メールの大量送信におすすめメール配信システム10選｜メーラーで大量送信する方法も解説　

取引先への連絡やメルマガの配信でメールを一斉に・大量に送信する企業も多いでしょう。

ただし、注意点を理解しておかなければ思ったような成果につながらない可能性もあります。そこでおすすめなのがメール配信システムです。

本記事では自社にぴったりのメール配信システムを選ぶ方法やおすすめのメール配信システムを紹介します。初めて導入する企業におすすめの、無料でお試しできるメール配信システムもありますので、ぜひ最後までご覧ください。

メールの大量送信とは

メールの大量送信は、メルマガの配信や取引先への案内などのために行われます。

一回の送信で多くの受信者にメールを届けるもので、手動で宛先を入力したりシステムを使って自動で送信したりする方法があります。

同じようなシーンで「メーリングリスト」も活用されますが、こちらは特定のグループに対して定期的に情報を配信するシステムです。

いつも同じメンバーにメールを送るには最適で、部署内での連絡事項の共有や、決まった取引先への連絡などにメーリングリストを活用します。

メールを大量送信するシーン

メールを大量送信するのはどのような時なのか、ビジネスで考えられる3つのシーンを紹介します。

・社内連絡手段
・メールマガジン
・既存顧客への販売促進

社内連絡手段

社内で連絡を取る際にメールを大量送信することがあります。全社員に向けたお知らせ事項や、案内を一度に伝えるために利用されるケースが多いです。迅速に情報を届けられ、連絡が漏れるリスクを避けられることから、とても効率的な手段といえるでしょう。

ただし、受信者の数が多い場合は、情報が多くなりすぎないように注意が必要です。あらゆる情報を詰め込んでしまうと、必要な情報が埋もれてしまい、メールの効果が薄れてしまいます。

社内の連絡手段としてメールを大量送信する際は、必要な情報を簡潔に伝えるように工夫しましょう。

メールマガジン

メールマガジンを配信する際にも、送るメールは大量になるでしょう。メルマガによって顧客や取引先へ最新の情報を迅速に提供でき、今後の関係強化や売り上げの向上が期待できます。

ただし、大量送信時のルールを理解しておかなければ、迷惑メールとして扱われてしまうリスクがあります。メールの本文は受信者に関連性の高い内容に絞り、頻繁に送りすぎないように気をつけましょう。

既存顧客への販売促進

メールを大量送信する例として、既存顧客への販売促進も挙げられます。新商品の発売予告やお得なクーポンなどを多くの顧客に一斉に届けられるため、マーケティングに欠かせません。

最大限の効果を生み出すために、メールの内容は魅力的なものに仕上げ、適切な頻度で送信しましょう。

メールを大量送信する方法をメーラーごとに解説

メールを大量送信する方法は、どのメーラーでもほぼ同じ手順です。

Gmail・Outlook・Thunderbirdでの手順を例に紹介します。

【メールを一斉送信する手順】
1.メーラーでメール作成画面を開く
2.宛先欄の「TO」「CC」「BCC」のいずれかに送信したい相手のメールアドレスを入力する
3.件名と本文を作成する
4.内容を確認して送信する

メールの内容に応じて、以下の宛先を使い分けて送信しましょう。

	送信先	アドレスの状態
TO	主な送信先に用いる	受信者全員に公開される
BCC	内密にメールを共有したい場合に用いる	他の受信者には公開されない
CC	メールを共有したい場合に用いる	受信者全員に公開される

メールを大量送信する際の注意点

メールを大量に送信する際に気をつけたい注意点は以下の5つです。

・法律やガイドラインの順守
・送信制限
・迷惑メールと誤認されるリスク
・正確なデータのインポート
・エラーのかかるメールアドレスの除外

法律やガイドラインの順守

メールを大量に送信するなら、法律やガイドラインを理解しておく必要があります。

特定電子メール法には、「受信者の同意なしにメールを送信してはならない」「配信停止の手続きを明記しなければならない」のように、送信者向けに定められた決まりがあります。

「知らなかった」では済まないため、メール送信者は必ず関連する法律やメーラーのガイドラインを確認しましょう。

とはいえ、法律やガイドラインを確実に理解するには非常に時間がかかります。手っ取り早く対応したい場合は、法令やガイドラインを遵守しているメール配信サービスの利用がおすすめです。

送信制限がある

メールを大量送信する際には、送信制限にも注意しなくてはなりません。例えば無料メーラーのOutlook・Gmailは、一回の送信上限が500通までと決まっています。制限以上のメールは送信できないだけでなく、アカウントが一時的に停止される可能性があります。

制限を超えるメールを大量に送りたい場合は、二重送信や送信漏れなどに気をつけながら複数回に分割して送信するか、メール配信サービスを利用しましょう。

迷惑メールと誤認されるリスク

特定のIPアドレスからメールを大量に送信すると、迷惑メールと誤認されるリスクが高まります。

【迷惑メールに誤認されない対策】
・メールの内容は受信者にとって有用なものにする
・受信者にとって関連性が低い情報は含めない
・メールを頻繁に送りすぎない
・本文内に送信者情報と配信停止手続きを記載する

以上のように、迷惑メールと誤認されるのを回避するための対策はいくつかありますが、それでも完全ではありません。

メールを大量に送信する際は、安全に・確実に送るために迷惑メール対策が施されたメール配信システムを利用するのがおすすめです。

正確なデータのインポート

送付先データのインポートの際は注意して、正確に行いましょう。万が一ミスしてしまうと、所属会社と個人名がずれるなどして情報漏洩になりかねません。

同時に何千件ものメールを送付することもある企業では、一つのミスで大きく信頼を損ねかねないため、十分に気をつけましょう。

エラーのかかるメールアドレスの除外

大量に送信したメールの中に、エラーメールや不達メールが多い場合、迷惑メールに分類されやすくなる・分析の際に正確なデータが見れなくなるなどのリスクがあります。

正しいメールアドレスかどうかをチェックして、フレッシュなリストに送付することが重要です。

メールを大量送信するならメール配信システムがおすすめ

大量のメール送信にはリスクが伴いますが、メール配信システムを使用することで解消できます。例えば、スパムフィルターに引っかかるのを回避できたり、送信制限なしで送信できたりします。

受信者に効率的に・確実に情報を届けたいなら、メール配信システムの導入を検討しましょう。

メール配信システムの選び方

メール配信システムを選ぶ際は、以下の3つの基準を参考にしてください。

・価格
・使いやすさ
・自社の悩みが解決できる機能を搭載しているか

価格

メール配信システムを選ぶ際、価格は重要な要素です。システムによって料金体系が異なるため、コストパフォーマンスをしっかり比較することが大切です。

基本的には送信数に応じて従量課金されることが多く、使用月によって価格が変動します。初期費用が安いとしても必要な機能がオプションで提供されているシステムも多く、追加するためには費用がかかるケースもあります。想定送信数や必要な機能に応じてコスパがいいシステムを選びましょう。

「yaritori メール配信」であれば、送信数に関わらず無料で使用できます。無料で無制限で送信できるシステムは他にありません。独自のAIにより、簡単にメール文を作成できる機能も備えており、無料とは思えないクオリティを誇っているおすすめのシステムです。

使いやすさ

メール配信システムを選ぶ際の重要なポイントの一つが使いやすさです。直感的に操作できるインターフェースや、簡単にメールテンプレートを作成・編集できる機能は、効率的な配信作業に不可欠です。

・配信リストを作成する際に、毎度CSVで登録しなければならない
・既存のメーラーとメール配信システムを何度も行き来しなければならない

以上のように、操作が複雑なシステムでは業務の効率化には貢献できません。実際にデモ版や無料トライアルを試し、自社の業務フローに合った使いやすいシステムを選びましょう。

自社の悩みが解決できる機能を搭載しているか

メール配信システムを選ぶ際には、自社の課題やニーズに対応できる機能が搭載されているかを確認することが重要です。HTMLメール作成機能・予約配信機能・開封率の分析機能など、自社のニーズに合った機能があるか確認しましょう。

また、トリガーメール・ステップメールを送付したいかによっても選ぶべきシステムは変わります。各システムの料金プラン次第では、対応していないこともあります。

無料トライアルを活用し、自社のニーズに最適な機能を備えたシステムを見極めてください。

メール配信システムおすすめ10選

料金や使い勝手の良さなどを考慮し、特におすすめのメール配信システムを10個厳選しました。特徴やメリットなどを具体的に紹介します。

yaritori

yaritori メール配信は、200社以上が使用するビジネスメールソフトです。最大の特徴は全ての機能を無料で利用できることで、メール配信システムがどういうものなのか知りたい方にもおすすめです。

【yaritori メール配信を利用するメリット】
・全ての機能が無料で使える
・送信数が無制限
・独自のAI搭載で簡単に送信文を生成できる

【最低料金のプラン】
月額：無料
初期費用：無料
月間配信数：無制限
最低契約期間：なし

初めてメール配信システムを利用する方や、普段Excelでメールアドレスを管理し、コピペして宛先を入力している人におすすめです。

WEBCAS e-mail

（画像引用：WEBCAS e-mail）

WEBCAS e-mailは、精度が高く効果的なマーケティング活動をサポートするメール配信ツールです。

【WEBCAS e-mailを利用するメリット】
・操作画面がわかりやすい
・大規模なキャンペーンやプロモーションにも対応
・リアルタイムで配信結果を分析できる

【最低料金のプラン】
月額：10,000円〜
初期費用：30,000円〜
月間配信数：プランによる

月間の配信通数による課金体系と定額プランがあるので、状況に合わせて選択できます。ECサイト運営者・BtoC企業・デジタルマーケティング担当者など、精密なメールマーケティングを行いたい企業に最適です。

Cuenote FC

（画像引用：Cuenote FC）

Cuenote FCは、大量メール配信に特化したシステムで、数百万通規模のメールを短時間で安定して配信できる点が特徴です。

【Cuenote FCを利用するメリット】
・送信数が無制限
・HTML知識不要でデザイン性の高いメールを作成できる
・メールの効果測定ができる

【最低料金のプラン】
月額：5,000円
初期費用：50,000円
月間配信数：無制限

Cuenote FCは、大規模なメール配信を行うECサイトや、BtoB/BtoC企業など、頻繁にキャンペーンを実施しており安定した大量配信が必要な企業に特におすすめです。

配配メール

（画像引用：配配メール）

配配メールは、ラクスが提供する中小企業向けのメールマーケティングツールで、簡単に大量のメール配信を行える点が特徴です。

【配配メールを利用するメリット】
・送信数が無制限
・メールの効果測定ができる
・ドラッグ＆ドロップ機能を利用しながら簡単にコンテンツを作成できる

【最低料金のプラン】
月額：10,000円
初期費用：10,000円
月間配信数：無制限
最低契約期間：3ヶ月

配配メールは、最低料金プランでも無制限でメールを送信できるため、マーケティングリソースが限られている企業に最適です。ただ、最低料金プランではできることに制限があるため、長期的に使用する場合は有料オプションの契約も視野に入れておきましょう。

アララ メッセージ

（画像引用：アララ メッセージ）

アララ メッセージは、毎時100万通の処理速度を誇り、多くの大手企業にも利用されているシステムです。API連携により、既存システムと統合しやすく、企業のニーズに応じた柔軟な運用が可能です。

【アララ メッセージを利用するメリット】
・150種類以上のテンプレートを利用できる
・迷惑メール対策が施されている
・メールの効果測定ができる

【最低料金のプラン】
月額：9,500円
月間配信数：50,000件
最低契約期間：1ヶ月

アララ メッセージは、メルマガでの成果を向上させたい企業や、メールの業務時間短縮を目指したい企業にもおすすめです。

blastmail

（画像引用：blastmail）

blastmailは、シンプルな操作で大量のメールを一斉配信できるクラウド型メール配信システムです。大手企業や公的機関も利用するシステムで、安心して利用できます。

【blastmailを利用するメリット】
・送信数が無制限
・簡易的なメールの効果測定ができる
・HTML知識不要でデザイン性の高いメールを作成できる

【最低料金のプラン】
月額：10,000円〜
初期費用：4,000円〜
月間配信数：無制限

低価格でマーケティング活動を効率的に進めたい企業や、初心者でも使いやすいメール配信システムを探している方におすすめです。

SPIRAL

（画像引用：SPIRAL）

SPIRALは、マーケティングオートメーションに特化したメール配信システムで、企業のプロモーション活動を効率的にサポートします。

【SPIRALを利用するメリット】
・HTML知識不要でデザイン性の高いメールを作成できる
・メールの効果測定ができる
・顧客データを基にパーソナライズされたメールを自動で配信できる

【最低料金のプラン】
月額：50,000円〜
初期費用：100,000円〜
月間配信数：無制限（ただし送信先登録件数には制限あり）

本格的にマーケティング活動を自動化したい企業や、メールキャンペーンを効率的に管理したい方向けのサービスです。

will-mail

（画像引用：will-mail）

will-mailは、企業向けのメール配信システムで、大量のメールを効率的に送信できるツールです。直感的な操作でメールの作成や配信が可能です。

【will-mailを利用するメリット】
・ドラッグ＆ドロップ機能を利用しながら簡単にコンテンツを作成できる
・メールの効果測定ができる
・メール配信数に応じて毎月料金体系を変更できる

【最低料金のプラン】
初期費用：無料
月額：4,000円
月間配信数：10,000件〜
最低契約期間：1ヶ月

メールの開封率やクリック率を詳細に分析し、マーケティング施策の改善に役立てられます。メールマーケティングを効率化したい企業や、シンプルで使いやすいメール配信システムを探している方におすすめです。

オレンジメール

（画像引用：オレンジメール）

オレンジメールは企業のメールマーケティングやキャンペーン管理に最適な、人気のメール配信システムです。

【オレンジメールを利用するメリット】
・導入後10分程度ですぐに利用できる
・メールの効果測定ができる
・カスタマーサポートが充実している

【最低料金のプラン】
初期費用：12,800円
月額：2,980円〜の定額制
月間配信数：無制限（ただし送信先登録件数には制限あり）

主に、大量のメールを効率的に配信し、効果的なマーケティング施策を実現するための機能を提供しています。ただし、プランによって送信数や読者登録数に上限があるため気をつけましょう。

オレンジメールは、メールマーケティングを始めたばかりの企業や、簡単に使えるメール配信ツールを探している人におすすめです。

める配くん

（画像引用：める配くん）

める配くんは、シンプルで使いやすいメール配信ツールで、公的機関や大手企業にも利用されています。

【める配くんを利用するメリット】
・テンプレートが豊富で、ドラッグ＆ドロップ機能を利用しながら簡単にコンテンツを作成できる
・コードが書けなくてもHTMLメールが作れる
・メールの効果測定ができる

【最低料金のライトプラン】
初期費用：8,000円
月額：1,980円
月間配信数：30,000件
最低契約期間：1年

メールの開封率やURLのクリック数を分析できるので、メールマーケティングに力を入れたい方におすすめです。

メール配信システムの注意点

メール配信システム導入時に気をつけたい注意点を2つ紹介します。

オーバースペック

メール配信システム選びで注意すべき点の一つがオーバースペックです。必要以上に機能が豊富なシステムを選ぶと、初期投資が高額になる傾向があります。

また、細かすぎる分析ツールや多くの自動化機能が含まれている場合、自社の利用状況や規模に合わず、システムの利用が定着しなかったり教育に時間がかかったりする可能性があります。

メール配信において、メールの到達率に重きをおきたいのか、到達後の運用を効率化したいのかを明確にし、必要な機能を絞り込んでからメール配信システムを選びましょう。

料金が高い

メール配信システムを導入するには、初期費用や月額費用を含めると数万円以上かかってしまうケースが多いです。さらに、搭載している機能によってはそれ以上になることや、最低契約期間が設定されており、早期に解約できないケースもあります。

中にはオプション加入前提のサービスを提供しているシステムもあるため、注意が必要です。

長期的に見ると経済的負担が大きくなってしまうため、自社のニーズにあった機能を持ち、適正な価格で提供されているシステムを選びましょう。

ひとまず手動の作業を減らしたい方や、メール配信システムがどういうものかを知りたいという方には、無料で利用できる「yaritori メール配信」がおすすめです。

メールを一斉送信するならyaritori

既存のメール配信システムには、送信制限が設けられていたり最低契約期間が定められていたりするものもあり、有料のシステムを導入しても思ったような成果を得られない可能性もあります。

一方で、yaritori メール配信であれば送信制限なく無料でメールを一斉送信できます。

【yaritori メール配信の特徴】
・全ての機能を無料で使える
・送信数に制限がない
・ドメイン認証や配信解除対応など、法律やガイドラインを遵守しているためブロック対象になりにくい
・シンプルな作りで送信に特化している
・独自のyaritori AIで文章を自動生成できる

無料で利用できるため、初めてメール配信システムを導入する方でも安心してお試しいただけます。

メールの大量送信を手動で作業している方や、メールアドレスをExcelで管理している方など、アナログの作業をもっと簡単にしたいなら、ぜひyaritori メール配信をお試しください。

まとめ

メールの大量送信を安全に・確実に実行するためには、注意点を理解し、リスクを解消するための工夫が必要です。

迷惑メール対策が実施されており、配信がスムーズなメール配信システムを導入すれば、多くのリスクは解消できます。

メール配信システムの選び方を参考に、自社に合うシステムを検討してみてください。

初めてメール配信システムを導入する場合は、無料で利用できるyaritori メール配信がおすすめです。無料にもかかわらず数量無制限でメールを大量送信できるシステムは他にありません。

さらに、AIによる文章自動作成や宛名自動入力など、メールの大量送信時に必要な作業が自動化できます。全ての機能を無料で利用できるため、ぜひお気軽にお試しください。