ビジネスメール調査2025

メール共有・問い合わせ管理システム『yaritori(ヤリトリ)』を提供するOnebox株式会社(本社: 東京都港区、代表:奥村 恒太、以下「当社」)は、【ビジネスメール調査2025】を実施しましたので、その結果をご報告いたします。

「ビジネスメール調査」の実施背景

当社は、メール対応の効率化からはじめるDXツール『yaritori(ヤリトリ)』を提供しています。ビジネスで最も日常的に使用されているWebメールから、メール共有・問い合わせ管理、顧客管理、一斉配信などができるサービスです。

メールを中心としたビジネスコミュニケーションの効率化に取り組むなかで、働く環境やコミュニケーションの方法が急速に変化していることを感じています。リモートワークの普及によって新たなコミュニケーションツールの登場や、「つながらない権利」などの概念が広まり、メールが果たす役割やその重要性も変化しています。

このような状況を踏まえ、働く人々がビジネスメールに対してどのような意識を持っているのか。その実態を明らかにするために「ビジネスメール調査2025」を実施いたしました。

ビジネスメール調査」を参照いただく方へのご案内

調査結果の全コンテンツ(記事、文章、画像、写真、イラスト、図表など)はOnebox株式会社の著作物となります。著作権者の承諾を得ずに、無断で複写、複製、翻案、配付などの方法で利用することはできません。

利用にあたっては、「ビジネスメール調査2025」 yaritori(ヤリトリ)調べ と出展の明記をし、本ページへのリンクを設置してください。

「ビジネスメール調査」の実施概要

・調査方法:インターネット調査
・調査対象:20~59歳の会社員(20代76名、30代76名、40代76名、50代72名)
・回答者数:300名
・調査期間:2024年10月7日(月)〜10月8日(火)

Q1.仕事上でよく利用しているコミュニケーション手段を教えてください。(複数回答)

・ビジネスコミュニケーション手段の第1位はメール(67.3%)
・トップ3は「メール」「電話」「対面」
・現在でも調査対象の13.7%はFAXを活用
・リモートワークで普及の進んだビジネスチャットも利用率は24.7%を占める状況

仕事のコミュニケーションで最も用いられるのは「メール」が67.3%と非常に高く、次点で「電話」が63.3%、「対面」が60.7%となっています。

現在でも、多くのコミュニケーションは「メール」「電話」を中心に利用されている状況で、リモートワークで導入が進んだ「ビジネスチャット」は24.7%程となっています。

Q2.仕事で利用しているメールソフトは何ですか?(複数回答)

・仕事で利用しているメールソフトの第1位はOutlook(57.4%)
・「Outlook」「Gmail」の2つのサービスでがかなりの割合を占める状況
・Yahoo!メールなども15.8%と非常に利用率が高い傾向にある

仕事で利用しているメールソフトは「Outlook(Microsoft 365含む)」が57.4%と最も高く、以下は「Gmail(Google Workspace含む)」が39.6%、「Yahoo!メール」が15.8%、「iPhone / iPadのメールソフト」が11.9%、「サイボウズ Office(Garoon、メールワイズを含む)」が10.0%、「Thunderbird」が5.94%、となっております。

「Outlook(Microsoft 365含む)」と「Gmail(Google Workspace含む)」の利用が顕著であり、2つのサービスでがかなりの割合を占める状況が確認できます。

Q3.メール1通を読むのにかかる平均時間を教えてください

・平均時間として1~2分未満の割合が1番多い(33.17%)
・「1~2分未満」「2~3分未満」「1分未満」の割合が上位を占める
・10分を超える割合は少ない傾向が見られる

Q4.メール1通あたりの作成・返信にかかる平均時間を教えてください。

・平均時間として3~5分未満の割合が1番多い(26.7%)
・「2~3分未満」「3~5分未満」「5~10分未満」の割合が拮抗している状況
・メールの返信に「1分未満」や「10分を超える」割合は相対的に少ない傾向が見られる

Q5.作成・返信に時間がかかる理由を教えてください。(複数回答)

・「文章推敲の時間が必要」という理由が1番多い(65.7%)
・トップ3は、「内容面の確認」を理由としている傾向が見られる
・「忙しくて時間がない」という理由も22.9%を占める

メールの返信にかかる平均時間として最も多いのが「3-5分未満」で26.7%、次点で「5-10分未満」で25.3%、「2-3分未満」で21.3%となっております。返信に時間がかかる理由の多くは、文章の確認や考えることに時間がかかっている傾向が見られます。

メールの返信漏れも4.3%存在しており、個人のメール管理に依存する問題も発生している状況が確認できました。

Q6.返信しないメールがある場合、その理由を教えてください。(複数回答)

・「メルマガや営業メールなど返信が求められる内容ではないため」という理由が1番多い(61.9%)
・トップ3は、「メールの重要度の低さ」を理由としている傾向がある
・返信文の作成やツールの不足も理由として挙げられている

Q7.「メールの返信が遅い」と感じるのはどれくらいですか?(複数回答)

・「メールの返信が遅い」と感じるのは3時間以内が1番多い(19.8%)
・トップ3は「3時間以内」「24時間以内」「48時間以内」
・1時間以内の返信を望む方も一定の割合存在する状況

メールの返信が遅いと感じる割合として「3時間以内」と回答しているユーザーが最も多い状況です。1時間以内・30分以内との回答も一定数存在しており、返信のスピード感を求める方は非常に多いという傾向が見られます。

多くのビジネスマンが決まった時間や作業の合間にメールを確認している状況が見て取れるため、一定の時間を超えて、返信が来ていない場合には遅いと感じる方も多いのでしょう。

Q8.メールをよくチェックする時間帯・タイミングを教えてください。(複数回答)

・出勤直後にメールをチェックする割合が1番多い(51.0%)
・トップ3は「出勤直後」「午後」「メール受信後すぐ」
・「メール受信後すぐ」や「退勤後」も確認している方は多い状況

メール確認のタイミングは「出勤直後」「午後」の割合が高い傾向が見られます。メール配信する際には、開封されやすい時間として利用できるでしょう。

「退勤後」「メール受信後すぐ」と回答する方も多く見られるため、勤務時間以外でもメールの確認をしている傾向が見られます。

Q9.ビジネスチャットの「メリット」を教えてください。(複数回答)

・「スピーディーなやり取りができる」がメリットして1番挙げられている(75.7%)
・トップ3は、「やり取りのしやすさ」を理由としている傾向
・見落としにくい(通知に気づきやすい)点も28.4%を占めている

Q10.ビジネスチャットの「デメリット」を教えてください。(複数回答)

・「大量にメッセージが飛んでくると見逃しやすい」ことが1番多い(37.8%)
・上位2つは、「通知の多さ」を理由としている傾向
・「短文であるため細かいニュアンスが伝わりにくい」という点も23.0%を占める

ビジネスチャットのメリットは「やり取りのしやすさ」を挙げる方の多い(75.7%)反面、デメリットにはメッセージの埋もれや通知の多さに困っている方が多くみられる状況です。

メッセージの即時性を生かしながら、社内である程度利用する際のマニュアルを用意することでデメリットも解消できるでしょう。

ビジネスメール調査2025 まとめ

ビジネスメール調査2025のまとめは以下の通りです。

  • ビジネスコミュニケーションの主役はまだまだ「メール」!
  • メール1通あたりの読了時間は1〜2分未満、作成・返信の所要時間は3〜5分未満
  • 「3時間以内にメールの返信が欲しい人」は4割以上
  • メールチェックは「出勤直後」が最多!約2割は勤務時間外も対応している!?
  • テキストコミュニケーションツールの併用で業務量が増加

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情報共有の迅速化や、問い合わせ対応の効率化を実現します。
Eメールを中心とした社内外の「やりとり」そのものを、
もっとよい体験にすることを目指しています。

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