メールワイズ(Mailwise)とは?主要機能や使い方・導入のメリットなどをご紹介

メールワイズ(Mailwise)は、チームでのメール対応を一元管理して効率化できるメール共有システムです。

複数人でのメール対応で発生する、メールの対応漏れや誤送信・二重送信を防止することができます。さらに、情報共有を円滑にすることができるので顧客対応の品質向上にも活用できます。

メールワイズは、「kintone」や「サイボウズOffice」などのグループウェアで知られるサイボウズ株式会社が提供しています。2003年から提供を開始した老舗サービスで、業種・業界問わず15,000社以上で導入されています。

この記事では、メールワイズがどのようなサービスか詳しく解説していきます。メールワイズの使い方や料金プランなど気になるポイントも解説するので、メールワイズの導入をご検討している方にオススメです!

yaritori」は、画面デザイン・操作性・導入のしやすさの「使いやすさ」で選ばれる問い合わせ管理システムです。初期費用・最低契約期間もなく、7日間の無料トライアルもあるのでお気軽に利用することができます。

サービス概要・導入事例がわかる資料をお送りさせていただきますので、お気軽にご資料請求してください。

目次
  1. メールワイズ(Mailwise)とは?
  2. メールワイズ(Mailwise)の主な機能・使い方
  3. メールワイズ(Mailwiseを使うメリット
  4. メールワイズ(Mailwise)の利用料金プラン
  5. メールワイズ(Mailwise)の導入までの流れ
  6. メールワイズ(Mailwise)が選ばれる理由・特徴
  7. メールワイズ(Mailwise)の注意点 |使いづらい?
  8. メールワイズ(Mailwise)はこんな企業におすすめ!
  9. メール共有・問い合わせ管理システム「yaritori」のご紹介
  10. まとめ | メールワイズ(Mailwise)で業務の効率化を図ろう!

メールワイズ(Mailwise)とは?

まずは、メールワイズ(Mailwise)の概要から確認していきましょう!

「メールワイズ」は、シンプルなメール共有システム

メールワイズは、チームでのメール対応を一元管理して効率化できるメール共有システムです。

メールごとに担当者や処理状況を設定できる「ステータス管理」や、社内で情報共有ができる「コメント機能」、過去のやり取りを確認できる「対応履歴」などを搭載しています。

複数人でのメール対応で発生する、メールの対応漏れや誤送信を防止することができます。また、情報共有を円滑にすることができるので顧客対応の品質向上にも活用できます。

メールワイズの料金プランは、登録できるメールアドレス数などの違いで「スタンダードプラン」と「プレミアムプラン」があります。月額ユーザー課金となっており、スタンダードプランは600円〜、プレミアムプラン1,800円〜利用することが可能です。両プランとも最低ユーザー数は5ユーザーからです。

「メールワイズ」はサイボウズ株式会社により提供

メールワイズは、「kintone」や「サイボウズOffice」などのグループウェアで知られるサイボウズ株式会社が提供しています。サイボウズ株式会社は創業1977年の東証プライム市場上場企業です。

メールワイズは社内のメール業務を効率化するために開発され、2003年から外部の企業にも提供されるようになりました。カスタマーサポートや営業など問い合わせ対応が発生する部署で活用されており、「星野リゾート」「ブックオフ」など15,000社以上の企業で導入されています。

メールワイズは、必要最低限で汎用的な機能が揃っている一方で、安価で利用できる点が特徴です。また、サイボウズ製品の「kintone」と連携して使うことができます。

yaritori」は、画面デザイン・操作性・導入のしやすさの「使いやすさ」で選ばれる問い合わせ管理システムです。初期費用・最低契約期間もなく、7日間の無料トライアルもあるのでお気軽に利用することができます。

サービス概要・導入事例がわかる資料をお送りさせていただきますので、お気軽にご資料請求してください。

メールワイズ(Mailwise)の主な機能・使い方

メールワイズ(Mailwise)で使える主な機能・使い方を紹介します。

ステータス管理・担当者設定などメールの見える化を実現する機能

メールワイズ ステータス機能

メールワイズは、チームのメール対応を効率化・見える化できるシンプルなメール共有システムです。メールのステータスを「未処理・処理中・処理済み」で管理し、担当者を設定することで、対応状況をひと目で把握でき、対応漏れや属人化の防止に役立ちます。

さらに、コメント機能で引き継ぎ時の情報共有をスムーズにし、対応履歴を一覧で確認できるため、継続的で一貫性のある対応を実現します。必要な機能に絞られているため、チーム全員が迷わず使いこなせるのも、大きなメリットのひとつです。

テンプレート・一斉送信など対応品質を高める機能

メールワイズには、チーム全体の対応品質を向上させるための便利な機能が搭載されています。あらかじめよくある返信内容をテンプレートに登録することで、文面が統一され、スピーディーかつ均一な対応につながります。

また、一斉送信機能を使えば、メールマガジンや顧客へのお知らせをまとめて送ることができます。一通ごとにToで送信され、アドレス帳に登録されたお名前の差し込みも可能です。Cc/Bccの設定ミスによるメールアドレスの流出といったリスクも防げます。

顧客管理・集計レポート機能

メールワイズには、対応状況の可視化や傾向分析に役立つ集計レポート機能が搭載されています。担当者ごとの対応件数をグラフで確認できるほか、メールに任意のカテゴリを付与することで、問い合わせの傾向を可視化・分析できます。

さらには、顧客ごとに電話や訪問の履歴も登録・集計できるため、メールワイズに登録されたデータを活用することで、業務量の把握やリソース配分が最適化され、より効率的で質の高い顧客対応が実現します。


メールワイズの一斉送信機能について知りたい方は、「メールワイズ(Mailwise)の一斉送信とは?機能やメリット、使い方を解説」もご覧ください。


メールワイズ(Mailwiseを使うメリット

メールワイズ(Mailwise)を使うメリットを解説します。

①問い合わせ対応業務の効率性UP

メールワイズを使うことで、1つのメールアドレス(例:info@〜やsupport@〜)に届いた問い合わせを複数人で共有し、「誰がどこまで対応したか」を可視化することで、属人化や対応漏れを防ぎます。

過去のやり取りや対応履歴もワンクリックで確認できるため、スムーズな引き継ぎやスピーディな対応が可能になり、問い合わせ対応の業務効率が大幅に向上すると言えます。

②カスタマーエクスペリエンスの向上

メールワイズを導入することで、一貫性のあるスムーズなメール対応を実現できます。
担当者が変わっても過去のやり取りがすぐに確認できるため、顧客に対して「毎回説明し直す手間がない」「すぐに回答がもらえる」といった、ストレスのない体験を提供できます。

さらに、対応状況がリアルタイムで共有されることで、返信の遅れや二重対応のリスクも低減されます。
こうした丁寧でスピーディな対応が、顧客満足度の向上や企業への信頼感にもつながるでしょう。

メールワイズ(Mailwise)の利用料金プラン

メールワイズ(Mailwise)の料金プランは、業務規模やニーズに応じて選べる2種類が用意されています。
1ユーザーあたり月額600円から利用可能な「スタンダードコース」と、より多機能な「プレミアムコース」が選択できます。

スタンダードコースプレミアムコース
初期費用無料無料
月額600円/1ユーザー1,800円/1ユーザー
年額7,200円/1ユーザー21,600円/1ユーザー
メールアドレス数10個まで登録可能11個以上登録可能
メールアプリケーション1個20個×5
ストレージ5GB×ユーザー数5GB×ユーザー数

※表示価格は税抜です
※詳細はメールワイズ公式サイトをご確認ください

メールアドレスを11個以上管理したい場合や、複数のメールアプリケーションを利用したい場合は、プレミアムコースの契約が必要です。また、必要に応じて以下のオプションも利用可能です。

・ディスク容量の追加: 10GBごとに月額1,000円(税抜)
・セキュアアクセス機能: 1ユーザーあたり月額250円(税抜)

小規模チームでも導入しやすい価格設定と、必要に応じて機能を拡張できる柔軟性が、メールワイズの大きな魅力です。


メールワイズの料金については、「メールワイズ(Mailwise)の料金(費用・価格)|2024年10月からの料金改定も解説」もご覧ください。


メールワイズ(Mailwise)の導入までの流れ

メールワイズ(Mailwise)の導入方法は大きく2パターンあり、「サイボウズ社から導入するパターン」と「パートナー企業から導入するパターン」に分けられます。

サイボウズ社から導入するパターン

サイボウズ社より直接導入する場合は、「メールワイズ」を30日間無料でお試しすることができるので、本格的に導入する前にミスマッチを防ぐことが可能です。
※メールワイズではお試し期間に全ての機能を使用できる点も特徴です。

公式サイトより無料お試しのボタンをクリックし、サイボウズドットストアのアカウントを発行し発注、納品メール確認後「メールワイズ」を利用するというステップになります。

サイボウズ社のパートナー企業から導入するパターン

次にサイボウズオフィシャルパートナー経由でメールワイズを利用するパターンです。導入形態、メニューをパートナー企業経由で選択し、案内メール受信後利用するというステップになります。

yaritori」は、画面デザイン・操作性・導入のしやすさの「使いやすさ」で選ばれる問い合わせ管理システムです。初期費用・最低契約期間もなく、7日間の無料トライアルもあるのでお気軽に利用することができます。

サービス概要・導入事例がわかる資料をお送りさせていただきますので、お気軽にご資料請求してください。

メールワイズ(Mailwise)が選ばれる理由・特徴

メールワイズ(Mailwise)は、「メール共有システム」や「問い合わせ管理システム」に分類されるサービスです。競合サービスと比較し、どのような点が優れているのでしょうか。メールワイズが選ばれる理由・特徴について確認しましょう。

①15,000社以上の導入実績

メールワイズは、業界トップクラスの15,000社を超える企業に導入されているメール共有システムです。長年にわたり選ばれ続けている背景には、シンプルな操作性と、チーム全体で活用しやすい機能構成があります。

サイボウズ製品としての高い信頼性と安定したサポート体制も、安心して導入できる理由の一つと言えるでしょう。

②サイボウズ製品(kintone)との連携

サイボウズ社の各種サービスとの連携は、メールワイズの大きな特徴です。

同社が展開する「kintone」の顧客管理アプリと連携することで、メールワイズでの対応履歴(メール・電話・訪問など)をkintone上に表示できます。kintoneからのメール送信や、顧客アプリで送信先を絞り込んだ一斉送信も可能です。


メールワイズとkintoneの連携について知りたい方は「メールワイズ(Mailwise)とkintoneの連携でできることは?料金や設定方法をご紹介」をご覧ください。


③月額600円/名で利用できる料金プラン

メールワイズは、低コストで導入できるメール共有システムです。初期費用は0円であり、ユーザー1人あたり月額600円(最低契約人数5ユーザーから)で利用できます。最低契約期間は1か月であり、解約時の柔軟な対応も魅力です。


メールワイズを他の競合サービスと比較したい方は以下の記事もご参考ください。

【最新版】問い合わせ管理システム比較14選 |選び方や比較ポイントも解説
【最新版】メール共有システム11選比較!機能・料金・選び方を解説


メールワイズ(Mailwise)の注意点 |使いづらい?

メールワイズ(Mailwise)は低コストで利用できる一方で、利用する上でいくつかの注意点があります。注意点は公開情報をもとに比較できることや、実際に利用しているユーザーの口コミを分析しました。

①UIがやや古め|直感的に使用できるわけではない

UIがサイボウズ社特有の古いUI設計のため、他のメール共有システムと比較するとサービスに慣れるまで若干時間が掛かるという声が見られます。サービス導入後にスムーズにサービスを利用できない点はデメリットとして挙げられます。

②サポート終了が目立つ|アプリ版・パッケージ版など各種サービスが終了

メールワイズに関してはスマートフォンアプリのサポート終了に加え、パッケージ版が2026年1月にサポート終了など公表されています。スマートフォンアプリでは利用数・利用率の低さが撤退の要因と明言されています。このように徐々にサービス領域を狭めている点に関してはデメリットと捉えられるでしょう。

③追加料金がかかる|有料オプションの利用が必要になる可能性

メールワイズは、低コストで利用できる反面、ディスクの容量が少ないなどもあるため、有料オプションの利用が必要となる可能性があります。

ストレージが5GBと他のメール共有システムと比較すると少ない部分は懸念点の一つと考えられるでしょう。メールの利用頻度が高い方やファイルや画像の添付する機会が多い方などは確認する必要があるといえます。

メールワイズ(Mailwise)はこんな企業におすすめ!

メールワイズ(Mailwise)がどのような企業に適しているのかをご紹介します。

①複数人でのメール管理を効率化したい企業

営業部門やカスタマーサポート部門のように、複数人でメール管理をする場合、「対応漏れ」「二重対応」「担当者間の情報共有不足」といった課題が発生しがちです。

メールワイズには、ステータス管理・コメント共有・対応履歴管理といった機能があり、複数名での対応で発生しがちな課題解決に役立ちます。

②低コストでメール共有システムを導入したい企業

予算が限られており、高額な投資ができない場合、メールワイズは理想の選択肢となり得るでしょう。

メールワイズは、初期費用が無料であり、1ユーザー月額600円(※最低契約5ユーザー)という業界最安値の料金設定です。30日間の無料トライアル期間も提供することから、リスクを押さえつつ低コストで導入できます。

③サイボウズ製品を既に利用している企業

メールワイズは、「kintone」「サイボウズOffice」「Garoon」など、サイボウズ製品との高い連携性が特長です。

たとえば、kintoneと連携することで、アプリ上から顧客を選んでメールを送信したり、顧客管理アプリの画面から送受信履歴を一覧表示できるようになり、CRMとしての活用の幅が広がります。

また、サイボウズOfficeとの連携により、ワンクリックでメールワイズへ遷移できるほか、担当者宛てのメールが届いた際にはトップ画面で通知されるなど、業務の流れを止めずにメール対応が可能です。

すでにサイボウズ製品を導入している企業であれば、システム間の親和性が高いため、追加導入の手間やコストを抑えてスムーズに運用を開始できます。

メール共有・問い合わせ管理システム「yaritori」のご紹介

問い合わせ対応をかんたんに効率化したいという方にはメール共有・問い合わせ管理システム「yaritori(ヤリトリ)」もオススメです!

yaritori (ヤリトリ) |Onebox株式会社


yaritori(ヤリトリ)は、Onebox株式会社が提供するメール共有・問い合わせ管理システムです。問い合わせ対応・顧客管理・メールの一斉配信まで、お客様対応に必要な業務をワンストップで行うことができます。

「個人メールの一元管理」「メールの開封履歴」などメール送受信を効率化する機能や、最新AIを活用した「メールの自動生成機能」などが特徴で、「Slack・Chatwork連携」「Salesforce連携」などの連携機能も充実しています。

画面デザイン・操作性・導入のしやすさによる「使いやすさ」で評価されており、業界・規模問わず250社超の企業が利用しています。

初期費用・最低契約期間もなく、国内最低価格水準の1ユーザー月額1,980円〜で、すぐに利用を開始することができます。

まとめ | メールワイズ(Mailwise)で業務の効率化を図ろう!

メールワイズ(Mailwise)は、シンプルかつ直感的に使えるメール共有システムとして、チームでのメール対応を効率化・見える化したい企業に適したサービスです。

1ユーザー月額600円から利用でき、初期費用も不要なため、導入コストを抑えながら業務改善を始めたい企業にも向いています。

また、「kintone」や「サイボウズOffice」などのサイボウズ製品との親和性が高く、既存の業務環境にスムーズに統合できる点も大きな強みです。

まずは実際の使用感を確かめたいという方は、30日間の無料トライアルを活用して、導入前に自社に合うかどうかをぜひ体験してみてください。

※本サイトに掲載されている情報は、Onebox株式会社(以下「当社」といいます)または協力会社が独自に調査したものであり、当社はその内容の正確性や完全性を保証するものではありません。

記事の執筆者:メール共有システム「yaritori」メディア編集部。営業・CSなど対外的なメール対応が多い方向けにメール対応を効率化するポイントなどの情報を発信します。複数人でのメール対応や、社内メンバーとのコミュニケーションのお悩み解決をします。

問い合わせ対応を
効率化し、
対応漏れをゼロに。

yaritoriは「使いやすさ」で選ばれるメール共有システムです。
複数メールを一元管理し、対応状況を可視化することで、
効率的な顧客対応を実現します。

無料で7日間お試しいただけます。
資料請求もお気軽にご依頼ください。

yaritori(ヤリトリ)は、
情報共有の迅速化や、問い合わせ対応の効率化を実現します。
Eメールを中心とした社内外の「やりとり」そのものを、
もっとよい体験にすることを目指しています。

詳しい機能・料金・事例がわかる!
1分で簡単入力! 資料ダウンロード(無料)
すぐにお試しいただけます
7日間無料で試す

03-6843-3640受付時間:平日10:00 - 17:00(年末年始除く)