話題沸騰「究極のブロッコリーと鶏胸肉」の問い合わせ対応から一斉配信までワンストップで活用
株式会社DORAYAKI
・「究極のブロッコリーと鶏胸肉」などの問い合わせが急増し、業務効率化が急務だった
・複数ブランドの問い合わせを一元管理する仕組みが必要だった
・リモートワーク下でも協力して問い合わせ対応する必要があった
・複数ブランドの問い合わせを一元管理し、メールの一斉配信を含む、業務の効率化ができる、yaritoriを導入
・お問い合わせ対応のスピードと質が向上
・月次で配信する会員向け通知もスムーズに
・リモートワーク下でもチーム間の情報共有が円滑に
今回は、人気YouTuberヒカルさん絶賛の「究極のブロッコリーと鶏胸肉」などを展開する株式会社DORAYAKI 代表取締役 塚本洸介氏にお話を伺いました。
課題を解決する食事を作り続ける|究極のブロッコリーと鶏胸肉などを提供
ーー貴社の事業内容について改めて教えて下さい。
株式会社DORAYAKIは、「課題を解決する食事を作り続ける」を企業理念に、少し未来の飲食の形を作り続けています。
2019年に渋谷のバーを間借りし、糖質制限の課題を解決する『究極のブロッコリーと鶏胸肉』を提供することから事業を開始し、フランチャイズ型の加盟モデルで全国100店舗以上でサービス展開をしてきました。
2022年には人気YouTuberヒカルさんが率いる株式会社ReZARDとも資本業務提携し、現在は『冗談抜きで旨い馬刺し』などの新しい事業の展開も始めています。
Amazon・Yahoo!ショッピングなどのECモールでの販売の開始や、商品ラインナップの拡充も図っており、積極的に事業展開を加速しています。
シンプルで直感的な操作感でチームの連携力を向上
ーー「yaritori」導入の経緯はなんだったのでしょうか?
『冗談抜きで旨い馬刺し』を2ブランド目として立ち上げたことで、オンラインストアを通じた注文が増加していました。
特に、YouTubeでのプロモーションやキャンペーンを行う際には、問い合わせ数が急増することも少なくありません。
顧客対応はしばらく私1人で行っていましたが、体制強化のためメンバーを増やしました。それにより、各メンバーの顧客対応の進捗確認や、ブランドや業務ごとにテンプレートを分けて活用したいと思うようになりました。
そのような活用を考えると、それまで使っていた既存のメーラーでは十分に対応できなくなっていたことから、お問い合わせ管理ツールの導入を検討することにしました。
ーー「yaritori」導入の決め手はなんだったのでしょうか?
過去の仕事で海外の問い合わせ管理システムを使ったことがあったのですが、高機能な一方で、操作感が複雑で使いづらいというイメージがありました。
国内のシステムもいくつか検討しましたが、UIが複雑で使いにくいと感じるものが多く、シンプルで使いやすいツールを求めていた私たちのニーズには合いませんでした。
その中で、「yaritori」はシンプルでわかりやすいUIでありながらも、機能が充実していたのが決め手になりました。
テンプレート機能やチャット機能、slackとの連携機能が充実しており、メンバー間のコミュニケーションがスムーズに行える点に魅力を感じました。
メール管理だけでなく、メールの一斉送信もワンストップで
ーー実際に「yaritori」をどのように活用しているのか教えてください
現在、3名で「yaritori」を利用し、1日あたり10〜20件の問い合わせに対応しています。
日常的な業務としてはEC事業における問い合わせ対応を行っていますが、その約7割ほどは、配達日時の変更やオンラインストアのIDやパスワードの確認など、定型的な内容が中心です。これらの問い合わせにはテンプレートを活用し、対応の迅速化と標準化を図っています。
一方で、期間限定のキャンペーンなど柔軟な対応が求められる場面も増えました。その際は、問い合わせメールごとに社内向けのチャット機能を活用して、情報共有や進捗の可視化を行っています。
さらに、メールの一斉配信機能も活用しています。オンライストアにてサブスクリプション契約をしていただいているお客様向けに、メンバーシップ限定の情報を月に1回ほどのペースで配信しています。
これまでは海外のECプラットフォームを使用してご案内していましたが、「yaritori」を導入したことで、同じ管理画面から簡単に情報提供ができるようになりました。
ーー「yaritori」導入によりどんな効果があったのか教えてください。
「yaritori」の導入により、顧客対応のスピードと質が大きく向上しました。
特に、『冗談抜きで旨い馬刺し』は鮮度が命の商品であるため、配送ごとにお客様や取引先とのやり取りをこまめに行っています。その結果、メール対応が増加していましたが、「yaritori」のテンプレート機能を活用することで、対応の標準化と効率化を実現できています。
また、リモートワーク環境ということもあり、お問い合わせ対応に関するミーティングを毎朝実施することを検討していたのですが、自然とそのような話もなくなりました。代表者の私も含めた全員がリアルタイムで進捗を把握できるようになっています。
スマホアプリやAI活用を中心に今後のアップデートに期待
ーー最後に、今後の展望を教えてください。
株式会社DORAYAKIは、「課題を解決する食事を作り続ける」という理念のもと、今後は、既存の商品ラインナップに加え、より多くのニーズに応える新商品の開発や、サブスクリプション型のサービスを強化し、定期的にお客様へ新鮮な食材や栄養価の高い食品をお届けする仕組みを整えていきます。
ーー今後の「yaritori」に期待するポイント
スタートアップならではの柔軟な企画力とスピード感で、より利便性が上がる機能開発に期待しています。特に、問い合わせ内容の自動化や、文脈に応じた適切な回答提案機能など、AIを活用した機能が充実するともっと良いサービスになると感じています。