おすすめIP電話8選比較|メリット・選び方のポイントを解説

ビジネスにおけるコミュニケーションで、電話は欠かせないツールです。
昨今では、インターネットを介して使えるIP電話が注目を集めています。

IP電話は、電話回線が不要で手軽にはじめられる点や固定電話や携帯電話よりコストがかかりにくいという利点があります。各社からIP電話がリリースされている分、どういったIP電話を選べば良いかと悩む人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、IP電話の機能やメリットの紹介をはじめ、おすすめのIP電話の選び方も解説します。自社に合ったIP電話を選びたい人は、ぜひ参考にしてください。

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IP電話とは

IP電話とは、インターネットプロトコル(Internet Protcol/IP)という通信方式によって、音声をやり取りする電話です。従来のように電話回線を使用せず、インターネット回線を活用して通話するのが特徴です。

誰でも使用できるインターネット回線を使うため、従来の電話より安価に利用できる傾向にあります。そのため、以下のような人はIP電話を選ぶケースが多いでしょう。

  • 海外と通話する機会が多い
  • 通話時間が長くなる

またIP電話は、大別すると3つの種類にわけられます。

IP電話の3つの種類について

IP電話には3つの種類が存在します。それぞれ特徴や違いがあるため、内容を理解したうえで、自分に合ったIP電話を選ぶと良いでしょう。

①0ABJ型

0ABJ型のIP電話は、0ABJ番号を割り振ったIP電話です。0ABJ番号とは、0からはじまる10桁の番号(「0A-BCDE-FGHJ」)を指します。アルファベットのIがない理由は、数字の1と間違えやすいからです。

たとえば、東京23区では「03-××××-××××」という番号になります。

IP電話で「0ABJ番号」をリリースするには、総務大臣が指定した条件(品質や安定性)を満たす必要があるため、音質や接続が安定しやすいことが特徴です。その分、後述する2種類のIP電話より、料金が高い傾向にあります。

「光電話/ひかり電話」と称する電話は、0ABJ型のIP電話の代表例です。

②050型

050型のIP電話は、電話番号が050からはじまるIP電話です。電話番号に市外局番といった「地域情報」を含まないため、スマホや携帯電話からの利用が可能です。

0ABJ型とは異なり、品質や安定性などの条件が設置されていないことから、環境によっては、「音声が聞き取りにくい」「電話がつながりにくい」といったデメリットもあります。

しかし、0ABJ型よりもリーズナブルに利用できることから、一定の支持を集めています。

③電話番号不要型(通話アプリ)

電話番号不要型のIP電話は、読んで字のごとく、電話番号を必要としないIP電話です。電話番号不要型のIP電話で有名なものとして、以下が挙げられます。

  • LINE
  • Skype
  • Zoom

アプリをインストールすればスマホや携帯電話から利用でき、料金も完全無料です。

一方で、アプリをインストールしていない人とは話せず、音質や接続が不安定になりやすいため、ビジネスシーンには不向きです。当記事で紹介する「おすすめIP電話の掲載」でも、電話番号不要型のIP電話は割愛しています。

従来の固定電話(アナログ電話)との違い

IP電話と従来の固定電話(アナログ電話)との違いは、通話の仕組みです。従来の固定電話は、アナログ回線という「銅線」を利用した通信手法を指します。電話専用の回線を使うため、音質や接続が安定しやすいことも特徴です。

一方、IP電話はインターネット回線を通じて、音声データをやり取りします。基本的に、不特定多数がさまざまな目的で利用する「インターネット回線」を使うため、音質や接続状態が固定電話より劣りやすいでしょう。

料金面は、IP電話の方が安価です。多くの場合、インターネット回線のみで利用できるため、距離に応じて料金が変動しないからです。固定電話は、相手との距離が離れると経由する交換局が増えるため、料金が高くなるのが特徴です。

IP電話とクラウドPBXの違い

まずIP電話とは、インターネット回線を主に活用した、通話サービスのことです。IP電話を契約すると、サービスを活用して通話ができます。

クラウドPBXとは、クラウド上に設置した「電話環境に関するサービス」のことです。クラウドPBXを活用すると、外出先から会社の固定電話と同じ番号で通話できたり、離れた拠点にいても内線通話が使用できます。IP電話を契約すると、050や03などの番号を割り当てられますが、クラウドPBXを契約しても番号を割り当てられることはありません。

つまり、IP電話は「通話するためのサービス」であり、クラウドPBXは、電話環境を「快適にするためのサービス」だといえます。

IP電話のメリット

昨今ではIP電話を導入する事例は多く、現時点で導入を検討する企業も多いでしょう。固定電話でも携帯でもなく、IP電話を活用するメリットはどういったものなのでしょうか?

主なメリットは、以下の通りです。

①料金が安い(導入コスト・通話料)

IP電話は、「インターネット回線」と「スマホや携帯電話」があれば利用できます。アナログ電話のように、固定電話の設置や回線工事が不要なため、導入時の初期コストが抑えられます。専用の携帯電話を貸与するのではなく、社員のスマホをIP電話として活用できれば、端末を貸与する分の料金もかかりません。

また、通話料金も固定電話と比較すると安くなるケースが多いでしょう。IP電話は専用の電話回線が必要にならず、インターネット回線を使用して音声データをやり取りできる点ではコスト削減に効果的と言えるでしょう。

②電話回線が不要で特別な機器や準備の必要がない

多くのIP電話は、インターネット回線を通じて通話ができるため、新たに電話回線をひく必要がありません。また、スマホや携帯電話(パソコンで利用できるIP電話もある)があれば、IP電話を利用できるため、特別な機器を用意する必要もないでしょう。

電話回線の工事や機器の用意をせず、簡単に利用を開始できるため、手間や時間がかかりません。

ただし、0ABJ型のIP電話を利用する場合には、事務所に光ファイバー用の回線をひき、専用の機器も設置することが必要な場合もあるため注意が必要です。

③音声のほかにもテキスト・画像・動画も同時に送受信できる

IP電話は固定電話と異なり、インターネット回線を活用するためにテキストや画像・動画データをデジタル変換したうえでの送受信を行うことが可能です。インターネット回線に乗せたデジタルデータは、相手先に届いた際に「テキストデータ」や「画像・動画データ」に変換され、活用することが可能です。

固定電話の場合と異なり、テキストや画像・動画などのデータを送受信できる点は魅力の一つと言えるでしょう。

④オフィス外でも対応できる(テレワーク・外出)

IP電話は、インターネット環境と通話で使うスマホや携帯電話があれば、どこでも利用できます。そのため、オフィス外でも対応できる点が特徴です。テレワークや外出をする機会が多い社員にとって、IP電話を活用するメリットは大きいでしょう。

オフィス外でも電話に対応できれば、「電話の取次ぎ」や「折り返しの連絡」といった手間を減らせます。リアルタイムで電話に対応できるため、取引先からの問合せなどがあっても、スムーズに対応できるでしょう。

⑤従業員や拠点の増減管理が容易

0ABJ型を除くIP電話は、回線工事や機器の設置が不要なうえに、インターネット回線を介せばすぐに利用できます。そのため、従業員数や拠点が増えても、特別な工事などをせずに対応できることが特徴です。従業員や拠点が減っても、使用しないIDの契約を解除することも柔軟に対応でき、無駄なコストの削減にも繋がります。

固定電話の場合には、従業員や拠点が減れば、アナログ回線や電話機器の撤去が必要です。従業員や拠点の増減管理が容易であれば、企業担当者の負担を大幅に減らせるでしょう。

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IP電話のデメリット

IP電話には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。IP電話を利用する際に発生する主なデメリットは、以下のとおりです。

①音声品質が通信環境に左右される

IP電話はインターネット回線を通じて手軽に利用できる反面、インターネット回線の状況次第で、音声品質が変化します。回線に不具合が生じた際はもちろんのこと、回線の混雑時にも、音声が聞き取りにくくなるなどのデメリットがあります。時には、通話の途中で電話が切れてしまうこともあるでしょう。

IP電話を使用する際には、音声品質が左右されやすい点を念頭におき、回線の混雑時には少し時間をおくなどの対処も必要です。

②発信できない電話番号がある

0ABJ型を除き、IP電話には発信できない電話番号があります。

~発信できない番号~
・緊急電話…110、119など
・フリーダイヤル…0120からはじまる番号

取引先がフリーダイヤルという場合には、発信できない番号があることに、デメリットを感じる可能性があるでしょう。また緊急事態は基本的には発生しないものの、万が一で緊急電話をかけることを考慮する場合には、0ABJ型の利用や自身のスマホを常に持つなどの対策が必要です。

③停電の際に利用できない(緊急時など)

IP電話はインターネット回線を使用する(0ABJ型では光ファイバーも併用)ため、停電時には利用できません。なぜなら、インターネット回線を使用するための電子機器が使用できなくなるからです。

IP電話を使う場合には、事前に停電の時間がわかっていれば、その時間は固定電話やスマホを使うなどの対処が必要です。受電件数が多く、停電によって多大な機会損失が予想される企業は、停電時でも「インターネット回線を使用するための電子機器」を使えるようにするなど、然るべき対策をしましょう。

④電話番号が変わる可能性がある

IP電話は、0ABJ型を除き、基本的に050番号が割り当てられます。そのため、固定電話やスマホからIP電話に変更すると、電話番号が変わる可能性が高いでしょう。

050番号は、市外局番と比較すると、信用度が低い傾向にあります。信用度を気にする場合には、0ABJ型で番号ポータビリティサービスがあるIP電話を選ぶか、IP電話と固定電話を併用すると良いでしょう。IP電話と固定電話を併用する際には、取引先に対し「050番号でかけることもある」と説明しておけば安心です。

IP電話選びでチェックするポイント

昨今では、多くの企業からIP電話がリリースされています。適切なIP電話を選びたい人は、以下のポイントをチェックしたうえで、自社の状況と照らし合わせると良いでしょう。

①通話品質

固定電話と比較すると、IP電話は通話品質が劣る傾向にあります。電話専用の回線ではなく、インターネット回線を使うので、致し方ないといえます。

やり取りができれば、多少ノイズが入っても良いと考える場合には、一般的なIP電話でも良いでしょう。通話品質を重視する場合には、総務省が定めた通話品質において、「クラスA」または「クラスB」を満たすIP電話をおすすめします。

クラスA固定電話と変わらぬ通話品質
クラスB携帯電話と同じレベルの通話品質
クラスCクラスB以下の通話品質

IP電話のなかでも、0ABJ型はすべてクラスAです。050型のIP電話であっても、クラスBレベルのものを探せば、通話品質でそれほど問題を感じないでしょう。

②対応できるOS

IP電話を選ぶ際には、対応できるOSのチェックもかかせません。会社貸与のスマホや社員のスマホでIP電話を使う場合には、契約したIP電話サービスが既存のOSに対応できるか確認するようにしましょう。

仮に、契約したサービスがiPhoneでしか対応できない場合には、Androidユーザーの社員にiPhoneを貸与するなどの対応が必要になります。

対応外のOSでサービスを利用できても、通話品質や機能が問題なく使用できるかは、保証できません。そのため、IP電話を選ぶ際には、対応OSを必ず確認するようにしましょう。

③機能部分

IP電話の導入を検討する理由は、企業によって異なります。IP電話を選ぶ際には、自社の導入目的を踏まえたうえで、目的が果たせるサービスを選択することが大切です。

例えば、社員の海外出張が多く、社内間での通話料金を減らしたいと考える場合には、安価な050電話で良いでしょう。

一方、通話料金をトータル的に減らしたいものの、留守電機能や録音機能も必要だという場合には、該当機能が搭載されたIP電話を選ぶ必要があります。

また、多機能であっても、自社が不要とする機能が多い場合には、その分のコストがムダになってしまいます。IP電話の機能面を考える際には、自社に必要な機能を事前に把握しておくと良いでしょう。

④料金

IP電話は、種類や搭載機能によって、導入コストや通話料が異なります。固定電話より安価といっても、以下のような条件によって、料金は変わってくるでしょう。

  • 導入コストの有無
  • IP電話同士の通話が無料か?
  • 国際電話に対応するか?

多くの社員がIP電話を所持する企業では、少々の料金差が積もり積もれば大きくなる可能性があります。とはいえ、料金が安価であれば良いとは限りません。自社の目的を踏まえたうえで、コストパフォーマンスが良いかをチェックすることが大切です。

多機能でおすすめのIP電話8選

各社からリリースされるIP電話の機能は、多様化しています。ここでは、機能面でおすすめのIP電話を紹介します。特徴のあるIP電話を紹介しているため、自社の状況と照らし合わせながら、ベストなサービスを見つけられるでしょう。

G-Call050|株式会社ジーエーピ

G-Call050は、情報および通信の企画・販売を行なう株式会社ジーエーピーが提供するIP電話サービスです。IP電話サービスのほかに、電気事業・ふるさと納税事業・ショッピングサイト運営など、多岐にわたるサービスを展開しています。

機能

G-Call050は、050型のIP電話です。

【iPhone・Androidに対応】

iPhone・Androidに対応した「G-Call050」のアプリをダウンロードすることで、利用が可能になります。iPhoneの場合には、Bluetoothにも対応しています。

【国際電話に対応】

世界中から日本(もしくは日本から各国)に対し、格安での通話が可能です。海外出張が多い人や、海外の取引先へ頻繁に電話をかける人にとって、メリットが大きいといえます。

【着信・発信に配慮した機能】

G-Call050では、アプリを起動していなくても、着信をうけられることが特徴です。留守電機能も搭載されており、電話をかけてきた相手からの伝言メッセージを受け取れます。商談や公共交通機関での移動が多い人も、安心して利用できるでしょう。

050通話中であっても、スマホ本体に着信があれば「050通話が保留」になるため、大事な電話の取り損ねも防止できます。番号の一部について「置き換え発信」も可能です。

料金

【初期費用】
・なし

【月額料金】
・280円(税抜)
※通話料は別途発生します

※ID・PWの発行月は月額料金が無料です

【通話料】

<国内向け>
・固定電話には3分8.8円(税込)
・携帯電話には1分17.6円(税込)

<海外向け(不課税)>
世界中どこからでも
・アメリカ…1分5円
・アルゼンチン…1分10円(携帯電話にかけると1分40円)
・カナダ…1分10円
・メキシコ…1分10円(携帯電話にかけると1分35円)

050plus|株式会社NTTドコモ

050plusは、通信事業・スマートライフ事業などを行なう、1992年創業の株式会社NTTドコモが提供するIP電話サービスです。NTTドコモは2015年度の3期より、通信領域とスマートライフ領域における、より一層の強化を図っています。

機能

050plusは、050型のIP電話です。

【携帯電話の大手企業「NTTドコモ」が運営】

言わずと知れた携帯電話の大手企業「NTTドコモ」が運営しているため安心感があるのが特徴です。は、NTTコミュニケーションズが展開するOCNモバイルとセットだと、「月額料金が半額」とお得になります。また050plus同士や、相手がOCNドットフォンであれば、いつでも通話料が無料です。iPhone(iPad含む)・Android・WindowsのPCに対応しています。

【クラスBなので音質が良い】

050plusは050型のIP電話であるものの、クラスBの基準を満たすので、音質の良さが特徴です。音質の良いIP電話を探している場合、候補の1つになるでしょう。(※クラスBとは、携帯電話に匹敵する音質です。)

【国際電話に対応】

世界各国への国際電話に対応しており、海外で使うケースや、海外向けに電話をかける機会が多い人も活用できます。ホテルやカフェなどの無料Wi-Fiがあれば、料金を気にすることなく、国際電話ができます。

【便利な留守番電話機能】

メッセージお預かり機能が搭載されているため、リアルタイムで電話に出られず、留守番電話になったとしても、後からの確認が可能です。会議や接客の機会が多い人も、安心して利用できます。

料金

【初期費用】
・なし

【月額料金】
・330円(税込)
※OCNモバイルONEとセットで、050plusの月額料金が半額になります。

【通話料】
<国内向け>
・固定電話には3分8.8円(税込)
・携帯電話には1分17.6円(税込)
・有料通話先プロバイダには3分8.8円(税込)

<海外向け>
~例~
・アメリカ…1分9円

各国の料金詳細は、以下から確認できます。
https://service.ocn.ne.jp/phone/ip/dotphone300/service4.html

My050|ブラステル株式会社

My050は、国際電話サービス・クラウド型IP電話サービスなどを行なう、ブラステル株式会社が提供するIP電話サービスです。同社は1996年に設立され、日本国内のブラジル人コミュニティーを対象に、アメリカをベースとするコールバックサービスからはじまった会社です。在日外国人や、中小企業を中心とした法人顧客が活用するケースが多く見受けられます。

機能

My050は、050型のIP電話です。

【安定した環境下で国際電話も可】

1Mbps以上の速度という安定した環境下で、海外への通話や、海外から日本との通話が可能です。またMy050の契約者同士は、無料で通話できます。海外に拠点を持つケースや、海外出張者が多い企業は、社内での通話でMy050を使うと、通話料削減につながるでしょう。OSはiOSとAndroidに対応しています。

【使いたい分だけ支払うプリペイド式】

支払い方法はプリペイド式であり、コンビニエンスストアなどでマイペイメントを利用したうえで、使いたい分だけ料金をおさめます。使わなかった時の損失が気になる企業にとって、プリペイド式のIP電話は、コストパフォーマンスに優れているといえます。

またMy050サービスは、050番号を取得してから1年が有効期限です。有効期限が切れる前にブラステルカードに入金すれば、その日から期限が1年延長されます。

【フリーダイヤルにかけられる】

050型のIP電話は、フリーダイヤルにかけられないサービスが多いなかで、My050はフリーダイヤルに電話をかけられます。フリーダイヤルにかけるので、通話料はもちろん無料です。

【便利な録音機能・着信転送機能】

通話を録音できるため、着信に気づきにくい人や、商談などで電話をうけられないことが多い人も、安心して利用できます。録音した会話は、削除する時間を自分で設定できます。また着信転送機能もあり、国内はもとより、国外にも転送可能です。

料金

【初期費用】
・設定費…550円(税表示・確認できず)

【月額料金】
月額料金はないものの、以下の料金が発生する
・番号維持費(6か月ごと)…550円(税表示・確認できず)

【受信料/送信料】
<国内向け>
・固定電話には3分10.56円(税込)
・携帯電話は種類によって、1分あたり19.8円~56.98円(税込)

<海外向け>
国によって異なる
詳細な料金は、以下URLからチェックできます
https://www.brastel.com/personal/rates/jpn/

※ブラステルの050番号同士では、無料通話が可能です。

SMARTalk|楽天モバイル株式会社

SMARTalkは、電気通信事業を行なう楽天モバイル株式会社が提供する、IP電話サービスです。同社は、東京証券取引所のグロース市場上場企業です。2014年から、格安スマホ事業を開始しています。

機能

SMARTalkは、050型のIP電話です。

【楽天グループが運営】

大手の楽天グループが運営するIP電話サービスなので、安心感があります。また、楽天グループの電話網とインターネットを活用できるため、安価な料金を実現している点が特徴です。海外から海外でも、インターネットに接続できていれば、国内と同じ通話料で対応できます。iPhoneとAndroidで利用ができます。

【初期費用・月額料金が0円】

初期費用・月額料金ともに0円は、他社ではなかなか見かけません。前述のとおり、楽天グループの電話網とインターネットを活用することから、通話料も他社と比較し、最大60%もお得になります。

【留守電・非通知などの各種機能】

ただ単に通話するだけでなく、留守番電話・非通知・着信転送・指定番号の着信拒否機能など便利機能を搭載しています。通話以外の機能も重視する人にとって、嬉しいサービスだといえるでしょう。

料金

【初期費用】
・なし

【月額料金】
・なし
※留守番電話・着信拒否・着信転送機能を使っても、無料です。

【受信料/送信料】
<国内向け>
・固定電話、携帯電話・有料の050問わず、一律30秒8.8円(税込)

<海外向け>
・30秒8円(課税対象外)
・SMARTalk同士または無料通話可能な050…0円

IP-Line|株式会社プロディライト

IP-Lineは、音声ソリューション事業・音声デバイスの販売などを行う、株式会社プロディライトが提供するIP電話サービスです。同社は、東京証券取引所のグロース市場上場企業です。IP電話サービスのほかに、音声通話からユーザーの感情を分析できる、AIオプションサービス「INNOVERA Emotion」を販売しています。

機能

IP-Lineは、050型と0ABJ型が選べるIP電話サービスです。(希望する型によって、料金が異なります。)

【音質がクリア】

低圧縮で64kbpsの高音質のビットレートで、固定電話に匹敵するクリアな音声を実現しています。音質にこだわりたい人に、最適なIP電話の1つだといえるでしょう。

【現状の番号がそのまま使える】

ほとんどの電話に対し、現状の番号をそのまま使用できます。そのため、取引先に向けた「電話番号変更のアナウンス」が不要です。

【ビジネスに着目した課金体制】

日本における電話の通話時間は、全体のうち74%が90秒以内に終了しています。(※株式会社プロディライト調べ)しかし、一般的なIP電話は、通話時間がたとえ1秒だとしても、つながっただけで180秒ほどの通話料金が発生するケースが多いでしょう。

通話料金のムダに着目すべく、IP-Lineでは90秒課金を採用しているため、通話料の削減が見込めます。

【国際電話にも対応】

国際電話も可能であり、2023年11月の時点で「42か国」に対応しています。世界各国に拠点がある企業や、世界各地への出張者が多い企業にとって、嬉しいサービスだといえるでしょう。

料金

【初期費用】
・番号発行手数料(050番号の場合)…1,000円(税抜)
・番号発行手数料(0AB~J番号の場合)…2,500円(税抜)
・番号ポータビリティ手数料…1,500円(税抜)

【月額料金】
・番号利用料(2チャンネル/1番号)…1,000円(税抜)
・チャネルアップ利用料(1チャネル)…150円(税抜)

【受信料/送信料】
<国内向け>
・固定電話には90秒4.6円(税抜)
・携帯電話には30秒8円(税抜)

<海外向け>
42か国に対応

~例(※すべて60秒の料金)~
・アメリカ…6円
・イギリス…107円
・インド…18円
・オーストラリア…18円

03plus|株式会社グラントン

03plusは、通信事業を展開する株式会社グラントンが提供する、IP電話サービスです。株式会社グラントンでは、インターネットFAX事業も展開しています。IP電話サービス「03plus」は、2018年12月にリリースされてから、累計30,000回線以上も契約されています。

機能

03plusは、0ABJ型のIP電話です。

【現在の番号がそのまま使える】

番号ポータビリティに対応しており、現在の電話番号を変更せずに使用できます。言い換えると、「固定電話の持ち歩き」が可能です。

【複数名で番号共有ができる】

オプションをつけると、複数名での番号共有が可能です。たとえば5名で同じ番号を共有していれば、電話がかかってきた際に「5名全員の電話」に着信があります。誰かが対応すれば、ほか4名の電話で鳴っていた着信音が止まります。

また誰かが電話をかけていても、ほかの電話から、別の番号への発信が可能です。クラウドFAXのオプションもつければ、アプリやブラウザからFAX受信もできます。

【便利なオプション機能】

上記オプションのほかに、以下のような便利機能が搭載されています。

・時間外アナウンス…営業時間外の電話に対し、営業時間外のアナウンスを流せる機能です。

・パーク保留…通話中にパーク保留できる機能です。パーク保留とは、すべての電話機で、保留中の通話を共有できる機能を指します。

料金

【初期費用】

・月払い…5,000円(税表示確認できず)
・年払い…3,800円(税表示確認できず)

【月額料金】

・月払い…980円(税表示確認できず)/10分かけ放題:1,000円(税表示確認できず)
・年払い…0円/10分かけ放題:0円

【通話料】
<アプリからの発信>
・30秒20円(税抜)

<IP電話機、宅内機器からの発信>
・市外局番宛…3分8円
・その他(携帯宛など)…1分17.5円

MiiTel|株式会社RevComm

MiiTelは、ソフトウェアのデータベース開発などを行う、株式会社RevCommが提供するIP電話サービスです。RevVommでは、IP電話・MiiTelのほかに、AI搭載オンライン会議分析ツールや対面商談を可視化するシステムを販売しています。

機能

MiiTelは、IP電話とクラウドPBXを組み合わせたサービスです。(※市外局番を取得できます)

【IP電話に関する便利機能をツール化】

IP電話とクラウドPBXを組み合わせているので、IP電話・録音・文字起こし・音声解析などの便利機能をまとめ、1つのツールにしています。IP電話のみではなく、セットで多様な課題解決に取り組みたい企業に最適でしょう。クラウド型IP電話なので、手持ちのスマホなどで対応できます。iPhone・Androidで使用可能です。

【国際電話に対応】

一部の国を除き、国際電話にも対応しています。海外とのやり取りに関しても、国内での通話と同様に、音声解析や文字起こしが可能です。

【各種の便利機能】

自動音声ガイダンス・通話内容の定量評価・Slackとの連携・録音データ抜粋共有など、便利な機能を搭載しています。コールセンターの業務改善や、営業電話のクォリティーアップなど、電話に関する悩みに対応できるでしょう。

料金

※以下はIP電話単体ではなく、録音・文字起こし・音声解析などもセットの料金です。

【初期費用】
・なし

【月額料金】
・5,980円(税抜)/※1つのIDにつき
※詳しい料金は要問合せ

ビジネスLaLa Call|株式会社オプテージ

ビジネス LaLa Callは、電気通信事業・有線一般法人事業・警備業などを行なう、株式会社オプテージが提供するIP電話サービスです。同社は、関西電力のグループ会社です。

機能

ビジネス LaLa Callは、050型のIP電話です。

【セキュリティ面に強い】

万が一スマホ(iPhone・Androidで使用可)などを紛失した際に、遠隔操作で電話帳削除ができます。不正利用を防止できる【カスタマーコントロール機能】も搭載されており、セキュリティ面が気になる方は、安心して利用できるでしょう。

【コミュニケーション機能を充実】

以下のようなコミュニケーション機能を搭載しています。

・企業内チャット…登録社員間でインスタントメッセージのやり取りが可能です。
・内線…あらかじめ登録したグループ内で、内線通話ができます
・ピックアップ機能…グループ内であれば、ほかのアカウントへの着信に応答できます

IP電話を活用しながら、コミュニケーションも促進できるでしょう。

料金

プランは以下の2種類です。
・通常タイプ…050通話、インスタントメッセージ遠隔で電話帳削除
・セントレックスタイプ…通常タイプに加え、内線・カスタマーコントロール機能を搭載

【初期費用】
・なし

【月額料金】
・通常タイプ…500円(税抜)※5番号まで/6番号以降は1番号ごとに300円(税抜)
・セントレックスタイプ…2,500円(税抜)※5番号まで/6番号以降は1番号ごとに500円(税抜)

【通話料】
<通常タイプ>
・携帯電話…30秒8円(税表示・確認できず)
・有料提携先IP電話…3分7.4円(税表示・確認できず)
・国際電話(例:アメリカ)…1分6円(非課税)

<セントレックスタイプ>
・携帯電話…1分18円(税表示・確認できず)
・有料提携先IP電話…3分7.4円(税表示・確認できず)
・国際電話(例:アメリカ)…1分6円(非課税)
※両プランともに、ビジネスLaLa Call・LaLa Call・eo光電話などが相手の場合には、通話料は0円です。

IP電話の活用で業務効率化の実現を!

IP電話を利用すると、電話回線不要で手軽に電話ができ、コストも抑えられます。外出先や自宅でも、ビジネス関係の電話ができるため、昨今の時代背景に適します。場所を選ばず電話ができ、電話の取り損ねや折り返しによる時間ロスも防げるでしょう。

IP電話を活用し、業務効率化を目指したい場合には、日々の煩雑なメール対応を管理できる「メール管理サービス」の併用もおすすめです。

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