おすすめSFAツール(営業支援システム)12選比較|導入メリットや選び方をご紹介

「今より更に営業活動を効率化したい」

「従業員数は増やせないけど、売上の伸びる仕組みを作りたい」

このような考えを持つ企業様は多いのではないでしょうか。

これらの悩みを解決するサービスとして「SFA」が世界中で注目されています。SFAは企業全体の営業活動を効率化し、会社全体の営業力の底上げに貢献できるという点が魅力のサービスです。

本記事では、SFAという概念の部分から導入メリットやデメリット、導入がおすすめの企業の特徴・おすすめのSFAなど詳しくご紹介いたします。SFAの導入を検討している企業様はぜひご覧ください。

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SFAとは

SFAとは [Sales Force Automation]の略で、営業活動を支援/効率化するシステムやサービスのことを指します。商談した顧客情報や個々人の営業活動の状況などを一元管理し、営業活動の効率化を実現できるサービスになります。

チームや部署内で営業ノウハウを蓄積する仕組み作りを実現でき、会社全体での受注精度の向上を図ることができる点が特徴です。

MA・CRMとの違い

同様の概念として頻繁に用いられるMAやCRM。それぞれ業務の効率化/自動化するという観点では同様ですが、顧客と接触するタイミングの部分では差異があります。

それぞれの違いに関する主なポイントは以下の通りです。

このようにユーザーとのタッチポイントの部分が主な違いになります。

MAマーケティング活動の自動化を支援するツール。
リードの創出から育成を主に支援するサービス。
SFA営業活動全般を自動化するツール。
⇒MAで獲得したリードをCVさせるために利用するサービス。
CRM受注した顧客の管理を中心に利用するツール。
⇒営業が獲得した案件を継続利用されるように支援するサービス。

CRMに興味がある方はぜひ以下の記事もご確認ください。

【最新版】顧客管理システム(CRM)比較11選|国産・海外ツールなどタイプ別に紹介


SFA導入の目的

前述した各領域の中でSFAを導入する企業の主な目的について、ご紹介いたします。
主な目的は以下の3点です。


・営業活動の効率化
・営業スキルの属人化解消
・営業プロセスの見える化/数値の明確化

営業活動の効率化

企業にとって最も重要な指標である売上。売上の向上には、商談件数の増加/受注率の向上が重要な要素となります。これらを効率化する面でアプローチできるのがSFAツールです。

SFAツールでは、商談を良質化するための機能や受注率改善のために最適なアプローチを支援する機能などが搭載されています。

加えて、営業向けに外出先で利用できるアプリ連携や日報作成のサポート機能など営業活動の中でも時間のかかるルーティンワークを対応しやすくする機能が手厚いのが特徴です。営業の定常業務の効率化や受注数を増やすためのサポートをする機能が搭載されているのがSFAの魅力といえるでしょう。

営業スキルの属人化解消

企業の営業活動の中で顕在化される問題の一つである営業スキルの属人化です。言語化しにくい経験などを蓄積したデータを元にパターン別に大別し、成功パターンとして法則化できるのが特徴です。営業スキルの高い方の行動やノウハウを分析し、チームでナレッジ化することができます。契約や失注になった際の行動パターンを法則化することで、会社全体で営業スキルを向上することが可能になります。

営業プロセスの見える化/数値の明確化

SFA導入の魅力は各営業プロセスの明確化にもあります。営業活動の無駄を数値で可視化できるため、商談の効率改善や既存業務の対応時間の削減に貢献が見込めます。加えて、顧客の状況を元にスコアリングすることもできるため、顧客の確度の精査やアプローチまでの最適な手法の立案など、営業活動の効率化にも貢献できるでしょう。


SFAと同様に営業活動の改善で注目されているセールスエンゲージメントに興味がある方はぜひ以下の記事もご確認ください。

セールスエンゲージメントとは?MAとの違いや導入メリットを解説


SFAの基本機能

ここまではSFAの概念や導入目的などを紹介しました。
本章ではSFAの基本機能などより詳しい部分にフォーカスしてご紹介いたします。

代表的な機能は以下の5点です。

顧客情報の管理機能

SFAには顧客の詳細な情報を一元管理する機能があるのが特徴です。顧客情報や責任者情報、見込み顧客情報などを一目で把握できるのが特徴です。商談の前に情報をスマートフォンで一通り確認して事前準備することも可能となっています。加えて、顧客の属性や行動履歴などを分析して、顧客ニーズの把握や受注確度の判断ができるのも魅力と言えるでしょう。

商談情報の管理機能

1度訪問した商談の進捗状況や確度、担当者情報などを一元管理できる機能です。多くのSFAで標準搭載されている機能です。商談管理機能では、顧客と商談で話した内容を一目で確認することが可能です。過去の商談履歴から傾向を分析し、ステップメールなどの対策を行うことで、最適なタイミングで適切なアプローチができ、営業活動の効率化を実現できます。

営業活動のルーティンワークのサポート

営業活動の中でも時間のかかる商談情報のステータス更新/顧客管理、日報の作成などの業務の効率化の面でもアプローチすることが可能です。顧客管理などで必要な反面、工数のかかる定常業務を負担にならない形で実現できるのも特徴です。アプリと連携しているサービスもあり、外出先でもスムーズに情報の更新を行うことができる点も魅力といえるでしょう。

営業活動の行動管理機能

各担当の行動状況を分析、リアルタイムで管理できるのもSFAの機能の一つです。各営業の行動を可視化でき、数値化した上で定量的に改善施策を行うことが可能です。商談件数や受注率、コール数などを定量的に分析でき、どのフェーズで歩留まりしているのか把握できる点が特徴です。数値化したデータを元に営業活動の目標設定を行うことができます。

レポート・分析機能

営業活動にて蓄積したデータを集計・分析して、営業活動の改善に役立てることができる機能です。リアルタイムで数値の管理ができ、売上予測や予実管理にも役立てることが可能です。定量的な数値をベースに目標達成に必要な行動の予測を立てることも可能になります。受注・失注パターンの傾向を分析することもでき、部署全体のノウハウの蓄積にも貢献できます。

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SFA導入メリット・デメリット

ここまでSFAの基本機能や導入している企業の導入目的などをご紹介しました。

ここからはSFA導入のメリットとデメリットなどをご紹介いたします。本当に「SFAを導入する必要があるのか」という視点で参考にしてみてください。

SFA導入のメリット

リアルタイムで営業活動の可視化ができる

SFA導入の最大のメリットは顧客情報・全体進捗管理が容易にできるようになる点です。現状をリアルタイムで把握できるため、ビハインドしている部分などに対して、効率よく対策できるというのは魅力と言えます。マネジメントを行う際にも、各社員のステータスや状況などを細かくリアルタイムで把握できるため、改善に向けた対策も迅速に行うことが可能です。

会社や部署全体でスムーズに情報共有できる

会社や部署全体で数値管理や進捗管理できるのもメリットです。売上の数値管理をスムーズにできるため、共通認識を持った上で改善のためのアクションを取ることが可能です。個人の活動状況も明確化できるため、個人に合った対策を行えるのも魅力です。情報共有の際のコミュニケーションコストを削減するという部分でも有効な機能です。

営業業務内の無駄を削減できる

顧客管理/情報のキャッチアップ/ステータス管理/予実管理など、営業活動において重要なルーティンワークの中で最適化できていない部分もあるかと想定されます。定常的なルーティンワークに時間がかかることで営業活動に充てれる時間が減り、本来重要な売上を伸ばすための活動に時間を注げないという機会損失へのアプローチが可能です。


【参考】
現在、日本全体で営業活動における無駄な時間は9,802億円分と言われており、営業活動を効率化できていないというのが現状です。

出典:hubspot社:日本の営業に関する意識・実態調査2023

SFA導入のデメリット

サービスの導入ハードルが高い

SFA導入に関しては、会社全体で取り組むことが多いのが特徴です。そのため、利用する人数が多いために「会社全体で利用するのに抵抗ないサービスかどうか」や「誰でもスムーズに利用できるかどうか」という観点での判断が必要になります。

また、機能が豊富という反面、どの機能を利用していくか定義することが重要であり、導入初期に抵抗が生じやすく、定着するかが重要になるのが特徴です。

加えて、費用の面でも比較的導入にコストがかかるサービスが多いため、導入に踏み切れないという企業様も多く見られます。

効果が出るまで時間がかかる

SFA導入の際に理解が必要なのは「導入後すぐに成果が出るサービスではない」という点です。導入後すぐに効果の出るサービスではないという点を社内で共通認識を持つことが重要になります。導入した上で社内で定着する形に適応させる必要があるため、導入から半年-1年程度は効果が出るまで時間がかかるという点を認識した上で導入することを推奨いたします。

日々の作業時間が増える可能性がある

STA導入によるギャップが多い部分として定常タスクが増加する可能性がある点です。SFAは営業活動を最適化するツールである反面、それだけ情報を蓄積させる必要があるのが特徴になります。

そのため、情報の入力の手間や細かいステータスの更新の作業が発生するという部分の理解が必要です。社内で入力する情報に関しても記載事項のフォーマット化やステータスの定義などを明確化した上で運用することが重要になります。半角・全角のミスによる2重登録などの懸念もあるため、導入の前には運用ルールを定義した上で利用するようにしましょう。

SFAの導入がおすすめの企業

SFAは営業活動を最適化するサービスである点が特徴である反面、導入が向いている企業や向かない企業がある点も注意が必要です。自社が「導入に向いているか」という観点で本章を参考にしてみてください。

エクセルやスプレッドシートで運用できていた組織

まず、最も利用がおすすめの企業は「エクセル」や「スプレッドシート」で既に正しく営業管理ができている組織になります。これらで運用体制が問題なかった企業に関しては運用ルールを明確化した上で入力作業やステータス更新の対応ができていたという状況のため、導入を推奨いたします。

SFA導入に失敗する企業の特徴は、運用ルールの不明確さに加え、日々の入力作業や更新対応ができないことが挙げられます。エクセルやスプレッドシートにて対応できている企業に関しては、同じ工数でより営業最適化のための機能を保持しているSFAで運用することで改善できる部分の提案を得られるため、効率化に繋がるでしょう。

会社全体で導入できる

会社全体で導入に取り組む体制ができている企業も導入がおすすめになります。SFAは関連するサービス(CRMやMA)や外部ツールとの連携の機会が非常に多いのが特徴です。SFAだけでなく、MAやCRMも並行して導入する企業も非常に多いため、営業組織だけでなく、社内で関連するサービスを利用する関係者が多くなるという点が想定されます。そのため、特定の部署や社員の方しか使いこなせないというのはSFAの良さを半減させることになります。

SFAは導入1か月が社内での定着を左右する重要な期間になるため、社内全体で定着を後押しできる体制があることが導入成功のカギとなります。

SFAの導入がおすすめでない企業

導入がおすすめでない企業に関しては、「すぐに全ての機能を求める」というのが特徴です。SFAは自社に合った形で無理のない運用ができるようにカスタマイズしていくことが重要なサービスになります。

そのため、必ず調整作業が必要になります。多機能であるために全てを使いこなそうとすることで、定着しないという事態になる可能性があるため、できることから始めることを推奨いたします。

SFAに関しては導入することが目的ではなく、利用して日々の業務を最適化することが目的になります。これらを加味した上で運用できる企業に関しては、現在の営業活動を効率的に改善できるサービスのため導入を推奨いたします。


SFA導入はハードルが高い場合には、まずはインサイドセールス向けのツールなどから始めることを推奨いたします。是非参考までに以下の記事も読んでみてください。

【最新版】インサイドセールスツール16選比較 |目的別にツールをご紹介


SFAの選び方

ここまでSFAの基本機能や導入がおすすめの企業などご紹介した中で、SFAへの興味を持った方も多いかと想定しています。ここからは具体的にSFAを選ぶ際のポイントについてご紹介させていただきます。自社の状況に合った最適なツールを選ぶ参考にしてみてください。

選び方①利用したい機能を保持しているかどうか

SFAにおいては基本的な顧客管理や商談ステータス管理などは差分は少ない反面、外回りの営業さん向けにGPSが搭載されたものやAIによる分析や示唆が得られるものなど、細かく機能比較すると差分が見られるのが特徴です。

そのため、自社に必要な機能を事前に定義した上で導入することを推奨いたします。多機能になるほど、コストがかかる懸念もあるため注意するようにしましょう。

代表的な機能の観点では、「CRMやMAの機能が必要かどうか」という部分になります。営業の最適化だけでなく、他の領域に関しても効率化したいという企業様に関しては、CRMやMAとの連携がスムーズなサービスや既にCRMやMAが内包されたサービスを利用することを推奨いたします。

選び方②AIが機能として必要かどうか

SFAを利用する際に判断軸として重要なのが、「AIの必要可否」の部分です。AIに関しては営業活動最適化への貢献は大きい反面、高機能のため費用の部分で差が生じる傾向があります。

従業員数の多い組織やクライアントが多い企業に関しては、データの蓄積できる量も多いため、AIで傾向分析することで精度の高いアポイントの創出や受注率改善のインパクトが大きいと想定されます。予算感やクライアント数など加味した上で検討してみることを推奨いたします。

選び方③導入の際のサポート体制の手厚さ

SFAは前述した通り、導入のハードルが非常に高いのが特徴になります。自社の独力だけで導入するにはハードルが高いため、提供会社のサポートを考慮して選ぶことを推奨いたします。サポートがチャットのみの提供会社や訪問サポートや講習まで可能な提供会社など様々のため、選ぶ際にはアフターサポートの確認もするようにしましょう。

選び方④利用できるデバイスの柔軟性

SFAの利用するユーザーの多くは営業に関連する方になります。営業職に関しては外出先での利用機会が増えるため、スマートフォンやタブレットで入力しやすいサービスを選ぶのも重要になります。多くのSFAサービスではスマートフォン対応は進んでいるため、スマートフォンの管理画面など確認した上で使いやすいサービスかどうかを比較するのも重要になります。SFAの効果最大化の観点で「利用しやすさ」「定着度」は切り離せない要素のため、導入成功のためにも事前に確認することを推奨いたします。

選び方⑤他関連サービスを利用しているかどうか

SFAの中にはCRMやMAと連携できるサービスも多いため、サービス連携なども考慮すると良いでしょう。既に利用しているサービスがあれば、連携できるかどうかも重要な判断軸になります。既にサイボウズ製品を使用している方であれば「kintone」がおすすめになるため、既存で導入しているサービスとの関連性も考慮するようにしましょう。

グローバルでシェアの高いSFAツール2選

Sales Cloud|株式会社セールスフォース・ジャパン

Sales Cloudは、セールスフォース社が提供するサービスです。セールスフォース社はクラウド型ビジネスアプリケーションのリーディングカンパニーであり、全世界で15万社以上で利用される日本でも市場シェアNo.1の企業になります。Sales Cloudは、日本国内の企業でのシェアも高い、営業支援ツールです。

主な特徴や機能

・SFA/CRM/MAの一気通貫したサービス連携機能

前述の通り、セールスフォース社はCRM領域で世界No1のシェアを誇る企業というのが特徴です。SFAだけでなく、MAやCRMまで全てのデータを連携することが可能です。

・AIによる最適化

SalesforceではAI「Einstein AI」 が搭載されているのが特徴です。リードの情報や営業活動の履歴から傾向を分析し、リードをスコアリング/優先順位つけする機能などが備わっています。 これにより、 営業担当者は質の良いリードに絞って営業活動が行うことができます。

・モバイル端末での利用

営業活動の中でモバイルで利用できる点は魅力と言えるでしょう。外出先やPCを開けない環境で会社の顧客データにアクセスすることが可能です。移動時に商談情報のインプットや日報の作成などもできるため、ルーティンワークの効率化にも貢献が見込めます。

料金

初期費用・サポート費用はHP内に記載なし

ユーザー利用料
Essentials:3,000円/月~、ユーザー数10名までのCRM
Professional:9,600円/月~、包括的なCRM
Enterprise:19,800円/月~、自社に合わせた細かいカスタマイズ可能
Unlimited:39,600円/月~、CRM 機能とサポートが無制限

Zoho CRM|ゾーホージャパン株式会社

Zoho CRMは、Zohoが提供する顧客管理システムです。ゾーホージャパン株式会社は、インドに本社を置くZoho Corporationの日本法人です。Zohoは、クラウド型のビジネスアプリケーションを開発・提供する企業で、世界150カ国以上で事業を展開してるのが特徴です。Zoho CRMは幅広い国と地域で利用されており、世界で25万社が利用するサービスです。

主な特徴や機能

・CRM/SFA/MAを組み合わせた機能が標準搭載されている

上記のオートメーションツールが標準搭載されているため、データの一元管理ができる点に加え、各ツール毎にサービスを分ける必要がない点は魅力と言えるでしょう。

・AI(人工知能)による営業サポート機能

Zoho CRMには、AIである「Zia」が標準搭載されているのが特徴です。Ziaでは、顧客への最適なアプローチタイミングの算出、クロージングまでの行動計画や予測、顧客の受注確度の算出などリソースの最適化のためのサポートができる

・リアルタイムに営業データの分析ができる

営業活動やCRMデータを集計し、KPIの達成状況など営業データの分析がいつでもリアルタイムで確認できます。作成したレポートはチームで共有もでき、課題の抽出や修正などスムーズにできるため、改善までのサイクルを効率化することが可能です。

料金

スタンダードプラン:2,400円/月
プロフェッショナルプラン:4,200円/月
エンタープライズプラン:6.000円/月
アルティメット:7,800円/月

MA領域にも強みを持つSFAツール3選

e-セールスマネージャー|ソフトブレーン株式会社

e-セールスマネージャーは、ソフトブレーン株式会社が提供するSFAシステムです。ソフトブレーン株式会社は、営業支援システム(CRM/SFA)やコンサルティング、教育などのサービスを提供しているのが特徴です。2023年10月現在、導入実績は5,500社を誇り、国内ではトップクラスのシェアを誇っています。

主な特徴や機能

・CRM(顧客管理)とSFA(営業支援)を組み合わせた機能が標準搭載されている

案件管理・名刺管理・日報管理など基本的なSFAの機能に加え、CRMの顧客管理やシナリオ設計などに強みを持つことが特徴です。マーケティング連携もでき、ナーチャリングやデータ集計や分析の活用に役立つBI連携なども対応可能です。

・シングルインプット・マルチアウトプット

一度の情報入力で全て完結させることができるのが特徴です。インプットした情報をダッシュボードやタイムライン、スケジュールや商談情報、予測・実績管理といったあらゆるところにアウトプットできるため、最小限の入力工数で各方面のアウトプットを得られるのは魅力と言えるでしょう。

・安心のサポート体制と高い定着率

ガートナーの調査によるとCRM/SFAの導入は期待通りの結果に至らず、約80%の企業が定着に至らず、失敗しているというデータが存在しています。その中で、e-セールスマネージャーの定着率は約95%と非常に高いのが特徴です。サポート内容は「導入サポート」「稼働サポート」「定着サポート」と大きく3パターンあり、定着するまで手厚く伴奏する点は魅力と言えるでしょう。

料金

スタンダードプラン:11,000円/月
ナレッジシェアプラン:6,000円/月
スケジュールシェア:3,000円/月

ネクストSFA|株式会社ジオコード

ネクストSFAは株式会社ジオコードが提供するSFAです。株式会社ジオコードは、Webマーケティング事業とクラウドセールステック事業を展開する企業です。ネクストSFAは継続率98.2%。見込み顧客の育成(MA)・商談管理(SFA)・顧客管理(CRM)まで一気通貫で対応ができるサービスという点が特徴です。

主な特徴や機能

・SFA/CRM/MAを標準搭載

CRMの顧客の購買情報やコンタクトの管理、MAの見込み顧客のスコアリング/トラッキング、メール一括送付なども対応可能な点が特徴です。他サービスと併用が必要ないため、管理画面の往復や余分な導入コストの削減にも繋がります。

・初期設計不要!営業体制に合わせたカスタマイズが可能

プログラミングをしなくても、営業体制や管理項目に合わせた項目の設定が可能です。設定画面も見やすく、シンプルに作られているため、簡単に項目の追加や編集、削除を行う事ができます。継続率98.2%とサポート体制が手厚いため、導入後の不安は少ないサービスといえるでしょう。

・使いやすさ・見やすさを追求したUI/UX設計

ノーコードで使いやすいようにレイアウトを自由に調整することも可能です。ドラッグアンドドロップで対応できるため、PC作業に慣れていない方でも利用しやすい設計というのが特徴になります。スマートフォンでの作業を前提に設計されているため、外出時にも効率よく作業することができます。

料金

初期費用:0円
基本利用料:50,000円/月
ユーザー利用料:4,000円/人(11ユーザー未満は0円で利用可)
MA機能利用料:30,000円/月

シャノン|株式会社シャノン

シャノンは株式会社シャノンが提供するサービスです。株式会社シャノンは、主にBtoB向けのマーケティングクラウド、DX関連事業などを展開する企業です。技術で支援する統合型マーケティングサービスを展開しているのが特徴です。

主な特徴や機能

・国産マーケティングオートメーションとの一体化で商談創出から対応可能

国産のMAとの一貫した対応で商談創出から案件化まで一気通貫で対応できる点は魅力になります。リードの履歴情報をもとに細かなパーソナライズができるため、リード毎の細かいアプローチが可能です。

・名刺情報の取り込みでMA/SFA双方に利用することが可能

名刺をスキャンすると翌営業日には役職や職種を自動で分類し、顧客情報をデータ化し登録できるため、入力の手間を省くことが可能です。「Sales Cloud / kintone / eセールスマネージャー」とも標準で連携でき、MAとして利用したい場合や既に他サービスを利用している場合には柔軟に対応できる点も魅力になります。

料金

SFA:一人あたり6,000円/月
マーケティング利用:100,000円/月
※要件をお伺いした上で最適なプランのご提案を想定

高機能な国産SFAツール3選

Mazrica Sales|株式会社マツリカ

Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供するクラウド型の営業支援ツールです。株式会社マツリカはAI搭載の営業ツールの開発やコンサルティングなどの事業を中心に提供している企業です。

主な特徴や機能

・案件のAI管理機能

Mazrica SalesではAIが標準搭載されており、案件の受注確度や契約金額/予定日などの情報から機械学習し、受注率向上のためのアドバイスをしてくれるのが特徴です。加えて、入力際に手書きメモや名刺スキャンなどの自動入力もAIによって効率化できるため、ルーティンワークの時間削減にも貢献が見込めます。

・営業/顧客情報の一元管理と入力工数の削減

外部連携やグループウェア連携などが容易にでき、情報共有が容易にできる点は魅力になります。アプリでも利用できるため、管理している情報を外出先や移動時間にリアルタイムで効率よく確認することも可能です。入力作業やステータス更新もスマートフォンでワンクリックでできる点も特徴です。

・分析を簡単にするレポート機能

売上実績や着地見込みをダッシュボードでリアルタイムで確認できる機能です。ステータスや進捗状況をレポート化できるため、分析を簡単にできる点は魅力になります。蓄積されたデータを元にアプローチの改善ができるため、改善サイクルを向上させることが可能です。

料金

スタータープラン:27,500円/月
グロースプラン:110,000円/月
エンタープライズプラン:330,000円/月

Knowledge Suite|ブルーテック株式会社

Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が提供するクラウド型のSFAサービスです。ブルーテック株式会社はクラウド関連サービスを中心にセールステックやシステムエンジニアリングなどの事業を行う会社です。2023年10月現在、導入企業数は7,500社を超え、中堅・中小企業を中心に幅広い企業に利用されています。

主な特徴や機能

・グループウェア機能/CRM/SFAをオールインワンで利用できる

グループウェア、SFA/CRM、問合せ管理、集計・分析ツール、他システムとのデータ連携アプリケーションなど、複数の機能が最初から使えるオールインワンサービスというのが特徴です。また、全機能の中から「利用する機能、利用しない機能」を選択できるため、自社に合った運用を行うことが可能です。

・マルチデバイス対応

PC/スマートフォン/タブレット端末で利用できるマルチデバイス対応も特徴です。外出先や営業先でも手軽に情報の入力ができるため、業務の効率化を実現することが可能です。

・国産製品のため、国内の営業活動向けに最適化されている

日本国内の企業が開発・提供しているツールという部分も特徴といえるでしょう。日本独自の申請フローや上申・稟議フローなどに合わせて、最適化されている部分は魅力になります。

料金

・SFAスタンダードプラン:50,000円/月
・SFAプロフェッショナルプラン:80,000円/月

JUST.SFA|株式会社ジャストシステム

JUST.SFAは、株式会社ジャストシステムが提供するSFAシステムです。日本語入力システム「ATOK」などのAIやソフトウェアの開発・販売で国内をリードしている企業です。

主な特徴や機能

・ノーコードでSFAを構築可能

JUST.SFAは運用環境構築にプログラミングの専門知識は一切不要でカスタマイズできる点が魅力のサービスになります。マウス操作で必要な情報を簡単に設置できるのが特徴です。加えて、テンプレートも存在しているため、初期の段階でも利用しやすいサービスとなっています。

・外部システムとのスムーズな連携

外部の基幹システムやMAなどとの連携をスムーズに行うこともでき、JUST.SFA内に反映させることも可能です。MAとの連携を行った際には、JUST.SFA起点でリード創出から商談化までの一連のフローを担うことも可能です。

料金

HP内では確認不可

低コストで利用できるSFAツール4選

kintone|サイボウズ株式会社

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウドシステムです。

サイボウズ株式会社は、グループウェアの開発、販売、運用、チームワーク強化メソッドの開発、販売、提供を事業内容とするソフトウェア開発会社です。kintoneは2023年10月現在、導入社数30,000社を誇る多くの企業で利用されるサービスとなっています。

主な特徴や機能

・クラウドのため導入ハードルが低い(低コスト)

定着率の低いSFAの中で導入コストが低い点は魅力の一つになります。SFAやCRMツールに関しては高価なものが多い傾向がある中でkintoneの低価格帯で利用できる点は特徴になります。

・自由にカスタマイズして利用できるアプリ

提案書作成/商談管理/顧客管理/営業活動の分析などアプリをカスタマイズして利用できるのが特徴です。自社の最も運用しやすい形に柔軟に整備することができるため、定着率改善に貢献が見込めます。

・サイボウズ製品との連携(「顧客情報」の共有)

国内の多くの企業で導入されているサイボウズ製品との連携ができる点はkintoneの最大の魅力になります。既にサイボウズ製品を利用している企業様にとって導入ハードルを下げることが可能です。

料金

初期費用0円
スタンダードプラン:1人当たり1,500円/月
ライトコース:1人当たり780円/月

アクションコックピット|株式会社 ビジネスラボ

アクションコックピットは、株式会社ビジネスラボが提供するクラウド型のSFA(営業支援システム)です。17年以上の運用実績を持つ点が特徴のクラウド型のサービスです。

主な特徴や機能

・圧倒的なコストパフォーマンス

月額利用料金が2,000円から利用可能と導入までのハードルが低い点は魅力と言えるでしょう。高価なものが多いSFAにおいて、アクションコックピットは低価格で利用できる点は強みになります。クラウドのため導入と運用のハードルも低く、SFAが初めての方でも利用しやすい部分は特徴です。

・モバイルファースト設計

スマートフォンやタブレットの利用を前提に構築されているため、営業手帳のように利用することが可能です。外出先からの情報アクセスも可能で移動時間の効率化などにも役立つでしょう。PC、スマートフォン、タブレットで機器の特徴に合わせ、使いやすさを重視し、オリジナルな設計をしている点も魅力のサービスです。

料金

初期費用:10,000円/人
BASICプラン:2,000円/人
Premiumプラン:3,000円/人

WaWaFrontier| 株式会社アイアットOEC

WaWaFrontierは株式会社アイアットOECが提供するサービスです。株式会社アイアットOECは、グループウェアのWaWaOfficeを中心にクラウドサービスを中心とした事業を展開する企業です。グループウェアを中心としているため、様々な他サービスと連携できるのが特徴です。

主な特徴や機能

・営業の定常業務を効率化する基本的な機能は内包(日報など)

顧客管理・商談/案件進捗管理・日報作成・モバイル利用などSFAの基本機能は内包されているのが特徴です。

・費用の安さ

1IDにつき2,000円程度で利用できるのも特徴になります。SFAに関しては高価なものが多い傾向がある中で低価格帯で基本機能を利用できる点は魅力の一つと言えるでしょう。

料金

・WaWaFrontier 日報管理プラン:2,000円/1ID+基本料金2,500円/月
・WaWaFrontier Lght 簡易日報管理プラン:1,000円/1ID+基本料金2,500円/月

cyzen|レッドフォックス株式会社

cyzenはレッドフォックス株式会社が提供するSFAです。現場レベルで使いやすい便利機能が多く、GPS機能など外回り営業の方向けに特化していることが特徴です。現在は350社で導入されているサービスです。

主な特徴や機能

・営業担当者向けに外勤向けの機能に特化している

顧客マップ作成機能/GPS機能/スケジュール管理機能などが搭載されている点が特徴です。社外でもリアルタイムで利用でき、簡単に報告書作成や顧客情報閲覧できるため、営業活動の効率化が可能です。

料金

1,000円/アカウント
※HP上で判断できる情報のみ。

まとめ|SFAを有効に活用し、営業活動の最適化を目指しましょう!

この記事ではSFAの機能や導入の際のポイントなどを解説しました。

営業活動は、企業の売上に最も影響のある業務です。いかに効率よく案件対応するかが企業の成長にとって非常に大きな鍵となります。

営業活動でお困りの企業様は是非この機会にSFAの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


営業活動全般を改善するセールスイネーブルメントに興味がある方はぜひ以下の記事もご確認ください。

セールスイネーブルメントツール比較11選|タイプ別にご紹介


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