「メールワイズ(Mailwise)」は、チームでのメール対応を一元管理して効率化できるサイボウズのメール共有システムです。 1997年のリリース以来、業界・業種問わず15,000社を超える企業に導入されています。(2024年10月時点)
メールワイズは、月額ユーザー課金と有料オプションで利用する形になっています。1ユーザー月額600円から使える「スタンダードコース」と、1ユーザー月額1,800円から使える「プレミアムコース」の2つの料金プランがあり、有料オプションとしてセキュリティの強化・容量の追加ができます。
2024年10月から料金の値上げが行われており、ユーザー料金・最小契約ユーザー数などが変更されています。サービスの導入を検討するさいには、古い情報が残っている記事などもあるため、最新情報を確認するようにしましょう。
この記事では、メールワイズの料金プランについて詳細に解説します。適切な料金プランの選び方や、最新の料金プラン改定のポイントについても紹介するので、メールワイズやメール共有システムの導入をご検討の方におすすめです。
メール共有システムなら「yaritori」がおすすめです。画面デザイン・操作性の使いやすさで評価されています。
サービス概要・導入事例などがわかる資料をお送りしますので、お気軽に資料請求してください。
- メールワイズ(Mailwise)とは
- メールワイズ(Mailwise)の料金プランとは?
- メールワイズ(Mailwise)の基本料金|コースごとの違いなど
- メールワイズ(Mailwise)の有料オプション
- メールワイズ(Mailwise)の料金プランの選び方
- メールワイズ(Mailwise)の2024年秋からの料金プラン改定
- メールワイズを最低契約ユーザー数未満で利用している場合
- メールワイズ(Mailwise)パッケージ版から移行するポイント
- 使いやすいメール共有システムなら「yaritori(ヤリトリ)」
- メールワイズから「yaritori(ヤリトリ)」への移行方法
- まとめ|メールワイズ(Mailwise)の料金
メールワイズ(Mailwise)とは
「メールワイズ(Mailwise)」は、複数人によるメール対応で発生する対応漏れや二重送信を防止することができるメール共有・管理システムです。
メールの対応漏れや二重送信の防止、コメントによる社内への共有機能など、複数人でのメール対応業務を効率化するための汎用的な機能が備わっています。
中小企業向けのグループウェアなどを提供するサイボウズ社が提供しています。1997年のリリース以来、15,000を超える企業に導入されています。(2024年10月時点)
▼メールワイズの主要機能やメリット・デメリットなどを詳しく知りたい方は
「メールワイズとは?主要機能や使い方・導入のメリットなどをご紹介」をご覧ください。
メールワイズ(Mailwise)の料金プランとは?
メールワイズの料金プランについて具体的にみていきましょう。メールワイズは、月額ユーザー課金と有料オプションで利用することができます。
月額ユーザー課金は、1ユーザー月額600円から使える「スタンダードコース」と、1ユーザー月額1,800円から使える「プレミアムコース」の2つの料金プランが用意されています。
また、有料オプションで「セキュアアクセス」と「ディスク増設」を追加することができます。
料金プランに関わらず、最低利用人数は5ユーザーからになっています。5ユーザー以下で利用する場合でも5ユーザー分の料金が発生するため注意が必要です。
それでは、メールワイズの料金について詳しくみていきましょう。
メールワイズ(Mailwise)の基本料金|コースごとの違いなど
メールワイズは、1ユーザー月額600円から使える「スタンダードコース」と、1ユーザー月額1,800円から使える「プレミアムコース」の2つの料金プランが用意されています。
スタンダードコース | プレミアムコース | |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額 | 600円/1ユーザー | 1,800円/1ユーザー |
年額 | 7,200円/1ユーザー | 21,600円/1ユーザー |
メールアドレス数 | 10個まで登録可能 | 11個以上登録可能 |
メールアプリケーション | 1個 | 20個×5 |
ストレージ | 5G×ユーザー数 | 5G×ユーザー数 |
年額で契約しても利用料金の割引はございません。
スタンダードコースとプレミアムコースの違い
メールワイズのスタンダードコースとプレミアムコースの違いは「メールアドレス数」と「メールアプリケーション数」になります。
登録できるメールアドレス数
メールワイズは、複数のメールアドレスを複数人で一元管理することができるサービスです。メールワイズに登録できるメールアドレス数は、スタンダードコースが10個まで、プレミアムコースが11個までになっています。
メールワイズを複数の部署で利用される方などで、管理したいメールアドレスが10個以上になる方は、プレミアムコースが必要になります。
利用可能なメールアプリケーションの数
メールワイズでは、メールスペースとメールアプリケーションを設定していきます。
メールスペースは、メールアプリケーションやアドレス帳、一斉送信などの各機能をひとつのセットにした単位です。1つのメールスペースに複数のメールアプリケーションを追加し、用途ごとに使い分けをすることができます。メールワイズにはメールスペースを最大5つ持たせることができます。
メールアプリケーションは、メールを送受信することができるアプリケーションのことです。1つのメールアプリケーションには最大10個のメールアドレスを登録することができます。
メールアプリケーションは、メールアドレスごとにユーザーのアクセス権を設定したり、メール一覧画面を分けて管理することができるようになります。
「メールアドレスごとにメールBOXを分けたい」「メールアドレスごとにアクセス権を利用したい」という場合には、メールアプリケーションが複数必要になるため、プレミアムコースが必要になります。
メールワイズ(Mailwise)の有料オプション
メールワイズは、有料オプションで「セキュアアクセス」と「ディスク増設」を追加することができます。なお、IPアドレス制限やBasic認証は無料で標準搭載されています。
セキュアアクセス | ディスク増設 | |
概要 | クライアント証明書を使って、接続元の端末を認証するサービス | ドメイン全体で利用できるディスク容量を10GB単位で追加することが可能 |
月額 | 250円 / 1ユーザー | 1,000円 / 10GB |
年額 | 3,000円 / 1ユーザー | 12,000円 / 10GB |
セキュアアクセス
セキュアアクセスは、クライアント証明書を使って、接続元の端末を認証するサービスです。クライアント証明書を、外出先やテレワークで使う端末にインストールすることで、IPアドレス制限で許可した場所以外からも安全にサービスを利用できます。外出先や自宅などから安全にモバイルアクセスも利用したい場合はおすすめです。
ディスク増設
メールワイズは標準でご契約ユーザー数x5GBのディスク容量を利用することができます。ディスク増設オプションを購入することで、ドメイン全体で利用できるディスク容量を10GBずつ追加することができます。
メールワイズ(Mailwise)の料金プランの選び方
メールワイズの「スタンダードコース」と「プレミアムコース」のどちらを選ぶのが適切かわからない場合は、登録したいメールアドレス数と利用したいメールアプリケーション数で選ぶとよいでしょう。
登録したいメールアドレス数が10個より多い場合は、プレミアムコースがおすすめです。また、メールアドレス数が10個以下でも、アドレスごとにアクセス権を設定したり、メールの一覧画面を分けて管理したい場合もプレミアムコースがよいでしょう。
メールアドレス数が10個以下で、メールアドレスごとのアクセス権の設定が不要、管理画面を分けなくてもよい場合はスタンダードコースが最適です。
メールワイズ(Mailwise)の2024年秋からの料金プラン改定
メールワイズは、2024年11月1日以降の請求分から新しい料金が適用されます。最低利用人数が変更され、基本プラン・有料オプションの料金が値上がりする形になりました。
改訂前 | 改定後 | |
最低利用人数 | 2ユーザー | 5ユーザー |
月額のユーザー価格 | ||
スタンダードコース | 月額 500円/1ユーザー年額 5,880円/1ユーザー | 月額 600円/1ユーザー年額 7,200円/1ユーザー |
プレミアムコース | 月額 1,500円/1ユーザー年額 17,640円/1ユーザー | 月額 1,800円/1ユーザー年額 21,600円/1ユーザー |
有料オプション | ||
セキュアアクセス | 月額 250円/1ユーザー年額 2,940円/1ユーザー | 月額 250円/1ユーザー年額 3,000円/1ユーザー |
ディスク増設 | 月額 1,000円/10GB年額 11,760円/10GB | 月額 1,000円/10GB年額 12,000円/10GB |
まず、ご利用コースに関わらず、最低の利用人数が2ユーザーから5ユーザーに変更になりました。5名以下で利用する場合でも、5ユーザー分の支払いが発生するため、小規模な組織でメールワイズの導入を検討している場合は注意が必要です。
また、スタンダードコース、プレミアムコースともに、1ユーザーあたりの月額料金が値上げされます。特に大人数で利用している場合は影響が大きくなるため、適切なユーザー数を見直してみるのもよいでしょう。
有料オプション(セキュアアクセス・ディスク増設)については、月額料金に変更はありませんが、年額の料金が値上がりしています。
メールワイズを最低契約ユーザー数未満で利用している場合
2024年11月1日より、メールワイズのクラウド版スタンダードコースの最低契約ユーザー数が2ユーザーから5ユーザーに変更 となります。
これにより、現在メールワイズを利用している方で契約ユーザー数が5ユーザー未満の場合、契約ユーザー数を5ユーザー以上に増やす必要があります。
なお、2024年10月1日以前にスタンダードコースを年間契約で購入済みのユーザーは、契約期間中は最低2ユーザーで継続利用可能です。ただし、契約更新時には、最低契約ユーザー数が5ユーザー以上になるように増やす必要があります。
メールワイズ(Mailwise)パッケージ版から移行するポイント
メールワイズのパッケージ版は2020年9月で新規での販売が終了しており、2026年1月31日をもってサポート終了となります。メールワイズの利用を継続する場合はクラウド版の導入が必要です。
クラウド版へ移行する場合のポイントは以下の通りです。
・スタンダードコース、プレミアムコースともに価格が上がっている
・スタンダードコースの最低契約ユーザー数が2人から5人に増えている
・パッケージ版のライセンス有効期限をクラウド版へ引き継ぐことができない
中規模~大規模な組織で利用している場合、利用料金が大幅に高くなる可能性がありますので、注意が必要です。
使いやすいメール共有システムなら「yaritori(ヤリトリ)」
「yaritori(ヤリトリ)」は、画面デザイン・操作性の使いやすさで選ばれるメール共有システムです。2020年からサービスの提供を開始し、業種・業界問わず200社超の企業に導入されています。
「複数の代表アドレスの一元管理」「対応状況の可視化」などメール共有システムとしての基本的な機能はもちろん、最新AIを活用した「メールの自動生成機能」「クレーム判別機能」や「Slack・Chatwork連携」「Salesforce連携」などの外部サービス連携が充実しているのが特徴です。
「yaritori(ヤリトリ)」は、画面デザイン・操作性・導入のしやすさによる「使いやすさ」で評価されています。GmailやOutlookのようなデザインで、パッとみたときに何をすべきかわかるため、ITリテラシーに不安のある方でも迷わずに使いこなすことができます。
【yaritoriの画面デザイン】
【メールワイズの画面デザイン】
また、Gmail/Outlookをお使いの方なら、メールの送受信をワンクリックで同期することができるので、サービスの導入もスムーズです。
初期費用・最低契約期間もなく、月額1,980円(1ユーザー)ですぐに利用を開始することができます。サービス概要や導入事例がわかる資料を無料でお送りするので、お気軽に資料請求してください。
メールワイズから「yaritori(ヤリトリ)」への移行方法
メールワイズから「yaritori」へ移行する場合は、メールの受信先を変更するだけでサービスを開始することができます。
転送設定で受信している場合
メールサーバー上でメールワイズへ自動転送を設定している場合は、メールワイズへの自動転送設定を解除し、「yaritori」へ自動転送設定することでメールの受信設定ができます。
Outlook、Gmailで認証している場合
「yaritori」では、OutlookやGmailをご利用されている場合は、メールアドレス・パスワードを入力いただくだけで受信設定ができます。
受信メールの移行について
「yaritori」では、上記Ouklook/Gmail認証を行うと受信メールも同時に移行できます。
転送設定で受信設定した場合でも、メールサーバー側から「yaritori」に受信メールを移行することも可能です。
まとめ|メールワイズ(Mailwise)の料金
いかがだったでしょうか?
メールワイズの料金コースは、月額ユーザー課金と有料オプションで利用する形になっています。1ユーザー月額600円から使える「スタンダードコース」と、1ユーザー月額1,800円から使える「プレミアムコース」の2つの料金プランがあり、有料オプションとしてセキュリティの強化・容量の追加ができます。
2024年10月から料金の値上げが行われており、最低利用人数は2人から5人に、月額料金も値上げされています。サービスの導入を検討するさいには、古い情報が残っている記事などもあるため、最新情報を確認するようにしましょう。
「yaritori」は、画面デザイン・操作性の使いやすさで評価されているメール共有システムです。最新AIを活用した「メールの自動生成機能」「クレーム判別機能」やメールごとに社内メンバー向けチャットができる機能を搭載しています。
初期費用・最低契約期間もございません。サービス概要や導入事例がわかる資料を無料でお送りするので、お気軽に資料請求してください。