【最新】AIエージェントサービス15選比較|依頼できる業務や費用を解説

ユーザーの指示から意図をくみ取り、仕事や日常生活におけるあらゆる作業や手続きを実行してくれる「AIエージェント」。

個人向けと企業向けの両方で開発が進む一方、「人が繰り返し作業を行っていること」「お金がかかっていること」をAIで自動化する「企業向けのAIエージェント」から先に普及するのでは、と考えられています。

企業向けAIエージェントサービスは大きく2つに分類されます。それぞれ、医療・飲食などの各業界に特化したサービスと、カスタマーサポート・プログラミングなどの職種に特化したサービスです。

AIエージェントが汎用的な知能を獲得するまでにはまだ時間がかかり、「職種特化型AIエージェントサービス」から普及すると考えられています。

この記事では、すでにリリースされているAIエージェントサービスについて、職種別に比較紹介します。機能や価格など具体的に検討すべき比較ポイントをわかりやすく解説しますので、AIエージェントサービス導入でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください!

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AIエージェントとは?

AIエージェントとは、AI(人工知能)とエージェント(代理人)を組み合わせた造語で、人間が具体的な指示をしなくても、AIが必要な作業を自ら考えて実行するサービスを指します。

ユーザーが自然言語で与えた指示について、あらかじめ設定された目標に向けて、自ら最適な手段を用いて行動を計画・実行できるのが特徴です。

ChatGPTなどの「対話型AI」と違い、AIエージェントは単なる回答にとどまらず、タスク実行能力を備えています。ユーザーの指示を解釈し、目的を達成するために最適な行動を自律的に選択し、必要な処理を計画・遂行できるため、業務の自動化や効率化において大きな力を発揮します。


AIエージェントについてさらに詳しく知りたい方は「AIエージェントとは?|生成AIの次の進化として注目が集まる最新技術を解説」をご参考ください。


AIエージェントの活躍が期待されている分野・サービス

AIエージェントは、さまざまな領域でサービスの展開が期待されています。

AIエージェントサービスは「企業」x「職種」向けが本命

AIエージェントサービスは、「旅行の計画」や「飲食店の予約」などを行う個人向けのAIエージェントと、カスタマーサポートや営業などの業務を行う企業向けのAIエージェントに分類されます。

しかし、「人が繰り返し作業を行っていること」かつ「お金がかかっていること」から技術によりリプレイスが始まることを考えると、AIエージェントの普及が先行して進むのは企業向けからと考えることが有力です。

また、会社向けのAIエージェントは医療・飲食などの業界向けや、カスタマーサポートや営業などの職種向けに分けられます。

AIエージェントが汎用的な知能を獲得するまでにはまだ時間がかかることから、特定業務を行う職種ごとからサービスが普及していくと考えられています。

[職種別] AIエージェントの注目サービス

AIエージェントは、さまざまな領域でサービスの展開が期待されています。なかでも、各企業のルーティン業務の効率化や精度向上は注目度の高い領域です。

すでにAIエージェントの活用が進んでいる職場も多く、そのなかから代表的な業務を5つ紹介します。

カスタマーサポート

カスタマーサポート分野では、AIエージェントがチャットボットや音声アシスタントとして導入され、顧客対応の効率化に貢献しています。

顧客からの問い合わせに対して自動応答やFAQ対応を行い、迅速な問題解決が可能です。これにより、人間のサポート担当者の負担が軽減され、顧客満足度の向上が図れます。

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プログラミング

プログラミング分野では、AIエージェントがコード生成、バグ修正、テスト実行などを自律的に行います。

開発者はエディタ内で指示を出すだけで、AIが複数ファイルにまたがるコード修正やリファクタリングを自動実行してくれます。

AIエージェントによっては、要件の分析から実装まで一連の開発フローを自動化することも可能です。開発者はよりクリエイティブな仕事にリソースを割けるようになります。

採用・人事

採用・人事分野では、AIエージェントが応募者の書類選考、面接の日程調整、候補者とのコミュニケーションなどを自動化してくれます。人材不足が深刻化する日本においてAIエージェントによる採用プロセス効率化は、重要なテーマの一つです。

採用だけでなく社員の個別目標設定、組織図作成、プロジェクトに必要な人材のアサインなど人事業務の自動化を実現するAIエージェントもあります。

採用・人事担当者はルーティン業務の自動化により、戦略立案や採用候補者との対話により多くの時間を割けるようになります。

営業

営業分野では、AIエージェントがリード獲得から商談後フォローまで、営業プロセスの全体もしくは一部を自動化・効率化してくれます。

たとえば、営業担当者に代わってAIエージェントが専属のインサイドセールス担当として機能し、見込み顧客のリスト作成からアプローチ実行、活動管理、活動分析まで一連の業務を自律的に遂行可能です。

営業担当者は定型業務から解放され、より戦略的な商談や顧客関係構築に集中できるようになります。

法務

法務分野では、AIエージェントが契約書レビューから法務相談まで、複雑な法務業務を効率化してくれます。

また、依頼内容のヒアリングや情報整理を対話形式で自動対応、法務関連調査などの自動化も可能です。法務専門家もサポートしながら、AIだけでは対応できない専門領域までカバーするサービスも多いです。

法務専任担当者がいない中小企業やスタートアップにとって、法務AIエージェントサービスは、バーチャル法律事務所のような役割を果たします。

法務担当者にとっては、定型的な契約書処理から解放され、より戦略的なリスク管理や事業支援に注力できるようになります。

カスタマーサポートに活用可能なAIエージェントサービス3選比較

yaritori(ヤリトリ) |Onebox株式会社

「yaritori」は、「info@」や「support@」といった代表アドレスを複数人で共有・管理できる、メール共有・問い合わせ管理システムです。日本企業のOnebox株式会社が提供しており、「yaritori」の他にも、メディア事業やDX支援事業を展開しています。

最新AI「GPT-4o」を活用した、国内初のメール生成機能「yaritori AI」を搭載しており、①メール文の自動生成、②丁寧な文章への変換、③日本語から英語への翻訳の3つの機能が利用可能です。さらに、クレームのメールの自動感知機能など、カスタマーサポートに特化したAI機能が搭載されています。

他にも「yaritori」には、「個人メールの一元管理」「メールの開封履歴」などメール送受信を効率化するための機能が一通り備わっており、「Slack・Chatwork連携」「Salesforce連携」などの連携機能も充実しています。

画面デザイン・操作性・導入のしやすさによる「使いやすさ」で評価されており、業界・規模問わず250社超の企業が利用中です。初期費用・最低契約期間もなく、国内最低価格水準の1ユーザー月額1,980円〜で、すぐに利用を開始できます。

Zendesk(ゼンデスク)|株式会社Zendesk

Zendeskはメールやチャットなどあらゆるチャネルによる問い合わせを1つの画面から管理できる、統合型カスタマーサービスソリューションです。米国カリフォルニア州に本社がある、株式会社Zendeskが提供しています。

AI機能として「AIエージェント」を搭載しており、顧客対応に関するさまざまなタスクの自動化が可能です。問い合わせ内容をAIが瞬時に解析し、最適な担当者へ自動で割り振る「インテリジェントトリアージ」、人間と対話するような自然なやり取りで問題解決に導くチャットボットなど、複数機能が搭載されています。

料金は「カスタマーサービスSuiteプラン」「Employee Service Suite」の2つが用意されており、機能ごとにプランが分かれています。最も安いプランは1ユーザーあたり月額19ドル(年払いの場合)で、すべてのプランで無料トライアルが可能です。


Zendeskの最新AI機能について詳しく知りたい方は「Zendeskで使えるAI機能を徹底解説!AIエージェント・エージェントCopilotの詳細」もご参考ください


Generative Navigator|カラクリ株式会社

GeNは、精度の高いオペレーターの対応を自動で再現するAIエージェントです。カスタマーサポート向けAI SaaS「KARAKURI Digital CS Series」を運営する日本企業、カラクリ株式会社が提供しています。

従来、AI活用において問題だった、あいまいな質問に対して誤った回答を返してしまう「ハルシネーション」を防ぐために、質問の意図を確認する「聞き返し機能」を搭載しました。

それによって、これまでの自動チャットボットのFAQ応答を越えた、精度の高い実用的な自動対応を実現します。従来型のAIチャットボットと比べて、解決率は1.5倍に上がり、回答到達までの回数が約2回短縮されているとのことです。

複雑な運用は不要で、最短2週間で導入可能です。料金は要問い合わせとなっています。

営業に活用可能なAIエージェントサービス3選比較

MiiTel(ミーテル)|株式会社RevComm

MiiTelは、電話・Web会議・対面などあらゆるシーンでのビジネス会話を最適化する音声解析サービスです。東京に本社を構える、株式会社RevCommが提供しています。

インサイドセールスや電話営業での通話をAIが分析し、AIコーチが具体的な改善提案をおこなう「MiiTel Phone」、商談や社内会議など、あらゆるオンライン打合せをAIが分析し、膨大な会議データの集約から話し方のアドバイスまでおこなう「MiiTel Meetings」など、多様なサービスを展開しています。

マイナビやNTTデータグループなど大手企業をはじめ、中小・ベンチャー企業まで幅広い企業で導入中です。料金はMiiTel Phoneが¥5,980/ID(税抜)、MiiTel Meetings ミニマムプラン(解析40時間)が¥2,760/ID(税抜)となっています。

アポドリ|株式会社Algomatic

アポドリとは、営業担当者がおこなうアポイント獲得にまつわる活動をAIが自動でおこなってくれるサービスです。東京に本拠地を構える株式会社Algomaticが運営しています。

営業AIエージェントが各企業専属のインサイドセールス担当として、ターゲット企業や担当者の情報収集、アプローチ仮説の構築、対象者ごとにカスタマイズされた文面の作成、継続的なアプローチ、などを自動実行します。企業ごとの営業プロセスに合わせてカスタマイズも可能です。

高い営業アプローチ品質を提供するために、AIと営業エキスパート人材のハイブリッドでサービス提供をおこなっており、過去の実績として、商談化率(歩留まり)580%改善、成約率15.9%、売上(ARR)1.1億円創出があります。

DMM、マネーフォワードなど有名企業をはじめ、多くの企業で導入実績があります。料金は各社個別の料金設定となっており、要問い合わせです。アポドリの詳細はこちらから確認できます。

Agentforce|株式会社セールスフォース・ジャパン

Agentforceは、クラウドベースの顧客関係管理 (CRM) プラットフォーム「Salesforce」のデータをベースに、さまざまなアクションを実行できるサービスです。米国カリフォルニア州に本社を構える、Salesforce社が運営し、日本では株式会社セールスフォース・ジャパンが運営・提供を担っています。

企業は自社業種に合わせてノーコードでカスタムAIエージェントを構築可能で、Slackやメールとも連携できます。

たとえば、インバウンドリードに対して、いつ、どのように連絡を取るべきかの最適解を提案・実行までおこなう、自社事業に最適化されたAIエージェントの構築が可能です。

他にも、商談管理、セールスコーチング、自動見積りなど、営業活動のサポート機能を高い自由度でカスタマイズできます。

カレンダーの空き状況をリアルタイムで確認し、会議スケジュールを自動設定する機能など、営業担当者を補助する周辺機能も充実。Slack、freee、Sansanなどビジネスシーンで普段から活用するツールとの連携が多いのも特徴です。

海外企業だけでなく、三菱UFJ銀行、日立、森ビルなど日本企業の導入実績も豊富です。料金について、Salesforceユーザーは無料で利用可能(クレジットの制限あり)、その他の企業は要問い合わせとなっています。

採用・人事に活用可能なAIエージェントサービス3選比較

sonar ATS|Thinkings株式会社

sonar ATSは、新卒から中途まで一元管理できる採用管理システム(ATS)です。東京に本社を構える、Thinkings株式会社が運営しています。

採用活動に関する連絡・調整などの各種採用業務を自動化することで、採用担当者の負担軽減が可能です。

AIがチャットで募集要件をヒアリングし、回答をもとに求人原稿を作成する「AI求人作成アシスタント」、応募者への選考案内や面接官への評価依頼などの連絡・調整を自動でおこなう機能など、さまざまな機能が搭載されています。

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格にもとづく認証「ISO/IEC 27001」など、国際基準のセキュリティレベルを有しています。

2,300社以上の導入実績があり、料金は要問い合わせです。

Talent Palette(タレントパレット)|株式会社プラスアルファ・コンサルティング

Talent Paletteは採用から配置・育成・評価・定着まで一元管理できる、タレントマネジメントサービスです。東京に本社を構える、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが運営しています。

自社にマッチする候補者を選出する「AIスカウト」、社員のプロフィールを自動で生成する「AIプロフィール」、AIが社員の的確な個別目標設定をサポートする「Aiアドバイス」など、Talent Palette内の人材データをベースとしたさまざまな機能が搭載されています。

他にも、人事データに基づいた組織図の自動作成、プロジェクトに必要な人材の推奨など、人事業務を支援する細かい機能が充実しており、人事評価、人材育成・スキル管理、eラーニング・研修管理など人事に必要な機能が揃っているのが特徴です。

業界業種を問わず、4,300社以上から導入されています。料金は各社個別の料金設定となっており、要問い合わせです。

HireVue|タレンタ株式会社

HireVueは、オンライン・オフライン両方の採用面接を支援するサービスです。米国ユタ州に本社を構える、HireVue Inc.が開発したシステムで、日本のタレンタ株式会社が国内での独占販売権を保有しています。

特徴的なのは録画面接機能です。企業はあらかじめ求職者への質問の設定をしておくだけで、面接官不要で採用面接を実施できます。

応募者は都合の良い時間に面接を受け、質問への回答を録画します。企業側は録画データを確認し、採用選考をおこなう仕組みです。

さらに、面接の録画をAIが解析し、多くの企業が求める人物像の評価指標に採用されている行動特性の評価結果を、自動で判定してくれます。

面接の他にも、3つのゲームをプレイするだけで総合的にIQ(認知能力)を測定できる「ゲームベースアセスメント」、感情の知覚・コントロール能力を測定する「性格特性アセスメント」も実施可能です。

40以上の言語に対応し、日本でも日立製作所、東京海上日動などの大手企業を含む、200社以上で導入実績があります。料金は各社個別の料金設定となっており、要問い合わせです。

法務関連業務に活用可能なAIエージェントサービス3選比較

LegalOn Cloud|株式会社LegalOn Technologies

LegalOn Cloudは、あらゆる法務業務を自動的におこなうAIエージェントサービスです。東京に本社を構える株式会社LegalOn Technologiesが運営しています。

「LegalOnエージェント」に指示を出すことで、契約審査、締結後の契約管理、法務相談案件の管理、法令リサーチ、法改正対応など幅広い法務業務を自動で実行してもらえます。

自社の業務フローに合わせてカスタマイズでき、同一サービス上であらゆる法務業務を完結できることが特徴です。

日々の業務のなかで生まれる、自社の法務関連ナレッジを自動で集約・整理してもらえる機能も搭載。Google Cloud上にクラウド基盤を構築、第三者機関(エムオーテックス株式会社)による脆弱性診断の実施など、セキュアな環境でサービスを運営しています。

法律事務所を中心に、住信SBIネット銀行、東急リバブルなど多様な業界で導入実績があります。料金は利用機能により変動しますので、詳しくは問い合わせください。

Legal Brain エージェント|弁護士ドットコム株式会社

Legal Brain エージェントは、法務調査業務のスピードと精度を向上させるためのAIエージェントです。東京に本社を構え、法律相談ポータルサイトを運営する弁護士ドットコム株式会社が提供しています。

企業が自然な質問を入力するだけで、AIが法令、判例、ガイドライン、書籍など、日本最大級のリーガルデータベース「Legal Graph」を横断的に検索し、質問の答えを整理して提示してくれます。

複雑なテーマもAIが自動で論点を分解し、整理してくれるため、必要な情報を手に入れやすいのが特徴です。

回答には必ず出典が示され、内容の信頼性を確保してもらえるほか、通信経路をTLSで暗号化、セキュアなクラウドインフラ上で運用、外部専門機関によるセキュリティ診断の実施など、レベルの高いセキュリティ環境でサービスを運営しています。

料金は各社個別の料金設定となっており、要問い合わせです。

クラウドリーガル|a23s株式会社

クラウドリーガルは、生成AIとプロの法務サポートを融合した、企業法務アウトソース・サービス(ALSP)です。東京に本社を構える、a23s株式会社が運営しています。

質問に答えるだけで簡単に法律文書の作成ができる「契約書自動作成サービス」、顧客からの依頼にAIエージェントが応答し、依頼内容のヒアリングや情報整理などをおこなう「自動対応」など、複数の機能が搭載されています。

AIエージェントだけでなく、各領域に強みをもつ弁護士が専門チームを組んで業務代行してくれるサービスも提供しており、会社設立、商標登録など専門的な業務も依頼可能です。マネーフォワード、マイクロソフトなど大手企業から中小・ベンチャー企業まで5,000社以上の利用実績があります。

料金はブロンズプラン月額11,000円(税抜)、シルバープラン月額55,000円(税抜)、ゴールドプラン月額110,000円(税抜)となっており、各プランのサービス内容は公式サイトをご覧ください。

プログラミングに活用可能なAIエージェントサービス3選比較

GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット)|株式会社GitHub

GitHub Copilotは、AIが最適なコードを自動生成してくれるプログラミング支援サービスです。米国カリフォルニア州に本拠地を置く、GitHub社が運営しています。

Microsoftが提供するAIアシスタント「Copilot(コパイロット)」と連携し、さまざまな機能を提供しています。代表的な機能は、プログラマーが記載したコメントや関数などから、AIが最適なコードを推測し提案してくれる「コード補完」機能です。

チャットで、コーディング関連の問題解決方法を聞ける「GitHub Copilot Chat」も特徴的な機能の一つです。要件分析から実装、プルリクエスト作成まで一連の開発フローを自動化することが可能で、Java/Python/C++など、主要なプログラミング言語に対応しています。

全世界で1億5000万人以上の開発者が利用し、アクセンチュア、メルセデス・ベンツ、Shopifyなど幅広い業種の企業で導入中です。料金はGitHub Copilot Businessが1ユーザーあたり$19/月、GitHub Copilot Enterpriseが1ユーザーあたり$39/月となっています。

Claude|株式会社Anthropic

Claudeは、自然言語でプログラミングタスクを支援する高性能なAIアシスタントです。米国カリフォルニア州に本社を構える、Anthropic社が開発・運営しています。

Claude Sonnet 4やClaude Opus 4など複数のモデルが提供されており、コード生成、デバッグ、リファクタリング、技術文書作成など幅広い業務をサポート可能です。自然言語での指示から複雑なコード生成、既存コードの分析・改善提案も行えます。

特徴的なのは、コンテキストを理解した対話形式でのサポートです。開発者の意図を汲み取り、段階的なコード改善や技術的な質問への詳細な回答を提供できます。Python、JavaScript、TypeScript、Java、C++、Go、Rust、HTML/CSSなど、主要なプログラミング言語に対応可能です。

Web版やClaude Codeというコマンドライン版も提供されており、開発環境に応じた柔軟な活用も可能です。Google、Slack、Notionなど多くの企業で導入実績があります。料金はClaude Sonnet 4が月額$20、Claude Opus 4が月額$100となっており、API利用は従量課金制です。

Cursor|株式会社Anysphere

Cursorは、Microsoft社提供のコードエディターVisual Studio Codeをベースとした、AI搭載のコードエディタです。米国に本拠地を置く、Anysphere社が開発・運営しています。

「agentモード」では、開発者が自然言語で指示を出すだけで、AIが自律的に作業を実行してくれます。コードベースの探索と理解、複数ファイルの同時編集、ターミナルコマンドの実行、テスト、エラーの自動修正など、幅広いタスクの自動化が可能です。

また、コードエディターとしての機能も充実しており、次の編集内容を予測する「オートコンプリート機能」、次にカーソルを置く位置を予測する「カーソル予測」、ミスを修正してくれる「スマートリライト」など実装されています。

Python、JavaScript、TypeScript、Go、Rustなど主要なプログラミング言語をサポートし、既存のVSCode拡張機能との互換性も保持しています。AI機能はClaude、GPT-4などの最新モデルを選択できます。

料金は無料プランから月額$20のProプランまで用意されています。

まとめ|AIエージェントで業務革命を

AIエージェントは、業務の効率化や自動化を支援するツールとして、多くの分野で急速に導入が進んでおり、24時間対応やデータ分析のスピード、正確なタスク遂行で、人手不足の解消やコスト削減に貢献しています。

一口にAIエージェントと言っても、そのサービス内容はそれぞれまったく違います。総合的にあらゆる業務を支援してもらえる大手企業提供のAIエージェントと、ピンポイントな業務を自動化できるベンチャー発のAIエージェントでは、値段も機能もまったく異なるのです。

今後、AIエージェントの進化は、さらに多くの業界に革新をもたらすでしょう。企業は、AIエージェントを戦略的に導入することで、生産性を向上させ、競争力を飛躍的に高められます。

AIエージェント導入を成功させるには、自社の課題を明確に把握しつつ、AIエージェントの最新情報をキャッチアップし、自社にとって最適なサービスを選ぶことが重要です。

「yaritori」メディア編集部
「yaritori」メディア編集部

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