オレンジメールとは？特徴や使い方・料金などをご紹介

オレンジメールは、シンプルな操作でメールを作成・配信できるシステムです。

オレンジメールは株式会社オレンジスピリッツが提供しており、複雑な設定や専門知識がなくても使用できる操作性と高い到達率が特徴です。

月額2,980円〜と比較的安価で利用することができ、企業規模を問わず幅広い業界で利用されています。

この記事では、オレンジメールの機能や特徴、料金プランについて解説します。導入事例や口コミについても紹介するので、メールマーケティングに関心のある方は最後までご覧ください。

オレンジメールとは｜初心者でも使いやすいメール配信システム

オレンジメールとは、株式会社オレンジスピリッツが提供する、初心者でも使いやすいメール配信システムです。

シンプルな操作性で複雑な設定や専門知識がなくても、直感的な操作でメールを作成・配信できるのでメールマーケティング初心者におすすめです。

ドラッグ&ドロップで簡単にメールを作成できるエディタや、効果的なメール配信を支援する機能が充実しています。

また、顧客リストの管理やセグメント配信、効果測定といった基本機能も網羅しており、メールマーケティングに必要な要素も搭載しています。

オレンジメールの主な機能｜シンプルでわかりやすい機能

オレンジメールの主な機能は、「メールの配信先管理機能」「メール作成機能」「メール配信機能」「効果測定機能」に分類されます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

オレンジメールの機能①メールの配信先管理機能

オレンジメールには、読者リストを効率的に管理・活用するためのメール配信先管理機能があります。配信先メールアドレスをCSV形式でインポートしたり、手動で個別に追加したりできます。

読者の属性や行動履歴に基づいてリストをセグメント分けすれば、ターゲットを絞ったメール配信も可能です。例えば、特定の商品を購入した顧客にだけ、その商品に関連する情報を配信するといったことができます。不要なアドレスの削除や重複登録の防止機能も備わっているため、常に最新で正しいリストを維持できます。

オレンジメールの機能②メール作成機能

オレンジメールでは、初心者でも簡単に美しいメールが作成が可能です。メモ帳のような操作感覚で内容を編集できるため、特別な知識は必要ありません。

過去に配信したメールの再利用も容易にできるため、配信したメールに誤りがあった場合でも配信した読者にのみ訂正メールを送る場合でも難しい操作は不要です。

オレンジメールの機能③メール配信機能

オレンジメールのメール配信機能は、配信日時を指定する予約配信機能が搭載されているため、最適なタイミングでメールを送信できます。正式配信前にテスト配信もできるため、事前に内容を確認したい人にとって安心です。

読者の属性に合わせた条件配信や、同じメールを違う件名で送信して読者の反応をテストできるスプリット配信にも対応しており、効果の高い配信を行えます。

オレンジメールの機能④効果測定機能

オレンジメールでは、メールマーケティングの成果を詳細に分析し改善が可能な効果測定機能もついています。メールの開封率やクリック率といった指標を確認できるため、どのコンテンツが読者に響いているのか、どのリンクがクリックされているのかを把握できます。

効果測定の結果を基にPDCAサイクルを回すことで、よりよいメールマーケティングの実施に繋がります。

オレンジメールの特徴｜3つに絞ってご紹介

オレンジメールの主な特徴は以下の3つです。

• 到達率が高い
• 使いやすいユーザーインターフェース
• スプリットテスト機能で成果がわかりやすい

オレンジメールの特徴①メールの到達率が高い

オレンジメールの大きな特徴のひとつは高いメール到達率です。迷惑メールフィルタリングを回避するためのさまざまな技術的な対策が施されており、送信したメールが確実に顧客の受信箱に届くように設計されています。

また、仮にメールアドレスの入力誤りなどで相手に届かなかった場合でも、自動的に配信停止されるため安心です。

オレンジメールの特徴②使いやすいユーザーインターフェース

直感的で使いやすいユーザーインターフェースもオレンジメールの特徴です。1画面表示で情報が網羅されており、読者の姓名といった置換文字列も1クリックで挿入可能です。

複雑な操作や専門知識がなくても、誰でも簡単にメールを作成・配信できるでしょう。

メルマガに登録しているメールアドレスを管理する画面も使いやすく整理されています。メールアドレス一覧の確認やブラックリストの管理も容易に操作できます。

オレンジメールの特徴③スプリットテスト機能で成果がわかりやすい

オレンジメールにはスプリットテスト機能が搭載されています。スプリットテスト機能とは、件名や本文、デザインなど、異なるパターンのメールを複数作成し、それぞれを異なる顧客グループに配信してどちらがより高い成果を上げるかを比較する機能です。

どのメールがクリックされやすいのか、どんな内容のメールがCVRが高いのかわかり、より効果的なメール配信に繋がります。

オレンジメールの料金プラン

オレンジメールの料金プランには、ビジネス版とエンタープライズ版の2種類があります。

ビジネス版は登録可能読者件数に応じて4種類の料金プランが用意されています。月額料金とは別に初期費用12,800円（税別）が必要です。

一方で、エンタープライズ版は、月ごとの配信件数に応じて5種類の料金プランがあります。月額料金とは別に初期費用30,000円（税別）が必要です。

オレンジメールの導入方法｜かんたんでわかりやすい

オレンジメールの導入方法は簡単です。

公式サイトから希望プランを選んで「今すぐ申し込む」を押せば、登録画面が表示されます。届いた登録完了メールの指示に従いログインを行えば導入完了です。

ログインができたら、まずは読者情報を登録しましょう。オレンジメールでは、CSVファイルをアップロードして一括登録も可能です。もちろん1つ1つ個別登録もできます。

テンプレートといった機能を活用してメールを作成すれば、複雑な初期設定なしで手軽にメールを配信可能です。

オレンジメールの導入事例

実際に、企業がオレンジメールを導入して得られた効果について、2つの事例を紹介します。

オレンジメールの導入事例①コンサルティング企業の例

事業が大きくなるにつれて、メルマガの複数管理やリストの増加といった管理業務の負荷が問題となっていました。オレンジメールには直感的な操作で管理できる機能が豊富にあるため、課題解決のために採用しました。

無料で利用できるオレンジフォームとの連携は特に効果的で、フォームに入力された内容をもとに自動的にステップメールが配信される仕組みに救われています。

別のサービスを使用している同業者からは、メールの到達率に関する悩みを聞かされますが、オレンジメールではそのような問題は一度も起こっていないので助かっています。

オレンジメールの導入事例②Webマーケティング企業の例

GmailとYahoo!メールを相手にテストメールを送信し、いくつかのサービスを比較したのですが、オレンジメールだけが10通中10通全てで相手に無事届きました。

これまで迷惑メールBOXに入ってしまい、開封されなかったメールが無事に相手に届くようになり、クリック数の増加さらには売り上げ増加にもつながっています。

メールマーケティングは弊社にとっても生命線といえる部分です。メール到達率が高くなったことで、精神的衛生上にもよい仕組みだと喜んでいます。

オレンジメールの評判・口コミ

次に、オレンジメールの口コミを見ていきましょう。

オレンジメールの口コミ①：リース・レンタル業

オレンジメールはメルマガとフォームがセットで使える点に魅力を感じました。これまでのInstagramによる集客に加えて、メルマガによる新規顧客流入を期待してオレンジメールを採用しました。弊社ではフォームの利用がメインなので、メルマガはあくまでおまけ程度に考えているため、低価格で利用できるのがありがたいです。

ただし、マニュアルの説明画像が荒く、少し分かりづらいのが難点です。メルマガに画像を添付できない点や、フォームのカスタマイズ性が低い点には今後の改善を期待します。

オレンジメールの口コミ②：広告・販促業

金額が安く操作も簡単な点に魅力を感じ、メルマガ配信ツールとしてオレンジメールを利用しています。マニュアルがなくても直感的に操作できるので、メールの一斉配信もすぐにできました。読者の切り分けにも役立っており、クラウドファンディングのお礼メールにも活用しています。

画像の挿入やクーポン機能がないため、LINE公式アカウントへの移行も検討しています。ただ、月額費用はLINEよりも断然安いし、メールが必要な場面も多いので今後の改善を期待しています。

オレンジメールの注意点・デメリット

オレンジメールを導入する際には、以下の3点に注意しましょう。

• 細かいクリック解析ができない
• HTMLのメールは文字化けが起こりやすい
• サービス開始時期が古く更新がない

それぞれについて詳しく見ていきます。

細かいクリック解析ができない

オレンジメールは、基本的なクリック解析機能はあるものの、詳細に分析するには物足りない点があります。日別、時間別、曜日別、URL別、メール別にクリック率の測定ができるものの、誰がどの時間にクリックしたかという細かい分析はできません。

より仔細な分析を行いたい場合は、外部ツールとの連携を検討しなければなりません。詳細なデータに基づいた改善を求める場合は注意が必要です。

HTMLのメールは文字化けが起こりやすい

オレンジメールでHTMLメールを作成した際、文字化けが発生する場合があると報告されています。特殊文字や機種依存文字を使用した場合に、文字化けが起こる可能性が高まります。

文字化けを防ぐためには、HTMLメールを作成する際に、文字コードを適切に設定したり、特殊文字の使用を避けたりするといった対策が必要です。配信前にテストメールを送信して、文字化けが発生していないかを確認しましょう。

サービス開始時期が古く更新がない

オレンジメールは2008年のサービス開始から比較的時間が経過しているため、最新のメール配信システムと比較すると、やや古さを感じさせるかもしれません。機能のアップデート頻度も高くなく、新しい機能の追加や改善が多くありません。最新の機能やトレンドを重視する場合は、他のメール配信システムも検討しましょう。

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まとめ｜メール配信システムでメール配信の効果UPしよう

この記事では、メール配信システム「オレンジメール」の主な機能や特徴について解説しました。

料金プランや導入方法にも触れています。導入事例や口コミも参考に、自社への導入をご検討ください。

細かいクリック解析ができなかったり、HTMLのメールが文字化けしやすかったりなど、注意点もあるため、導入する際には無料プランでの確認を忘れないようにしましょう。

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