
「Gmailに届いたメールをSlackにいるメンバーと共有したい…」「普段Slackを使っているのでメールに気づかない」といったことでお悩みはないでしょうか。
Gmailに届いたメールをslackにコピー&ペーストして貼り付けたり、Gmailとslackを切り替えてコミュニケーションをとるのは手間ですよね。
GmailとSlackは連携させることができ、Gmailに届いたメールをワンクリックでslackに転送することや自動転送することができます!
この記事では、GmailとSlackの連携でできることと具体的な設定方法について解説します。社外への連絡はGmailを使っているけど、社内の連絡はSlackがメインといった企業の方におすすめです!
「yaritori」は、複数人でのメール管理を爆速化できる最新AI搭載のメール管理システムです。問い合わせ対応にGmailとSlackを使っている方にオススメです!
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GmailとSlackの連携でできること
GmailとSlackを連携させることで何ができるようになるのか確認していきましょう。GmailとSlack連携でできることは以下の3つです。
- Gmailで受信したメールをワンクリックでSlackへ転送
- Gmailで受信したメールをSlackのチャンネル(またはDM)に自動転送
- Gmailで受信したメールのうち特定の条件に合うメールだけをSlackに自動転送
1)Gmailで受信したメールをワンクリックでSlackへ転送
Gmailで受信したメールをワンクリックでSlackに転送できます。転送先チャンネルの指定、コメントつきの送信も可能です。ヘッダーと本文合わせて1MB以下、または添付ファイルを含んで30MB・最大20添付まで転送できます。
問い合わせ対応はGmail、社内コミュニケーションはSlackと用途に合わせてツールを使い分けている場合でも、Gmailに来た顧客からの重要メールや問い合わせを簡単にSlackに送れ、メンバーへの情報共有をスムーズにおこなえます。
2)Gmailで受信したメールをSlackのチャンネル(またはDM)に自動転送
Gmailで受信したすべてのメールを、指定したSlackのチャンネルまたはDMに自動で転送できます。
社内コミュニケーションにSlackを使っている場合、自分宛に届くメールをわざわざGmailを開いて確認する必要がなくなり、Slack内でGmailに届いたメール内容を確認できるようになります。
その結果、業務効率化やメールの見落とし防止につながるでしょう。
3)Gmailで受信したメールのうち特定の条件に合うメールだけをSlackに自動転送
Gmailの「フィルタ機能」の活用で、「From」「To」や任意のワードを「含む」「含まない」などの条件設定ができ、同条件に合致したメールだけを、指定したSlackのチャンネルまたはDMに自動で転送できます。
重要なメールをチーム全体でスムーズに共有し、迅速な対応を可能にします。
GmailとSlackの連携方法
ご紹介したGmail・Slack連携で可能になる3つの機能について、それぞれの具体的な連携方法を詳しく解説します。
1)Gmailで受信したメールをワンクリックでSlackへ転送する方法
Gmailで受信したメールをSlackに転送するには、GmailにSlackのアドオンをインストールする必要があります。以下、具体的な手順です。
1. Google Workspace MarketplaceからSlackのアドオンをインストール。Gmailにログインした状態で、こちらのリンクをクリック
2. 「インストール」をクリック

3.インストールの準備として 「Slack for Gmail のインストールを開始するには権限が必要です。」というメッセージが表示されるので、「続行」をクリック
4. 連携させるGoogleアカウントを確認し、アクセスリクエストを「許可」をクリック

5.インストール完了画面を確認し、「完了」をクリック
6.Gmailページにブラウザでログインし、Gmailの右端に追加されたSlackのアイコンをクリック

7.適当なメールを選択し、右側Slack欄内の「CONNECT TO SLACK」をクリック

8.適当なワークスペースが選択されているかを確認して、「許可する」をクリック

下記の内容のセキュリティメールがSlackから届いたら連携完了です。

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2)Gmailで受信したメールをSlackのチャンネル(またはDM)に自動転送する方法
次に、Gmailに届くメールをSlackに自動転送する方法をみていきましょう。これは、Slack側でメールの転送先のメールアドレスを取得することで設定できます。
転送先のSlackのワークスペースを開いておきましょう。この方法では、参加しているワークスペースによっては、管理者権限以上のあるメンバーしか行えない場合があるのでご留意ください。
1.Slackの左サイドバー上にあるワークスペース名をクリックして、「環境設定」を選択

2.環境設定内の「メッセージ&メディア」を選択し、最下部の「転送先メールアドレスを取得する」をクリック

3.ワークスペース専用の転送先メールアドレスが表示されるので、コピー

4.ブラウザ版のGmailを開き、メールボックス右上にある歯車マークをクリックし、「すべての設定を表示」を選択

5.設定画面で「メール転送とPOP/IMAP」をクリック

6.「転送先アドレスを追加」をクリックし、2のSlackで取得しておいた転送先メールアドレスを入力(ペースト)して、「次へ」をクリック

ここまで完了したらSlackのワークスペースに戻りましょう。
7.Slack側に転送確認メールが届くので、メール内のリンクからリクエストを承認
リクエスト承認の際、確認コードを求められる場合があります。その際は、転送確認メール内の確認コードを入力しましょう。

3)特定の条件に合うメールだけをSlackに自動転送する方法
Gmailの「フィルタ機能」の活用で、「From」「To」や任意のワードを「含む」「含まない」などの条件設定ができ、同条件に合致したメールだけを、指定したSlackのチャンネルまたはDMに自動で転送できます。
先ほど解説した「Gmailで受信したメールをSlackのチャンネル(またはDM)に自動転送する方法」に追加で、以下の手順で進めてください。
1.Gmailブラウザ版を開き、歯車マークの「すべての設定を表示」をクリック、設定欄の「フィルタとブロック中のアドレス」を選択
2.「新しいフィルタを作成」をクリック
上記手順まで完了すると、「From」「To」「任意のワードを『含む』『含まない』」などの条件設定ができます。設定後は、「フィルタを作成」をクリックしてください。
3.下記画面にて上から5番目の項目の「次のアドレスに転送する」にチェックを入れ、Slackの転送用メールアドレスを選択し、「フィルタを作成」をクリック
ここまで完了すれば、任意の条件にあたるメールがslackbotに自動で転送されるようになります。実際にテストメールを送り、自動転送されていることを確認してみましょう。
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複数人でのメール管理を爆速化できるメール管理システム

「yaritori」は、複数人でのメール管理を爆速化できるメール管理システムです。個人のメールとは別に代表メール(sales@やsupport@など)を一元管理することができます。
代表メールに届くメールは、ステータスの管理(未対応・対応済みなど)や、メールごとに「社内向けのコメント」や「返信担当者を設定」などを設定することができます。
また、最近注目のAIエージェントがメール対応を自動返信する機能もあり、複数人でのメール対応の爆速化を実現することができます。
Slackとメールを高度に連携できる|担当者に設定されたら通知を出す など
yaritoriはGmailとワンクリックで送受信を同期して利用します。GmailとSlack連携ではできない高度な連携ができることが特徴です。
まず、「自分が担当に設定された場合」や「メールの開封」などさまざまな事象をトリガーに通知を出すことが可能です。通知先も、プライベートチャネル・DMを含めさまざまなチャネルに設定することができます。
また、メールを特定のチャネルに転送し、slackからメールの返信や対応済みにするなどの操作をすることも可能です。
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まとめ|GmailとSlack連携で情報共有をスムーズに
今回は、GmailとSlackを連携させるおすすめの方法について説明してきました。メールの転送や自動転送を活用することでツールの切り替えの手間などを省くことができます!
問い合わせ管理や社内コミュニケーションを1つのツールで完結させる方が業務の効率化を図れます。複数人でのメール対応を効率化したいという方は「メール共有システム」の導入も検討してみてください!

メール対応の効率化から始めるAI・DXツール「yaritori(ヤリトリ)」メディア編集部。
営業・CSなど対外的なメール対応が多い方向けに、問い合わせ対応・顧客管理・一斉送信に関する情報や、AI・DXなどの最新テクノロジー情報を発信します。