営業・CS特化のメールサービス「yaritori」が顧客管理(SFA・CRM)領域に本格参入
この度、「yaritori」は顧客対応だけでなく、顧客管理(SFA・CRM)※1 も含めた顧客対応プラットフォームに進化します。
【新機能リリースの背景】
これまで、営業・CS担当の顧客対応の効率化を軸に多くのお客様に価値提供していくなかで、顧客対応だけでなく、顧客情報を同時に管理したいというご要望を多く頂いておりました。具体的には、すでにご利用頂いているCRMツールと「yaritori」のシステム間の行き来が頻発し、CRMツールでの顧客情報の記録におけるヒューマンエラーが課題が散見されておりました。
このような課題がある中で、「yaritori」は、既存CRMツールとのシームレスな連携を進めていくこととしました。
【新機能詳細】
顧客管理機能の第一弾として、SFA・CRMとして圧倒的なシェアをもつ「Sales Cloud」とのAPI連携を実装し、「yaritori」の顧客対応画面にてSalesforce内の必要な顧客情報を参照し、データの更新を行える機能をリリースします。
これにより、これまで顧客対応担当が行っていたCRMシステムでの顧客情報確認・入力作業を営業担当が「yaritori」上で行うことが可能になり、2つのシステムの行き来が不要になります。
【今後の展開】
CRMツールが利用されている企業が便利になっていく一方で、国内でのCRMの普及率は36%※2ほどで、特に中小企業においてはEXCELなどでの顧客管理をするなど、IT化が進んでいないのが現状です。
そこで、ビジネスで最も使われているコミュニケーションツールであるメールを起点に、中小企業の顧客管理をDXしていくことも「yaritori」の提供すべき価値であると考え、自社でSFA・CRM機能を実装し、新たなCRMサービスを導入することなく、1つのツールで顧客対応・顧客管理業務が完結することを目指します。
また、当社は最新AI「GPT-4」を活用し、メール生成の自動化を目指す「yaritori AI(α)」※3 のリリースをはじめ、最先端のAI技術の活用に注力しています。今後は、コミュニケーション履歴を要約し、自動転記できるようにしたり、顧客情報に基づいた管理フラグの自動付与ができるようにしていくなど、顧客対応プラットフォームサービスとして機能開発に投資して参ります。
※1
SFA・・・Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)
CRM・・・Customer Relationship Management(カスタマー リレーションシップマネジメント)
※2
引用元:日本の営業に関する意識・実態調査2023の結果をHubSpotが発表
※3
「yaritori AI (α) 」は、OpenAI社が提供する最新の自然言語生成モデル「GPTー4」を活用した日本初のメール自動生成機能です。
引用元:OpenAI社の自然言語生成モデルGPT-4を活用した【日本初】のメール自動生成機能「yaritori AI(α)」を5月25日(木)正式リリース