【最新版】問い合わせフォーム作成ツール比較10選!無料で使えるオススメも

Webサイトに問い合わせフォームを設置したいけれど、「HTMLやCSSの知識がないから難しい」「制作会社に頼むと費用がかかる」と諦めていませんか?自社でゼロから作成するのは、手間も時間もかかり大変ですよね。

本記事では、そんな悩みを解決するために専門知識不要で誰でも簡単に導入できる「問い合わせフォーム作成ツール」を厳選して解説します。

この記事を読めば、無料で使える手軽なものから高機能なものまで、自社の目的に合うツールが見つかります。ぜひ最後までご覧いただき、スムーズなフォーム設置にお役立てください。

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目次
  1. 問い合わせフォームとは?
  2. 問い合わせフォームの作り方
  3. 問い合わせフォーム作成ツールの選び方・比較ポイント
  4. 問い合わせフォーム作成ツール10選比較
  5. 問い合わせ管理するなら「yaritori」
  6. まとめ|問い合わせフォームで顧客満足度UPと業務効率化を実現

問い合わせフォームとは?

まずは、問い合わせフォームの概要について解説します。

Webサイト訪問者からの連絡を24時間自動で受け付ける窓口

問い合わせフォームは、電話や実店舗の窓口とは異なり、担当者の不在時や深夜・早朝といった営業時間外であっても訪問者からの連絡や申し込みを自動で受け付けられます。

訪問者は24時間いつでも送信でき、運営側は会社名やメールアドレス、担当者名など訪問者の情報を収集できます。送信内容は管理者に自動転送され、送信された直後にその内容を確認できるのも特徴です。

見込み客となる訪問者を逃さない窓口として機能し、ビジネスチャンスの獲得に貢献する役割を担っています。

見込み客(リード)を獲得したいなら不可欠な機能

Webサイト経由で見込み客(リード)を獲得し、資料請求や見積もりなどの具体的な行動を促したい場合、問い合わせフォームの設置は必須です。

もしメールアドレスや電話番号だけの掲載だと、訪問者はメールや電話といったひと手間をかけなければいけません。

こうした手間が訪問者の離脱(機会損失)を招くだけでなく、仮にメールや電話で連絡が来ても情報が不足しがちなため訪問者のニーズに的確に応えられず、結果として商談の失注にもつながりやすくなります。

フォームを設置すれば、訪問者の心理的ハードルを下げて24時間受付が可能となり、必須項目によって見込み客情報を確実に獲得できるため、商談の成功率を高めます。

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問い合わせフォームの作り方

問い合わせフォームの作り方は、主に3つの方法があります。

1.HTMLやPHPなどをコーディングして自社作成する
2.WordPressの拡張機能(プラグイン)を使用して作成する
3.問い合わせフォーム作成用のツールを使用する

それぞれの作り方とメリットを比較し、自社に合った問い合わせフォームを導入しましょう。

HTMLやPHPなどをコーディングして自社作成する

HTMLやPHPなどをコーディングして、自社で問い合わせフォームを作成することができます。

コーディングで作成する最大のメリットは、フォームのデザインやカラーなどを自由に編集できることです。自社のコンセプトに沿ったオリジナルフォームを作成でき、機能も必要に応じて追加可能です。

ただし、コーディング技術がある担当者が必要になり、担当者がいない場合はコーディングを外注するコストがかかってしまいます。

また、自社作成フォームの場合はセキュリティ対策にも気を配らなくてはいけません。

WordPressの拡張機能(プラグイン)を使用して作成する

WordPressで自社サイトを作成している場合、プラグインという拡張機能を使って問い合わせフォームを設置できます。

代表的な問い合わせフォームプラグインとしては、「Contact Form 7」や「MW WP Form」などがあります。

コーディング技術があれば、既存デザインに改良を加えることも可能です。

ただし、セキュリティが脆弱なプラグインがあるので注意が必要です。問い合わせ情報が外部に流出しないように導入時は入念なセキュリティチェックを行いましょう。

問い合わせフォーム作成用のツールを使用する

問い合わせフォーム作成用のツールを使用すれば、簡単な操作だけで本格的なフォームを作成できます。

コーディングの知識は必要なく、ツール上でフォーム作成に必要な項目を選択して組み合わせるだけです。

問い合わせ情報の集計やセキュリティ対策も万全であるため、ツールを導入するだけで本格的なフォームを設置できます。

ツール毎に特徴や機能が異なるため、各社のツールを比較検討して自社に合うツールを導入する必要があります。

問い合わせフォーム作成ツールの選び方・比較ポイント

問い合わせフォーム作成ツールはどのように選べばいいでしょうか。主要な問い合わせフォームの選び方・比較ポイントを解説します。

データ連携・自動化機能の有無

近年では、フォーム受信後のデータ連携・自動化機能が重要視されています。

例えば、Slackなどのチャットツールへの即時通知やSalesforceやkintoneといったCRM(顧客管理システム)へデータを自動登録できるかなどです。

自社が持つ各種システムとフォームのデータが連携・自動化できれば、問い合わせ内容を詳細に分析でき、その結果が見込み客の信頼に繋がります。

また、データ連携の際はSSLによる通信暗号化など安全にデータをやりとりできるセキュリティ機能が充実しているかも重要な確認ポイントです。

フォーム作成の自由度の高さ

フォームの入力作業が多いと見込み客の手間が増えてしまう一方で、選択形式ばかりだと見込み客の疑問点や課題を掴み切れません。

見込み客の負担を減らしつつ問い合わせ内容を正確に理解するためにも、様々な入力項目と形式を提供しているツールを選択しましょう。

プルダウン・チェックボックス・テキスト入力などが選択でき、配置位置や配置数なども作成者が調整できるツールがオススメです。

多くのツールが無料で利用できるプランを提供しているので、様々なツールを導入して作成の自由度の高さを確認してください。

無料プランの有無と月額料金の課金体系

問い合わせフォーム導入のコストは、初期費用・月額料金・オプション料金を総合的に判断することが重要です。

特に問い合わせフォームは、無料と有料の2つのパターンがあります。

①広告表示や機能制限はあるものの無料プランで手軽に始められるサービス
②初期費用や最低契約期間が設定されている高機能な有料サービス

まずは、無料プランや有料プランの無料トライアルで使用感を試すのがオススメです。

有料プランの月額料金は、主に「フォーム作成数」「月間の回答(受信)数」「利用ユーザー数」によって決まります。例えば、「月間回答数500件まではプランA」「CRM連携を含む場合はプランB」といった形です。

オプション料金は、データ保存容量の追加や特定の外部システム(Salesforceなど)との高度な連携、IPアドレス制限などのセキュリティ強化機能が用意されている場合があります。

基本料金にオプション料金を加えた総額で比較検討しましょう。

作成画面・管理画面・導入のしやすさ

問い合わせフォームは、フォームを作成・編集する担当者と受信したデータを確認・対応する担当者の両方が日常的に使うサービスです。

ITリテラシーの異なる人でも使える使いやすさは、業務効率に直結します。

使いやすさに関しては、フォーム作成画面、問い合わせ管理画面、導入のしやすさの3つで評価しましょう。

作成画面は、簡単に項目を追加・編集できるかを確認してください。

また、問い合わせ管理画面は、受信したデータが一覧で見やすいか、対応状況の管理が簡単かといった操作性が重要です。

導入のしやすさの点では、作成したフォームを自社サイトにコードを埋め込むだけなど専門知識不要で簡単に設置できるかも確認しましょう。

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問い合わせフォーム作成ツール10選比較

代表的な問い合わせフォーム作成ツール10選を比較紹介します。

Googleフォーム|グーグル合同会社

問い合わせフォームGoogle Formsのホームページ画面

Googleフォームは、Googleが提供する完全無料のフォーム作成ツールです。

ドラッグ&ドロップに近い直感的な操作と約20種のテンプレートで、ITリテラシーを問わず誰でも簡単にフォームを作成できます。SSLやreCAPTCHA(スパム対策)といった基本的なセキュリティにも標準対応しています。

フォーム作成数や回答(受信)数も無制限で、広告表示もなく利用できる点が最大の強みです。回答データはGoogleスプレッドシートに自動で連携・蓄積されますが、Slackやkintoneといった外部CRMへの自動連携機能は標準搭載されていません。

また、専用の「問い合わせ管理画面」はなく、「対応状況の追跡」機能も標準では備わっていないため、チームでの高度な問い合わせ対応やデータ管理を行う上では運用の工夫が求められます。

SurveyMonkey(サーベイモンキー)|サーベイモンキージャパン株式会社

問い合わせフォームSurveyMonkeyのホームページ画面

SurveyMonkey(サーベイモンキー)は、世界26万社以上で採用されているアメリカ発の高機能フォーム作成ツールです。

SSLなどのセキュリティに対応し、有料プランではSalesforceやSlackといった外部CRMとのデータ連携・自動化機能が充実しています。

無料プランは広告表示や項目数・回答数に強い制限があり、本格的な利用やチームでの共同編集は、ユーザー数課金(例:月額4,600円/ユーザー)などの有料プランが前提となります。

多機能な分、直感的な作成や「対応状況」の管理といった「使いやすさ」の観点では、操作にやや慣れが必要です。

formrun|株式会社ベーシック

問い合わせフォームformrunのホームページ画面

formrunは、株式会社ベーシックが提供するフォーム作成ツールです。

ドラッグ&ドロップで直感的にフォームを作成できる「使いやすさ」に加え、SSLやreCAPTCHA(スパム対策)といったセキュリティ機能も充実しています。

データ連携も可能で、SlackやSalesforce、kintoneなど外部CRMへの即時通知・自動登録が専門知識なしで行えます。また、受信した問い合わせを「未対応」「対応中」などのステータスで管理できる専用の管理画面も備わっており、対応漏れや二重対応の防止に役立ちます。

無料プランも提供されていますが、月額3,880円(税抜)からの有料プランでは、利用ユーザー数やフォーム作成数、連携機能が拡充されます。

Form mailer (フォームメーラー)|フォームメーラー株式会社

Form mailer(フォームメーラー)は、ドラッグ&ドロップの直感的操作で簡単なフォーム作成を実現するツールです。 

SSL通信などのセキュリティ対策に対応し、未入力項目や入力値の正誤判定を行うリアルタイムバリデーション機能も兼ね備えています。 

無料プランはフォーム作成5つ・項目7つまでと手軽に試せますが、「機能(作成の自由度)」を重視する本格的な利用は、月額1,485円(税込)からの有料プランが選択肢となります。 

有料プランではフォーム作成数が10~300個、項目設置数が50~300個へと拡張されるほか、管理者以外もフォーム編集が可能になる「チームメンバー管理機能」も利用できます。

Tayori|株式会社PR TIMES

問い合わせフォームtayoriのホームページ画面

Tayoriは、使いやすさを重視する方に向いている問い合わせフォーム作成ツールです。

プログラミング知識が薄い方でも、直感的なインターフェースでデザインのカスタマイズや項目の設定がしやすく、WordPress専用プラグインの用意により自社サイトへの「導入のしやすさ」も考慮されています。

機能面では、受信した問い合わせをリスト化し、タスクを振り分けるなど顧客情報を可視化して管理できる点が特徴です。

価格体系は、まず手軽に試せる無料プランが用意されており、このプランでもデータのエクスポート(CSV形式)が可能です。さらに月額3,800円(税抜)からの有料プランなら、Google Analyticsとの連携や3名での管理共有も可能になるなどチームでの対応効率を高める機能が利用できます。

formzu|フォームズ株式会社

問い合わせフォームformzuのホームページ画面

formzuは、コストパフォーマンスを最優先しつつ手軽に安全なフォームを運用したい方に適した作成ツールです。

PCやスマートフォンはもちろん携帯電話にも対応しており、標準でSSL暗号化通信が適用されるため、専門知識がなくても個人情報を守るセキュリティ環境を即座に構築できます。

データ管理の面では、無料プランであっても受信データのCSV出力に対応している点が大きな特徴です。

さらに、法人・商用利用向けの「ビジネスプラン」であっても1日約36円(年額13,200円)からという低価格で導入できます。広告非表示に加え、最大1,000件のログ保存やファイル添付機能など、業務利用に十分なスペックを備えています。

オレンジフォーム|株式会社オレンジスピリッツ

問い合わせフォーORANGE FORMのホームページ画面

オレンジフォームは、プログラミング知識が不要で、直感的に操作できる使いやすさに定評がある問い合わせフォーム作成ツールです。

フォーム作成のハードルが低く、標準でSSL暗号化やスマホ表示に対応しているため、セキュリティ面やユーザーの入力しやすさを確保しつつ、ITリテラシーに左右されないスムーズな導入・運用が可能です。

機能面では、SlackやChatworkといったチャットツールとの連携通知が無料版から利用できる点が強みです。問い合わせの見落としを防ぎ、対応速度の向上が期待できるため、チームでのデータ連携を重視する方に適した仕様となっています。

月額1,200円(税込)からの有料プランなら広告が非表示になるほか、Googleアナリティクスやスプレッドシートとの自動連携も可能です。年間払いによる割引などコストパフォーマンスにも優れ、データ分析や管理効率をさらに高められます。

SuguForm(スグフォーム)|株式会社リブレル

SuguForm(スグフォーム)は、専門知識がなくてもドラッグ&ドロップ感覚の直感的操作で、簡単に問い合わせフォームを構築できる作成ツールです。

自社サイトへの導入もスムーズに行えるため、現場の業務効率を損なうことなく即座に運用を開始できます。

無料プランは作成数・回答数が無制限とコスト面に優れますが、データの長期保存や集計を行う場合は、月額1,650円(税込)の有料プランがおすすめです。

有料プランでは、回答データのCSVエクスポートが可能になるほか、添付ファイル容量も大幅に拡張され、大容量データのやり取りにも対応します。

Mfaceメールフォーム|株式会社レジェンドプロデュース

問い合わせフォームMfaceのホームページ画面

Mfaceメールフォームは、申込みから最短1分で利用開始できるスピード感と専門知識不要の直感的な操作性が魅力の作成ツールです。 

15種類のテンプレートで手軽に作成できるほか、CSS編集によるデザイン調整も可能で、初心者からこだわり派まで幅広く対応します。 

SSL標準装備でセキュリティも安心。無料プランは広告表示がありますが、10個までフォームを作成可能です。 

有料プランは、半年契約で6,600円(税込)と安価で、広告非表示に加え作成数が30個に増えるため、低コストで本格運用したい方に最適です。

Form OK|Kodama & Co.

問い合わせフォームForm Okのホームページ画面

Form OKは、ギガ単位の大容量ファイル対応や入力途中の一時保存など他社ツールにはない便利な機能を多数備えた作成ツールです。

全てのプランでSSL暗号化通信に標準対応しており、セキュリティ対策も万全。ユーザーの利便性を高める機能も充実しているため、どのようなシーンでも安心して使えます。

無料プランでもフォーム作成数は無制限ですが、データ保存期間が「30日間」に限定されるため、短期的なプロジェクトや導入前のお試し利用に便利です。

有料プラン(月額30ドル〜)に切り替えると、データの無期限保存や複数人でのチーム管理が可能になり、より本格的な業務利用にも柔軟に対応できます。

yaritori」は、問い合わせメールの対応状況をチームで可視化できる問い合わせ管理システムです未対応・対応済みがひと目で分かるため、機会損失を防ぎ、見込み顧客の獲得につなげます。

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問い合わせ管理するなら「yaritori」

問い合わせがあっても迅速かつ適切に管理できなければ、意味がありません。

問い合わせを集約し、複数のスタッフが対応状況を可視化できる問い合わせ管理システム「yaritoriを導入すれば、対応漏れや遅れを防ぎ、顧客獲得につながります。

ステータス管理で対応状況を可視化し「対応漏れ」を防止

yaritoriには、対応漏れを防止するステータス管理機能が搭載されています。全てのメールに「未対応」「対応中」「完了」などのステータスを設定でき、それぞれのメールの対応状況が一目でわかります。オリジナルの対応状況のラベルも作成可能です。

この機能により、挨拶メールに対する返信の対応漏れを防げます。さらに、チームで連絡対応をおこなう場合チーム全体のタスク状況が可視化されるため、重要な問い合わせを見落とさずに済みます。「誰かが対応するだろう」という思い込みをなくし、人為的なミスを減らせます。

AIが最適な返信内容を自動生成

yaritoriは適切なメール文を瞬時に生成することができるAIエージェント『yaritori AI』を搭載しています。『yaritori AI』を使えば、最適な返信文を自動で作成してもらえます

さらに、『yaritori AI』には連絡対応関連のマニュアルを読み込ませることも可能です。⾃社が普段作成しているメール文のトーン&マナーに近い本文の自動生成が可能です。海外の取引先に送るメールでは、ボタンひとつで外国語への変換も可能です。

まとめ|問い合わせフォームで顧客満足度UPと業務効率化を実現

この記事では、問い合わせフォームの具体的な作成方法とすぐに導入できるオススメの作成ツール10選について解説しました。

適切なフォームをサイト内に設置することで、ユーザーとのコミュニケーションが円滑になり、顧客との関係性をより密接なものにできます。結果として、顧客満足度の向上や機会損失の防止につながります。

もし、複数のサイトに届く問い合わせメールの一元管理に課題を感じている場合は、問い合わせ管理システム「yaritori」の導入が解決策となります。サイトを跨いだ対応状況の可視化やチームでの共有・管理といった複雑な運用を解決する機能が豊富に備わっているからです。

この記事を参考に、自社に最適なフォーム運用を構築し、問い合わせ対応業務を効率化させましょう。

「yaritori」メディア編集部
「yaritori」メディア編集部

メール対応の効率化から始めるAI・DXツール「yaritori(ヤリトリ)」メディア編集部。
営業・CSなど対外的なメール対応が多い方向けに、問い合わせ対応・顧客管理・一斉送信に関する情報や、AI・DXなどの最新テクノロジー情報を発信します。

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