セールスイネーブルメントツール比較11選|タイプ別にご紹介

営業人材の育成や営業業務の効率化により、営業成果の最大化を目指す「セールスイネーブルメント」に注目が集まっています。

そして、持続的に営業成果を創出するための仕組みを提供するITツールが、数多く提供されています。

この記事では、セールスイネーブルメントに使えるおすすめのツールを、①営業ナレッジ・コンテンツ管理に使えるタイプ、②営業業務の効率化やプロセスの改善に使えるタイプ、③営業チームのマネジメントに使えるタイプの3タイプごとに詳しくご紹介していきます。

yaritori」は営業業務の効率化に使えるセールスイネーブルメントツールです。メール対応の属人化を防ぎ、複数人で効率の良いメール対応が可能です。

サービスの特徴や主要な機能などをまとめた資料を無料でお送りさせていただきますので、ぜひご活用ください。

セールスイネーブルメントとは?

セールスイネーブルメント(Sales Enablement)とは、企業の営業成果を中・長期的に向上させるために、営業担当全員の営業力を強化させる取り組みのことです。営業人材の育成から発展した考え方で、近年注目を集めています。

セールスイネーブルメントは単なる営業の人材育成にとどまらず、営業業務の効率化や、営業マネジメントの最適化など、組織全体として営業成果・能力の最大化を目指します。


セールスイネーブルメントの定義やメリットについては、「セールスイネーブルメントとは?意味や種類・オススメのツールをご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。


セールスイネーブルメントで使えるツールのタイプ

セールスイネーブルメントで使えるツールには、主に①営業ナレッジ・コンテンツ管理用、②営業業務の効率化やプロセスの改善用、③営業チームのマネジメント用の3タイプがあります。それぞれ、詳しくご紹介します。

営業ナレッジ・コンテンツ管理に使えるタイプ

資料や動画などの社内ナレッジや提案資料を一つのプラットフォームにまとめることで、営業に必要な情報に利用者全員がすぐにアクセスできるようになるツールです。

「資料は既にクラウドストレージにアップロードされているものの、社内スタッフが上手く利用できていない」という場合にも、社内ナレッジを体系的に蓄積できるツールとして有効です。

必要な情報を組み合わせて学習コンテンツや営業資料を効率的に作成したい場合や、効率的な情報検索を行いたい場合にも役立ちます。

営業業務の効率化やプロセスの改善に使えるタイプ

煩雑になりがちな問い合わせの一元管理や情報の集約、顧客ナーチャリングの自動化など、営業業務の効率化やプロセス改善に使えるツールです。

無駄な工数をかけずに商談まで進めることができます。また、本来行うべき業務に集中できるようになり、商談そのものの成約率を高めることにも繋がります。

営業チームのマネジメントに使えるタイプ

スキルマップなど営業スキル習得状況の可視化により、トレーニングやコーチングなどのマネジメントを効率化できるツールです。

営業メンバーの強みや課題を定量的に測定することもでき、育成すべきポイントを明確にできるため、メンバーのスキル強化や意欲向上にも活かすことができます。

セールスイネーブルメントツールを選ぶ際のポイント

自社に最適なセールスイネーブルメントツールを選ぶためのポイントを、3つ紹介します。

組織の課題に合っているか

一口にセールスイネーブルメントといってもその概念は広く、各ツールの強みもさまざまです。自社の営業成果に直結させるために、組織の課題にマッチしているツールを選びましょう。

例えば、営業ノウハウや過去の商品紹介資料などの営業ナレッジの共有が課題であれば、「コンテンツ管理の効率化」に強みのあるツールを選ぶのが良いでしょう。あるいは、部下の商談の質改善が課題であれば、「営業チームのトレーニング」に強みのあるツールにより、メンバーの強みや課題を評価するのが良いでしょう。

メンバーのITリテラシーに合っているか

導入したツールを定着させられるかどうかも重要な判断基準です。せっかく導入しても使いこなすことができなければ、セールスイネーブルメント本来の目的であるメンバー全体での営業力強化を図るのが難しくなってしまいます。

導入に不安がある場合は、無料トライアルや導入支援が充実しているツールを選ぶのが適しているでしょう。

既存の他のビジネスツールとの連携

ITツール導入による営業パフォーマンスを最大化するには、既存のビジネスツールとの連携は不可欠です。

例えば社内で普段Slackを利用しているのであれば、「yaritori」では、自動通知による迅速なメール対応が可能になります。

営業ナレッジ・コンテンツ管理に使えるタイプ4選

_KNOWLEDGE WORK(ナレッジワーク)|セールスイネーブルメントを全面的に支援

_KNOWLEDGE WORK(ナレッジワーク)サービスサイト

_KNOWLEDGE WORK(ナレッジワーク)は、ナレッジの蓄積・閲覧・共有がスピーディーに行えるセールスイネーブルメントツールです。また、資料や動画を教材とした営業人材育成用の学習プログラムを、短時間で簡単に作成することもできます。

各種ツールとの連携やデータ分析機能も充実しているほか、セールスイネーブルメントやナレッジ共有に関する豊富なノウハウを持っているコンサルタントがすべてのお客様を個別にサポートしてくれるため、セールスイネーブルメント実現に向け全面的な支援を受けられるサービスになっています。

【料金】

  • 初期費用なし
  • 基本プランとオプションプランの月額費用体系
  • 料金の詳細については要お問い合わせ

HIGHSPOT |業界最先端のセールス イネーブルメント ツール

HIGHSPOTは、①営業に必要なコンテンツを担当者がすぐに見つけられるよう整理し、②営業関係者の連携を促進させ、③営業担当者の専門知識のテストやコーチング・トレーニングが可能な、業界最先端のセールスイネーブルメンツールです。

使いやすいUIや優れた検索機能によりコンテンツを簡単に見つけられるツールとして、Twitterをはじめ多くの企業から評価を受けています。

※料金やプランについては要お問い合わせ

Handbook X|商談ストーリーを1冊の「ブック」に集約

Handbook Xは、写真や動画、PDFファイル、Webサイトなどさまざまな形式のコンテンツをアプリにまとめて整理し、編集・共有できるツールです。商談に必要な情報を「ブック」に集約することで、シームレスな情報提示が可能なストーリー性のある商談を実現できます。

【料金】

プラン名料金
フリー無料で3ブックまで利用可能。
Handbook X パーソナル月額500円〜1,500円
Handbook X ワークグループ月額3,000円〜15,800円

Groupfile|部署単位でのドキュメント共有に最適

Groupfileは、カタログや提案資料、動画、配布資料などのあらゆるコンテンツの共有が可能なツールです。資料はブラウザ上でそのまま開くことができます。一般的なSharepointやGoogleDriveなどでは使いにくいスマホでの資料閲覧や、配布専用URLの発行などに優れており、資料を「読んでもらう」ための機能が充実しています。

また、2023年にはAPI版ChatGPTを企業で簡単に利用できる機能もリリースされています。

【料金】

  • 無料トライアルあり
  • いずれのプランも、ユーザー数無制限
資料配布のみプランセールスイネーブルメントプラン
初期費用要お問い合わせ要お問い合わせ
月額費用38,000円78,000円

営業業務の効率化やプロセスの改善に使えるタイプ5選

yaritori|問い合わせ対応を効率化

yaritori(ヤリトリ)は、顧客とのメールでのやりとりの効率化や、営業担当者のメール対応を均質化・標準化できるツールです。

複数人でのメール対応や、対応済み・未対応などの対応状況の管理、AIによる自動メール文生成など、メール対応を高速化する機能が備わっています。また、Slack連携などや下書き共有機能など、社内メンバーとのスピーディーなコミュニケーションや情報共有をかんたんにするコラボレーション機能も多く実装されていることが特徴です。

【料金】

・初期費用:30,000円

・月額利用料:1ユーザー1,980円〜

・最低契約期間:なし

・お試し期間:14日間無料

14日間の無料お試しもできるため、実際に使ってみたうえで判断できるのが嬉しいポイントです。

Sales Doc|いつもの営業資料で「効率的に成果を上げる」営業チームへ

Sales Docは、商談獲得までのプロセス改善や営業ナレッジの共有、営業資料の改善が可能なツールです。資料が閲覧されたタイミングで自動でアポ打診のポップアップを表示させることで、ベストタイミングでの新規商談獲得を可能にします。

他にも、商談後の相手の資料閲覧状況がわかるなど、受注確度の高い顧客の把握が可能など、営業プロセスの効率化・最適化が可能となっています。

【料金】

  • いずれのプランも、初期費用は100,000円
プラン名ライトスタンダードプレミアム
月額費用30,000円60,000円90,000円

Senses|現場が最も使いやすいSFA/CRM

Sensesは、企業の営業、マーケティング情報や顧客情報を一元的に管理し、日々の営業活動を支援するツールです。

効率的なリード創出、リアルタイムの案件共有、適切な顧客フォローなど、マーケティングから顧客情報管理まで、営業プロセス全般の課題を幅広く解決できます。

AIを搭載しており、蓄積された営業活動情報やナレッジを基に、AIが次のアクションをおすすめしてくれます。

【料金】

プラン名StarterGrowthEnterprise
一人あたり月額料金5,500円11,000円16,500円
  • 最大50%割引のスタートアップ支援プランあり
  • 無料トライアルあり

Smartsheet(スマートシート)|優れた操作性で業務を管理

Smartsheetは、LEGOやP&Gなど世界の有名企業が導入する、あらゆる規模の作業・業務を管理できるプラットフォームです。商談の案件管理や共有、プロセス自動化に強みを持っており、チーム全体の連携を促します。

また、操作性に優れており、初めての操作でも違和感なくサクサクと操作可能です。そのほか、SlackやAWSなど、あらゆるシステムとの統合が可能な点も魅力です。

【料金】

プラン名無料プロビジネスエンタープライズ
1ユーザーあたり月額費用0円784円2,768円要お問い合わせ
  • 無料トライアルあり

ACES Meet|圧倒的精度で商談議事録を瞬時に作成

ACES Meetは、東大松尾研発ベンチャーのAI技術による圧倒的精度の文字起こし・要約で、商談議事録を瞬時に作成・解析できるツールです。現場の生産性向上や営業ノウハウの共有を実現できます。

議事録自動作成の他にも、商談録画の一元管理や、商談映像から表情・話し方・視線・内容などを分析し改善につなげる機能など、非常にハイスペックなAIが搭載されています。

【料金】

  • 固定のシステム利用料とユーザー数に応じて料金が変動する仕組みになっています。
  • 契約から1ヶ月間は無料の導入サポートあり
システム利用料30,000円/月
ユーザー数に応じて変動する費用3,000~7,000円/月・1ユーザー

営業チームのマネジメントに使えるタイプ2選

Enablement App|データドリブンな人材育成で、持続的な営業成果を創出

Enablement Appは、成果起点の営業育成を実現するセールスイネーブルメントツールです。営業成果と人材育成をデータを解して相関させることで、成果に即した効果的な育成施策をおこなうことができます。これまで難しかった人材育成の投資対効果の検証が可能となることで、効率的かつ効果的な営業人材開発のPDS(Plan-Do-See)サイクルが実現します。

営業に必要な要素を体系化し整理したスキルマップや、営業の育成課題に特化したトレーニングプログラム、部下一人ひとりに合わせた効果的な1on1を可能にするコーチング管理機能など、営業のマネジメントに使えるあらゆる機能が備わっています。

【料金】※基本プランの場合

初期費用要お問い合わせ
月額費用6,000円
  • 料金には初期設定支援や導入サポートが含まれています。
  • オプションでコンサルティングサービスを受けることができます。

Sales Square(セルスク)|営業活動の見える化から人材育成までをこれ1つで

Sales Squareとは、営業データ×人材データによって、営業活動の見える化から人材の育成までをワンプラットフォームで実現するツールです。

営業活動の見える化としては、商談に必要な顧客・案件情報の管理や、営業日報分析による顧客ニーズや失注理由の可視化などが可能です。

人材育成としては、KPIモニタリングやメンバーの適性分析が可能です。

※料金は要お問い合わせとなっています

セールスイネーブルメントを実現するなら「yaritori」

メール共有システム「yaritori」サービスサイト

yaritorは、営業特化のメールサービスです。個人のメールに加えて、「sales@」や「info@」など複数の代表アドレスを一元管理することができます。それぞれのメール対応状況(未対応・対応済み)などを営業部署全員で可視化することができるので、営業メールの効率化や営業スキルの標準化を実現できます。

送信メールが相手に開封されたらslackに通知を送るなどのワークフロー設定や、Salesforceの顧客情報を表示・編集できるなど営業に欠かせない便利機能も豊富に備わっています。

サービスを利用するのに必要な手続き・設定はわずか1分です。14日間の無料トライアルもあるのでお気軽にお申し込みください。

まとめ|自社の課題に合ったツール活用で、持続的な営業成果の創出を目指そう

いかがでしたでしょうか。この記事では、3つのタイプごとにセールスイネーブルメントで使えるツールを計11個紹介しました。

セールスイネーブルメントを実現するためのツールを導入する際には、まず組織の課題に合っているかを見極めることが重要です。自社の課題に合わせて、3つのタイプのうちどのタイプから選ぶのかを判断し、そしてメンバーのITリテラシーや既存システムとの連携性を確かめましょう。

その上で、出先での使用が多い場合はモバイル対応のツールを選ぶなど、自社に合ったツールを適切に選択することが重要です。

問い合わせ対応を
効率化し、
対応漏れを0に。

yaritoriは「使いやすさ」で選ばれるメール共有システムです。
複数メールを一元管理し、対応状況を可視化することで、
効率的な顧客対応を実現します。

yaritori(ヤリトリ)は、
情報共有の迅速化や、問い合わせ対応の効率化を実現します。
Eメールを中心とした社内外の「やりとり」そのものを、
もっとよい体験にすることを目指しています。

無料で7日間お試しいただけます。
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