドレスとユーザー数をプランによってRe;lationよりも沢山登録することができます。

まとめ|用途や課題に合わせて導入する

Re:lationもyaritoriも、問い合わせ対応業務を効率化させるための機能が豊富に搭載されています。問い合わせ管理システムを選ぶ際は、「自社にスムーズに導入できるかどうか」が重要な基準です。

高機能な問い合わせ管理システムを導入しても、従業員が使い方を習得するまでに時間がかかったり、業務フローを大幅に変更する必要が生じてしまったりしては、業務効率が悪化してしまう可能性もあります。

yaritoriは、使いやすさが評判の問い合わせ管理システムです。シンプルなデザインによる直感で理解できる操作性を備えており、導入に際して複雑な設定や操作方法の研修はほとんど必要なく、スムーズに導入できます。サービスの特徴や主要な機能などをまとめた資料を無料でお送りさせていただきますので、少しでも気になる方はお気軽に資料をご請求ください。


問い合わせ管理システムについて詳しく知りたい方は下記記事をご参考ください。
【最新版】問い合わせ管理システム12選を比較!選び方や導入メリットも解説



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記事の執筆者:メール共有システム「yaritori」メディア編集部
営業・CSなど対外的なメール対応が多い方向けにメール対応を効率化するポイントなどの情報を発信します。複数人でのメール対応や、社内メンバーとのコミュニケーションのお悩み解決をします。

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