メールワイズの料金をご紹介!クラウド・パッケージ版の違いや導入の流れを解説

「メールワイズ」とは、「kintone」でも有名なサイボウズ社が提供するメール共有システムです。

国内での導入企業は13,000社を超えており(2024年1月現在)、数あるメール共有システムの中でも比較的低コストで利用できるのが特徴です。

特に最もベーシックな「クラウド版 スタンダードコース」では1ユーザーあたり月額500円と安価で利用できますが、バージョンやプランなどにより料金体系が異なります。この記事では、メールワイズの料金や選び方、導入の流れなどをわかりやすくご紹介します。


▼メール共有システムについて詳しく知りたい方は、
まず「【徹底解説】メール共有システムとは?メリットと活用事例を紹介」をご覧ください。


「yaritori」は、多くの企業さまに「使いやすさ」で選ばれているメール共有システムです。
初期費用・最低契約期間なしでご利用いただけます。現在では業界・業種問わず180社以上に導入いただいております。

サービス概要・導入事例がわかる資料をお送りさせていただきますので、お気軽にご資料請求してください。

メールワイズとは

メールワイズ」は、複数人でメールや履歴を共有して一元管理できるメール共有システムです。2004年にリリースされ、約13,000社以上の企業に導入されています。中小企業向けのグループウェアなどを提供する、東証一部上場企業・サイボウズ社が提供しているサービスです。

対応漏れや二重送信の防止、メールの一斉送信等、複数人でのメール業務を効率化する機能があります。他にも、対応履歴の共有や対応ステータスを明確化する機能など、メール対応/管理業務を迅速化する機能が多数搭載されています。

主に営業やカスタマーサポートの問い合わせメールの対応管理や受注メール管理などで活用されています。導入企業数は業界トップクラスの13,000社を超え、幅広い業界で利用されています。


▼メールワイズの主要機能やメリット・デメリットなどを詳しく知りたい方は
メールワイズとは?主要機能や使い方・導入のメリットなどをご紹介」をご覧ください。


メールワイズの種類(クラウド版、パッケージ版)

メールワイズにはクラウド版とパッケージ版があります。大きな違いは、お客様でサーバーマシンを用意いただく必要があるかどうかです。

クラウド版メールワイズの特徴
・サーバーマシンは不要
・運用コストや管理負担が少ない
・社外からもアクセスしたい場合におすすめ
・kintone連携や自動返信機能がある

パッケージ版メールワイズの特徴
・サーバーマシンの用意が必要
・お客様自身でデータやサーバーの管理、アクセスを社内LANに限定したい場合におすすめ


▼メールワイズではkintone連携が可能です。できることや設定方法を知りたい方は、
メールワイズとkintoneの連携でできることは?料金や設定方法をご紹介」もご覧ください


パッケージ版メールワイズは2026年に終了

パッケージ版メールワイズは、2020年から2026年にかけて、順次販売・サポートを終了しているのでご注意ください。2025年1月31日に販売終了、2026年1月30日にサポートが終了します。

そのため、これからメールワイズを新規契約する場合はクラウド版一択となります。

現在パッケージ版を既にご利用であれば、継続ライセンス(単年パック)の購入が可能です。しかし、2026年にはサポート終了となるため、その後もメールワイズの利用を続ける場合はクラウド版へ移行する必要があります。

パッケージ版からクラウド版への移行にかかる費用

現在パッケージ版をご契約中の方であっても、クラウド版を利用するためには新たにクラウド版の料金で契約する必要があります。パッケージ版のライセンス有効期限をクラウド版へ引き継ぐこともできません。

クラウド版の料金については、「クラウド版メールワイズの料金」章の料金表をご覧ください。


▼充実したサポート体制のメール共有システム「yaritori」と比較をしながら読みたい人は、
ぜひ「メールワイズとyaritoriの徹底比較!使いやすさ・機能・料金・サポート体制など」もご覧ください


パッケージ版メールワイズの料金

パッケージ版メールワイズは、2020年9月30日に新規ライセンス・継続ライセンス複数年パック・バージョンアップライセンスの販売を終了しています。

パッケージ版メールワイズでは現在(2024年1月)以下のライセンスが購入可能ですが、いずれも2025年1月31日に販売が終了し、2026年1月30日にはサポートが終了するのでご注意ください。
・継続ライセンス(単年)
・再契約ライセンス
・ユーザー追加ライセンス
・メールスペース追加ライセンス

詳しくは、パッケージ版「メールワイズ」販売・サポート終了のお知らせをご覧ください。

ユーザー数継続ライセンス料金
(単年)
再契約ライセンス料金/年
5ユーザー版59,600円208,600円
10ユーザー版79,600円278,600円
15ユーザー版99,600円348,600円
30ユーザー版129,600円453,600円
50ユーザー版169,600円593,600円
無制限版196,600円686,000円

※表示料金は税抜

「継続ライセンス」は、現在ご契約中の方が有効期限以降も利用する場合に必要となるライセンスです。「再契約ライセンス」は、「メールワイズ 5」のライセンス有効期間終了後に再度ご利用する場合に必要となるライセンスです。

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クラウド版メールワイズの料金

クラウド版は「スタンダードコース」と「プレミアムコース」の2つがあります。

スタンダードコースプレミアムコース
初期費用無料無料
月額500円/1ユーザー1,500円/1ユーザー
年額5,880円/1ユーザー17,640円/1ユーザー
メールアドレス数10個まで登録可能11個以上登録可能
メールアプリケーション
(メールの管理画面)
1個20個×5

※表示料金は税抜
※詳細はメールワイズ公式サイトをご確認ください。

スタンダードコースとプレミアムコースの選び方

登録したいメールアドレスが10個以下で、かつメンバーごとのアクセス制限が不要な場合は、スタンダードコースで十分と言えます。

ただし、スタンダードコースでは、メールボックスをメールアドレスごとに分けることができません。複数のメールアドレスをそれぞれ別々のメールボックスで管理したい場合には、プレミアムコースが必要です。

加えて、登録したいメールアドレスが11個以上ある場合や、メンバー・部署ごとにアクセスを制限したい場合、複数のアドレス帳を運用したい場合にもプレミアムコースが必要です。

また、契約を月額と年額から選ぶことができます。まず試してみたい場合や、繁忙期・閑散期でユーザー数を増減したい場合には月額での契約がおすすめです。

クラウド版の有料オプション

有料オプションとして「セキュアアクセス」と「ディスク増設」を追加できます。

セキュアアクセスディスク増設
月額250円/1ユーザー1,000円/10GB
年額2,940円/1ユーザー11,760円/10GB

※表示料金は税抜

「セキュアアクセス」は、クライアント証明書を使って接続元の端末を認証するオプションサービスです。外出先や自宅などから安全に利用したい場合はおすすめです。

「ディスク増設」は、ドメイン全体で利用できるディスク容量を10GB単位で追加することができるオプションです。メールのストレージに関しては「スタンダードコース」「プレミアムコース」問わず、5GBとなっているため、容量を増やしたい場合には追加でディスク増設をする必要があります。

他メール共有システムと比較すると容量は少ない傾向があるため、利用頻度などに合わせて選択することを推奨いたします。

クラウド版メールワイズに対する口コミ・評判まとめ

月額500円/1ユーザーからと低価格で利用できるメールワイズですが、実際の利用者は料金や使いやすさ、機能などについてどのように感じているのでしょうか。

ここでは、IT製品比較サイト「IT review」に投稿されている、クラウド版メールワイズに対する口コミ・レビューをまとめ、ご紹介します。

評判の良いポイント

・利用単価が安い
初期費用無料で、月額500円/1ユーザー(スタンダードコース)で使える。
プレミアムコースでも1,500円/1ユーザーと安価。

・わかりやすい初期設定と操作性
サイボウズ社のシステムなだけあり、初期設定や操作性はわかりやすい。

・対応状況を可視化
「誰がメールに対応したのか」「そもそもそのメールに対してアクションを起こしているのか」などの不明瞭さから解放され、メール共有機能のおかげで作業効率が向上。

改善が期待されているポイント

・スマホアプリの改善
スマホからの利用時にアプリが見づらく、フォルダー管理がPC同様になると嬉しい。

・共通の設定項目
迷惑メール対策をメールアドレス毎に設定するのが手間なので、まとめてできるようにしてほしい。

結論

問い合わせ管理が必要な場合にオススメです。特にコストを重視し、高機能よりも基本的なメール共有を求める場合に適していると言えるでしょう。ただし、スマホアプリやフォルダー管理に改善の余地があるようです。他社に比べ機能面が劣る箇所もありますが、メールの共有をまずやりたい!という方には高い評価を得ているサービスです。

クラウド版メールワイズ 導入までの流れ

クラウド版メールワイズの導入の流れについてご紹介いたします。

メールワイズの導入方法は大きく2パターン存在しています。「サイボウズ社から導入するパターン」と「パートナー企業から導入するパターン」に分けられます。

サイボウズ社から導入するパターン

導入までの流れは、サイボウズドットストアより発注、納品メール確認後「メールワイズ」を利用するというステップになります。

直接サイボウズ社から導入するパターンでは、30日間「メールワイズ」を無料でお試しすることもでき、本格的に導入する前にミスマッチを事前に防ぐことが可能です。

※メールワイズではお試し期間に全ての機能を使用できる点も特徴です。

サイボウズ社のパートナー企業から導入するパターン

次にサイボウズオフィシャルパートナー経由でメールワイズを利用するパターンです。導入形態、メニューをパートナー企業経由で選択し、案内メール受信後利用するというステップになります。

結局全部でいくらかかる?シチュエーション別の費用例

メールワイズには、「クラウド版」と「パッケージ版」、クラウド版にはさらに「スタンダードコース」「プレミアムコース」の2コースに加え有料オプションがあり、どれを何人でどのくらいの期間契約するかで料金が異なります。

実際の運用コストをイメージしていただくために、この章ではクラウド版メールワイズの合計の導入・運用コストを2つの例でみていきます。

費用例A:最低限の機能で十分な場合

<条件:部署内の5人で利用する場合>

この場合、例えば部署の代表アドレス「sales@xxx.com」に加え、5人全員が個人アドレスを1つずつ追加すると、メースワイズに登録するアドレスは全部で6つとなります。

メンバーごとのアクセス権の管理や、メールアドレスごとに受信ボックスを分ける必要がないなど最低限の機能で十分な場合は、登録アドレス数が10以下なので、「スタンダードコース」を選びます。

会社外からの利用がほとんどなく、1ユーザー5GBで容量が十分な場合は有料オプションも不要となります。

結果的に、合計でかかる費用は月額(税抜)で

500円 × 5ユーザー = 2,500円となります。

費用例B:利用人数やアドレス数が多く、権限設定などが必要な場合

<条件:複数部署、計200人(うち40人はリモート)で利用する場合>

複数部署での導入なので、メールアドレスごとのアクセス権限の設定が可能な「プレミアムコース」を選択します。また、200人と大人数のため、ディスク増設とセキュアアクセスの有料オプションを必要な分別途購入する必要があります。

追加する容量が30GBだと仮定すると、結果的に、合計でかかる費用は月額(税抜)で

  1,500円 × 200ユーザー (プレミアムコースの基本料金)
+ 1,000円/10GB × 30GB (容量追加オプション)
   + 250円 × 40ユーザー(セキュアアクセスオプション)
= 313,000円となります。

メール共有システムはyaritoriがおすすめ

yaritori」は、Onebox株式会社が提供するメール共有システムです。2020年からサービスの提供を開始し、180社超の企業が利用しています。

「複数の代表アドレスの一元管理」「対応状況の可視化」などメール共有システムとしての基本的な機能はもちろん、最新AIを活用した「メールの自動生成機能」「クレーム判別機能」や「Slack・Chatwork連携」「Salesforce連携」などの外部サービス連携が充実しているのが特徴です。

画面デザイン・操作性・導入のしやすさによる「使いやすさ」で評価されています。特に以下写真のようにGmailライクなデザインが大きな特徴で、パッとみたときに何をすべきかわかるためITリテラシーに不安のある方でも迷わずに使いこなすことができます。

【yaritoriの画面デザイン】

【メールワイズの画面デザイン】

また、Gmail/Outlookをお使いの方なら、メールの送受信をワンクリックで同期することができるので、サービスの導入もスムーズです。

シンプルで使いやすいメール共有システムなら「yaritori」がオススメです。

初期費用・最低契約期間もなく月額1,980円(1ユーザー)ですぐに利用を開始することができます。


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