
メールディーラー(Mail Dealer)は、チーム全員のメールの対応状況を見える化し、返信漏れや二重返信を防止するメール共有・管理システムです。
主な機能として、メールの対応状況を管理する機能や、申請・承認機能・豊富なテンプレート機能などがあり、メール対応業務を効率化することができます。
メールディーラーは、楽々精算や楽々販売などのITサービスを提供する株式会社ラクスより提供されています。日本アクセスやV-CUBEなどの企業をはじめ累計8,000社以上に導入されています。
この記事では、人気のメールディーラーについて主な機能や使い方などを詳しく解説していきます。料金プランや導入するまでの流れも紹介していますので、メールディーラーについて詳しく知りたい方におすすめです!
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メールディーラー(Mail Dealer)とは?
まずは、メールディーラー(Mail Dealer)の概要から確認していきましょう!
メールディーラーは返信漏れなどを防止する「メール共有・管理システム」
メールディーラーは、チーム全員のメールの対応状況を見える化し、返信漏れや二重返信を防止する「メール共有・管理システム」です。
共有アドレス宛の問い合わせを複数人で対応する際に起こる「あの問い合わせ対応した?」というような問題を解決することができます。主な機能として、メールごとにステータスや担当者を付与しメールの対応状況を見える化できる機能や、テンプレートやQA機能などが備わっています。
メールディーラーを使うことで、メール対応の事故を防止し、効率的業務を実現することができます。そのため、業務時間・人件費の削減などの導入効果があります。
メールディーラーの運営は楽々シリーズで有名な「株式会社ラクス」
社名 | 株式会社ラクス |
代表取締役 | 中村崇則 |
設立 | 2000年11月1日 |
資本金 | 3億7,837万8千円 |
従業員数 | 連結:3,086名 単体:1,907名(2025年3月31日時点) |
上場証券取引所 | 東京証券取引所 市場第一部(コード:3923) |
メールディーラーは、「楽々精算」「楽々明細」などの楽々シリーズで知られる「株式会社ラクス」により提供されています。株式会社ラクスは2000年に創業したIT企業で、東証一部に上場しています。
メールディーラーは2001年より提供を開始しているため老舗サービスといえるでしょう。日本アクセスやV-CUBEなどの企業をはじめ累計8,000社以上に導入されています。
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メールディーラー(Mail Dealer)で解決できる課題
メールディーラー(Meal Dealer)は、メール対応で発生する「見落とし」「返信漏れ」などを解決できるサービスです。メールディーラーで解決できる課題から確認しましょう。
①メール対応で発生するミス|見落としや返信漏れ など
メールの量が増え、返信を複数人で対応している場合、メールの対応状況がわからないことで、見落としや返信漏れなどが発生します。こうしたメール対応で発生するミスは、お客様満足度の低下や不信感となり、企業イメージや信頼の毀損に繋がります。
②メール対応の属人化|対応にバラツキ など
メール対応を個人個人が行なっている場合、担当者によって回答内容が違ったり、特定の人しか対応できなくなるなどの「属人化」が発生します。メール対応の属人化が起きている場合、担当者が休みの日や退職したさいに業務が回らなくなるリスクなどもあります。
③メール対応が非効率|履歴を探すの時間がかかる など
メール対応が煩雑になると、過去に誰がどのような対応をしたかの対応履歴を探すのに時間がかかるなど、メール対応業務にかける時間がどんどん長くなってしまいます。返信時間が遅れると、顧客からのクレームに繋がるリスクや従業員の業務時間が長くなるなどの問題が発生します。
メールディーラー(Mail Dealer)の主な機能・使い方
メールディーラー(Mail Dealer)がどのように課題を解決するか、メールディーラーの主な機能を紹介します。
機能① 対応のステータス管理機能
メールの対応状況と担当者を振り分けて管理する機能です。問い合わせメールが対応状況によって新着→返信処理中→対応完了の順で自動に移動するので「いつ、誰が、どこまで対応したか」をチーム間でリアルタイムで把握できます。
機能② 承認・申請依頼機能
新入社員などメール対応に不慣れな人のメールチェックは、対応品質の均一化のためにも重要な作業です。メールディーラーの「承認・申請機能」なら、メール作成画面に「承認依頼」フローを組み込むことで、メールのチェック作業を一連の工程に追加することが可能です。
新入社員がメール対応する際に「承認依頼」ボタンをクリックすると、先輩や上司にメールの確認を依頼できる仕組みになっています。また、メール作成画面の「送信ボタン」を非表示にすることで、チェックの義務化を図ることができます。メール対応に不慣れな新入社員の誤った対応を未然に防ぐことが可能です。
機能③ レポート集計機能
集計レポート機能は問い合わせ内容や顧客情報を自動的に集計し、レポート化する機能です。それぞれ期間別、フォルダ別、担当者別に対応データを集計することができます。問い合わせ内容別に顧客の悩み、疑問傾向を把握し、サービス・対応品質の向上を目指しましょう。
メールディーラー(Mail Dealer)の料金プラン
メールディーラー(Mail Dealer)はいくらで使えるのでしょうか? メールディーラーの料金プランについて確認しましょう。
メールディーラーの料金は「初期費用+基本プラン+オプション」
メールディーラーの料金は、「初期費用+基本プラン+オプション」という構成になっています。
「初期費用」は基本プランによって異なり、5万円〜15万円(税抜)必要です。
「基本プラン」は①セキュリティ対策がついた標準プラン ②メール共有・管理を行うための必要最低限の機能のプランの2つとなっており、それぞれでスタンダート・プロの2つが用意されています。
基本機能以外の機能を使いたい場合は「オプション」料金を支払う必要があります。また、使用容量に基づく従量課金も必要です。
メールディーラーを使用するさいにかかる費用は、初期費用やオプション料金などすべての項目を合計した金額となることに注意しましょう。
メールディーラーの基本プランは月額3.5万円〜
メールディーラーの基本プランのうち、②メール共有・管理を行うための必要最低限の機能がそろった料金プランをみてみましょう。
スタンダートとプロの違いは、ユーザー数やメールボックスなどの違いにあります。メールボックスは、複数のメールボックスを管理することができる単位で、メールアドレスごとにユーザーのアクセス制限をかけたい場合は、複数のメールボックスが必要です。
一番安い料金プランでも初期費用は5万円、月額料金は3.5万円必要になります。
スタンダード | プロ | |
初期費用 | 50,000円 | 150,000円 |
月額料金 | 35,000円 | 150,000円 |
容量 | 20GB | 100GB |
ユーザー数 | 10ユーザー (最大30ユーザー) | 30ユーザー |
保存通数 | 200万通 | 約1000万通 |
メールボックス数 | 1個 (最大5個) | 5個 |
閲覧制限 | △ ※メールボックス追加で可能 | ○ |
提供形態 | 共用サーバー | 専用サーバー |
※表示価格は税別価格
また、最低契約期間も設定されており、スタンダードプランで6ヶ月、プロプランで12ヶ月です。
メールディーラーの主なオプション|スマホ利用にも別途料金が必要
メールディーラーには、通常機能とは別に利便性や安全性を高める機能は「オプション」として別途購入が必要です。主なオプション機能と料金は表の通りです。
スマホ対応 | 5,000円/月 |
API連携拡張 | 5,000円/月 |
お客様アンケート | 25,000円/月 |
情報漏えい対策 | 50,000円/月 |
※表示価格は税別価格
メールディーラーには、スマホアプリがありません。スマートフォン用に最適化された画面を利用するためにはスマホ対応のオプションを購入する必要があります。また、お客様アンケートを取得できる機能などもオプションで購入することが可能です。
情報漏えい対策はセキュリティに強いメールディーラーならではの機能をまとめたオプション機能といえるでしょう。送信キャンセルやアクセス制限などをつけることが可能になります。
メールディーラー(Mail Dealer)の導入までの流れ
メールディーラー(Mail Dealer)の導入までの流れを詳しく確認しましょう。メールディラーは
14日間無料トライアル有り・契約から最短3日で利用可
①お問い合わせ
まずは資料請求などのお問い合わせをしましょう。メールディーラーの担当者から資料が送付された後、課題などをヒアリングしてくれます。
②打ち合わせ
メールディーラーで課題が解決できそうな場合、担当者が課題に合わせた最適な運用を提案してくれます。サービスの疑問点や料金プランなど細かな点を確認できます。
③14日間無料トライアル
契約後も利用できる本番環境で14日間の無料トライアルを実施することが可能です。実際にメールの受信設定を行ったり、送受信をしたりなど、実際に導入した時の運用を体験することが可能です。操作感だけ試したい場合は既にデータが入っている設定不要なデモ環境で試すことも可能です
④契約・アカウント発行
運用面や契約プランに問題がなければ、申込書を提出します。申込書を受領後、最短3営業日で利用を開始することができます。
⑤運用開始
メールディーラーより案内が届いたらまずは初期設定です。会社情報や管理画面、通知の設定を行います。初期設定のやり方についてはメールディーラーの専任スタッフがサポートしてくれます。設定が完了したら実際に運用スタート。運用方法に関してもお客様それぞれの課題状況に合わせて専任スタッフがサポートしてくれるので安心です。
メールディーラー(Mail Dealer)が選ばれる理由・特徴
メールディーラー(Mail Dealer)は、「メール共有システム」や「問い合わせ管理システム」に分類されるサービスです。メールディーラーは競合サービスと比較し、どのような点が優れているのでしょうか。メールディーラーが選ばれる理由・特徴について確認しましょう。
機能が豊富|細かいところに手が届き、受注管理システムなどとの連携も
メールディーラーはメール共有・管理システムを古くから提供している老舗サービスです。メールの送信内容をチェックする機能やメール内容を上長に確認依頼・申請する機能など、複数人でメール対応を効率化するうえでの細かな機能まで充実しています。また受注管理システムなどの連携機能も豊富です。
セキュリティ体制が充実
メールディーラーは、セキュリティ対策として、国内のデータセンターでの管理や24時間365日の監視など万全の対策をしています。また、添付ファイルに自動パスワードを付与することができるなどセキュリティ関連の機能も充実していることが特徴です。
手厚いサポート体制
メールディーラーは随時無料でサポートを受け付けています。導入から運用まで永年無料でサポートを受けられるのはユーザーにとっても安心感があるといえるでしょう。他にも、ユーザー限定のセミナー開催など、サポート体制が充実しています。
メールディーラーを他の競合サービスと比較検討したい方は以下の記事もご参考ください
・【最新版】問い合わせ管理システム比較14選 |選び方や比較ポイントも解説
・【最新版】メール共有システム11選比較!機能・料金・選び方を解説
メールディーラー(Mail Dealer)のデメリット・注意点
メールディーラー(Mail Dealer)のデメリット・注意についても確認してみましょう。デメリット・注意点は公開情報をもとに比較できることや、実際に利用しているユーザーの口コミを分析しています。
料金が高い|最低でも初期費用5万円+月額最低3.5万円〜
メールディーラーの料金は比較的高いです。一番安いプランでも初期費用は5万円〜月額料金は3.5万円〜となっており、オプションや従量課金も考慮した場合はさらに高くなります。機能が充実しており、サポート体制が厚い分、利用料金が高く設定されているといえるでしょう。
古い|画面デザイン・操作性が悪いと感じる可能性
メールディーラーは約25年前にリリースされた老舗サービスです。そのため、画面デザインが従来のインストール型のメーラーのような印象を受けるという声が多くありました。また、メールの受信から返信まで、さまざまな操作をするたびに画面が切り替わる仕様になっているため、リアルタイムでの操作性が悪いとの声がありました。
気軽に試すことは難しい|最低契約期間6ヶ月、利用開始までに時間もかかる
メールディーラーを利用するためには、営業担当者との打ち合わせが必須となっており、契約・アカウント発行までに最低でも3日間の期間が必要です。また、初期費用が必要なことに加え、最低契約期間も6ヶ月〜となっているため、サービスの導入には慎重な検討が必要といえるでしょう。
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