問い合わせ対応をフローチャートで効率化!作成の5ステップと現場で活用するポイント

問い合わせ対応の現場で、業務の効率化や品質の均一化の鍵となるのがフローチャートです。

問い合わせ対応は、企業の信頼性や顧客満足度を左右する重要な業務である一方で、手順が可視化されていない現場では「判断基準がバラバラ」「教育に時間がかかりすぎる」といった課題を耳にします。

こうした課題を解決するには、問い合わせ対応のプロセスをフローチャート化し、誰が対応しても迷わずスムーズに動ける仕組みが効果的です。

この記事では、問い合わせ対応にフローチャートを導入するメリットや作成の5ステップ、現場で活用し続けるためのポイントを解説します。問い合わせ対応を効率化するツールについても紹介するので、組織全体の対応力向上にぜひお役立てください。

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問い合わせ対応のフローチャートとは?

問い合わせ対応のフローチャートとは、顧客からの問い合わせを受信してから対応が完了するまでの業務プロセスを、図形や矢印を使って可視化した図解資料です。ここでは、その役割を2つの視点で紹介します。

言葉だけでは伝わりにくい流れを視覚化

フローチャートは、文字ばかりのマニュアルとは違い、パッと見ただけで全体の流れを直感的に理解できる点が特徴です。一つひとつの作業が図形としてつながっているため、今どの段階にいて、次に何をする必要があるのかが視認しやすくなっています。

複雑な手順も、図で見える化することで頭の中が整理され、経験が浅いスタッフの方でも「次はこの作業をすればいいんだな」と、自信を持って一歩を踏み出すことができるようになります。

迷ったときに次の一歩を教えてくれるガイド

フローチャートに欠かせないもう一つの役割は、状況に合わせた判断を助けてくれるガイドとしての機能です。

「この内容は自分で答えられるか?」「専門部署への確認が必要か?」といった分かれ道を、Yes/Noで進める図解にすることで、正しい判断へと導いてくれます。こうした判断基準が整理されていることで、対応のスピードが上がるだけでなく、担当者による案内ミスを防ぐことにもつながります。

チーム全員が同じ基準で行動するための、心強い味方となってくれるはずです。

問い合わせ対応をフローチャート化する3つのメリット

ここでは、問い合わせ対応の業務プロセスをフローチャート化して得られる3つのメリットについて解説します。

誰が担当しても同レベルのサービスを届けられる

フローチャートを作成する大きなメリットに、担当者ごとの判断基準のバラつきを解消し、業務を標準化できる点が挙げられます。

問い合わせ対応において、「このケースはすぐに返信すべきか」「誰に確認すべきか」といった判断が個人の経験則に委ねられていると、対応品質が安定しません。フローチャートによって「Aの場合はBへ進む」といった明確な分岐ルールを定めておけば、経験の浅いスタッフでもベテランと同じ判断基準で迷わず行動できます。

結果として属人化が防がれ、組織全体として均質なサービスレベルを維持できるようになります。

困ったときの報告がスムーズになり、大きなトラブルを防げる

フローチャートを活用すると、緊急時の報告やエスカレーション(引き継ぎ)がスムーズになり、トラブルの拡大を防げます。

クレームや技術的な不具合など、問い合わせ担当者だけでは解決できない案件が発生した際、「誰にどのタイミングで報告するか」が不明確だと、対応が後手に回りがちです。フローチャート上に「緊急度が高い場合は直ちに上長へ報告」といったルートが視覚的に示されていれば、担当者は適切な連携を取ることができます。

スムーズなエスカレーションが実現されるため、二次クレームの防止や顧客信頼度の維持につながります。

どこで時間がかかっているか一目でわかり、改善しやすくなる

業務プロセスが可視化されるため、業務フローの中にある無駄や停滞箇所(ボトルネック)を発見しやすくなります

頭の中だけで業務を行っていると、どこで時間がかかっているのか、どの手順が非効率なのかが見えにくくなりがちです。フローチャートとして図式化してみると、「承認フローが複雑すぎる」「この確認作業は不要ではないか」といった改善ポイントが浮き彫りになります。

現状の課題を客観的に把握し、より効率的な業務フローへと改善していくための材料としても、フローチャートは有効です。

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フローチャートを作成する5つのステップ

ここでは、ゼロからフローチャートを作成するための標準的な5つのステップを解説します。

対象範囲を明確にする

まずは、フローチャート化する業務の開始と終了を定義し、対象範囲を明確にしましょう。

問い合わせ対応と言っても、電話・メール・チャットといったチャネルの違いや、一次受付のみなのか、解決後のフォローまで含むのかによって工程は異なります。範囲を決めずに作成を始めると、図が複雑になりすぎて要点がぼやけてしまいます。

「メールでの問い合わせ受信から、一次回答を送信するまで」のように具体的な範囲を定めれば、焦点の定まった使いやすいフローチャートになります。

登場人物(部署・担当者)を洗い出す

次に、その業務プロセスに関わる登場人物(部署や役割)をすべて洗い出しましょう。

問い合わせ対応は、カスタマーサポート部門だけで完結するとは限りません。技術的な調査を行う開発部、返金処理を行う経理部、クレーム判断を行う上長など、複数の関係者が連携するケースもあります。

これらを事前にリストアップしておくと、フローチャートを作成する際に「誰がどのアクションを行うか」という役割分担を明確に表現できるようになります。

業務プロセスを時系列で書き出す

範囲と担当者が決まったら、具体的な業務プロセスを時系列で書き出しましょう。

この段階ではまだ図にする必要はありません。「メールを開封する」「内容を確認する」「テンプレートを選ぶ」といった作業を漏らさずリストアップしてください。この際、マニュアル作成時と同様に、社内で優秀な担当者の対応手順をベースにするのがおすすめです。

最良の事例を基準にプロセスを書き出せば、効率的で無駄のない標準フローが完成します。

判断の分岐点を設定する

各作業を並べたら、業務の分かれ道となる判断の分岐点を設定します。

ここがフローチャート作成の最も重要なステップです。「テンプレートで回答できるか?」「緊急度は高いか?」など、次のアクションが変わる条件を明確にします。

「状況に応じて判断する」といった曖昧な表現は避け、誰が見ても「Yes」か「No」で進むべき道を選べる具体的な基準を設けるのがポイントです。

図記号を使って清書する

最後に、整理した情報を図記号を使って清書し、ドキュメント化します。

「開始・終了は楕円」「処理は長方形」「判断はひし形」といった一般的なフローチャートの記号ルールに沿って作図します。ExcelやPowerPoint、作図ツールなどを活用し、関係者全員が見やすく、修正しやすい形式で作成しましょう。

また、矢印が交差しすぎて見づらくならないよう配置を工夫するなど、読み手の視点に立って視認性を高めることが、現場で活用されるためのコツです。

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シーン別の問い合わせ対応フローチャート例

ここでは、頻度の高い「メール・チャット対応」と、慎重な判断が求められる「クレーム・至急案件」の2つのパターンについてフローチャートの例を紹介します。

メール・チャット対応の基本フロー

日常的に発生する一般的な問い合わせへの対応フローです。このフローの目的は、テンプレートを活用して「スムーズに一次回答を行うこと」と、二重対応などのミスを防ぐことにあります。

メール・チャット対応の基本フロー例の図

まず、メールを受信した段階で「誰が対応するか」を明確にし、対応中はステータスを「対応中」にします。これにより、他のメンバーが誤って重複して返信してしまうミスを防ぎます。

次に、「既存のテンプレートで回答可能か?」の判断です。Yesであればそのまま編集して送信、Noであれば個別に回答を作成、またはAI作成支援ツールなどを活用します。

また、新人や重要な案件の場合は、送信前に上長の承認を挟む工程を入れて誤送信のリスクを低減しています。

クレーム・至急案件の対応フロー

システム障害や顧客からのクレームなど、緊急性が高い案件の対応フローです。このフローで重要なのは、現場判断で抱え込まず、速やかに責任者へ情報をエスカレーション(引き継ぎ)することです。

クレーム・至急案件の対応フロー例の図

最初は、問い合わせ内容に含まれるキーワード(「緊急」「不具合」「返金」など)から、通常のフローから切り離すべきかを判断するステップです。

次に、解決に時間がかかる場合、まず「確認して折り返します」という一次返信だけを速やかに行い、並行して技術部などと連携して詳細調査を進める、という役割分担を明確にしています。

判断に迷う場合や、自社の責任に関わる内容の場合は、「自分で解決しよう」とせずに直ちに上長へ報告するルートを設定しています。

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分かりやすいフローチャートにするためのポイント

フローチャートは、パッと見て直感的に内容が理解できなければ意味がありません。ここからは、現場で活用しやすいフローチャートを作成するための3つのポイントを解説します。

図記号のルールを統一する

フローチャート内で使用する図記号の意味とルールを統一しましょう。

一般的に、フローチャートにはJIS規格などで定められた標準的な記号があります。厳密に従う必要はありませんが、「処理=長方形」「判断(分岐)=ひし形」「開始・終了=端子(角丸四角形)」といった基本的なルールは守るようにします。

担当者によって表現が異なると、読み手は図の意味を解読できず内容を理解できません。社内でルールを決めておくだけで、視認性は大きく向上します。

「例外処理」を盛り込みすぎない

フローチャートをシンプルに保つために、発生頻度の低い例外処理を盛り込みすぎないようにしましょう。

あらゆる可能性を網羅しようとして、滅多に起きないケースの分岐まで書き込むと、矢印が複雑に交差してしまいます。これでは、重要な基本の流れが見えなくなってしまいます。

フローチャートには全体の8割を占める基本業務だけを記載し、残りの2割の複雑な例外処理は、備考としてテキストで追記するか、別紙のマニュアル参照とするのがコツです。

ExcelやPowerPointの活用

フローチャートの作成には、ExcelやPowerPointといった使い慣れたツールの活用がおすすめです。

専用の作図ソフトも便利ですが、導入コストがかかったり、操作できる人が限られたりすると、後の修正作業が困難になりがちです。多くの企業のPCに標準搭載されているOfficeソフトであれば、「図形」機能を使って誰でも簡単に作成・修正できます。

また、Excel方眼紙を活用すれば、行や列を揃えてきれいに配置しやすく、印刷して現場に掲示する際もレイアウト調整が簡単です。

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フローチャートを形骸化させないための運用ルール

苦労してフローチャートを作成しても、現場で使われずに形骸化してしまっては意味がありません。作成したフローチャートを運用し続けるためのルールについて見ていきましょう。

定期的に見直す

業務プロセスは日々変化するため、フローチャートも定期的に見直し、最新の状態に保つことが重要です。

新しい製品のリリースや担当部署の変更、使用ツールのアップデートなどがあれば、業務フローも変わります。古い情報のまま放置されているフローチャートは、現場からの信頼を失い、やがて誰も見なくなってしまうでしょう。

「四半期に一度は見直す」「業務変更があったら即時更新する」といったルールを定め、現実の業務とフロー図が一致している状態を維持してください。

現場の意見を反映する

作成者だけで完結させず、業務を行う現場スタッフの意見を積極的に反映させましょう。

特に、新入社員や業務に慣れていないスタッフが「どこで判断に迷ったか」「どの分岐が分かりにくかったか」というフィードバックは、改善のポイントです。「マニュアル通りにやったけどうまくいかなかった」という声があれば、それはフローチャートの不備である可能性が高いです。

現場の声を吸い上げ、使いにくい部分を修正していくことで、実用的で頼られるフローチャートへと育っていきます。

ツールと連動させる

フローチャートを絵に描いた餅にしないためには、日々の業務で使用するツールと連動させることが不可欠です。

フローチャートはあくまで業務の流れを示した図であり、実際の業務では現在地を把握する必要があります。しかし、一般的なメールソフトだけでは「この案件が今フローのどの段階にあるのか」が見えにくく、フローが無視されかねません。

ステータス管理ができるツールを導入し、フローチャートの工程とシステム上のステータスを一致させることで、スムーズかつ正確な運用が可能になります。

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問い合わせ対応を効率化するなら「yaritori」

フローチャートの活用により、問い合わせ対応の質は向上するでしょう。しかし、実際の現場でメール件数が増えてくると、これだけでは対応が追い付きません。さらなる業務効率化と、運用ルールの徹底を目指すなら「yaritori」の活用がおすすめです。

ステータス管理でフローを可視化

yaritoriには、メールごとの対応状況を一目で把握できるステータス管理機能が搭載されています。

全ての問い合わせに対して「未対応・対応中・完了」といったステータスを付与できるほか、「承認待ち」「調査中」といったオリジナルのステータスも作成可能です。これにより、作成したフローチャートの工程と実際のメール画面をリンクさせ、「この案件は今、承認待ちの段階にある」といった進捗状況をリアルタイムで可視化できます。

チーム全体でステータスを共有できるため、「誰かがやっているだろう」という思い込みによる対応漏れや、担当者が重複して対応してしまう二重対応といったミスを未然に防止可能です。

テンプレート機能やAIによる回答支援

yaritoriは、フローチャート運用をサポートするテンプレート機能や、AIエージェント『yaritori AI』を搭載しています。

フローチャートで「定型文で回答」と判断された場合、登録済みのテンプレートを呼び出して返信を作成可能です。さらに『yaritori AI』を使えば、顧客からの問い合わせ内容を解析し、最適な返信文をAIが生成してくれます。

『yaritori AI』には、自社のマニュアルや過去の対応履歴を学習させることも可能です。単なる一般的な回答ではなく、自社のルールに即した精度の高いメール作成も可能になります。フローチャート上の「回答作成」にかかる時間を短縮し、担当者の負担を軽減します。

まとめ|フローチャートを活用して問い合わせ対応を効率化しよう

この記事では、問い合わせ対応のフローチャートについて、導入のメリットや具体的な5つのステップ、現場で活用されるためのポイントを解説しました。

問い合わせ対応のフローチャートは、複雑になりがちな判断プロセスを可視化し、誰が対応しても迷わず正確に行動するための強力なツールとなります。

一方で、どれほど立派なフローチャートが整備されても、日々の膨大なメール返信作業や、リアルタイムでの進捗管理そのものには依然として負担がかかります。こうした運用や管理の課題解決には、ステータス管理やAI機能を備えた「yaritori」の活用がおすすめです。

本記事で紹介した手順やシーン別の例を参考に、まずは主要な業務から図式化を行い、担当者が安心して業務に取り組める体制を整えましょう。

「yaritori」メディア編集部
「yaritori」メディア編集部

メール対応の効率化から始めるAI・DXツール「yaritori(ヤリトリ)」メディア編集部。
営業・CSなど対外的なメール対応が多い方向けに、問い合わせ対応・顧客管理・一斉送信に関する情報や、AI・DXなどの最新テクノロジー情報を発信します。

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