有料Webメール比較3選|メリット・選び方や無料版との違いを解説

Webメールは、インターネットでメールの送受信を行うメールサービスです。Webメールの魅力は、インストールや初期設定が簡単にでき、手軽にサービスを開始できる点です。

今回ご紹介する有料のWebメールに関しては、ビジネスを効率化するための機能が多数搭載されており、メールのコミュニケーションの効率化を実現できます。

本記事では、有料Webメールのメリット・選び方をはじめ、おすすめなサービスを紹介いたします。自社に適したサービスを見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

「yaritori」は、「support@」や「sales@」のような代表メールアドレスを複数人で管理できるビジネス用Webメールです。問い合わせ対応などさまざまな用途で活用され、業界・規模問わず180社を超える企業にご導入いただいています。

サービス概要・導入事例などがわかる資料をお送りしますので、お気軽に資料請求をしてください。

Webメールとは

Webメールとは、インターネットを通じ、メールの送受信ができるメールサービスのことです。クラウド上のサーバーにアクセスすれば利用できるため、メールソフトのインストールや初期設定が不要です。複雑な管理やアップデートも運営会社に任せられるので、手軽に利用できるのが特徴です。

オンプレミス型のメールソフトと異なり、使用するデバイスも限定されず、自宅や外出先でも柔軟に使用できるので利便性が高い点が魅力といえるでしょう。

~Webメールとメールソフトの違い~

Webメールメールソフト
特徴サービス料を支払い利用するメールソフトを自社のデバイスにインストールし、利用する
導入スピードすぐに利用できる設定などに時間がかかる
コスト初期費用はほぼかからず、利用分だけ支払うのでコスパが良いコストがかかる傾向にある
カスタマイズサービスの範囲内で可能技術者がいれば、無制限に対応可能
保守管理提供事業者が対応自社での対応

Webメールについてさらに詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてみてください。
Webメールとは?無料・有料版サービス、メールソフトとの違いも解説


有料Webメールを使うメリット/無料版との違い

前述の通り、Webメールは初期設定やインストールが不要であり、場所やデバイスも限定されないといった利便性があります。

ここでは、「有料Webメール」を使うメリットについて解説します。

独自ドメインを取得できる

有料Webメールを利用すると、「〇〇.co.jp」や「〇〇.com」のように、独自ドメインの取得が可能です。一方無料版は、基本的に独自ドメインを取得できないため、フリードメインを使用することになるでしょう。

通常企業では独自ドメインを取得することが一般的であり、フリードメインの利用はイメージがマイナスに傾く可能性があります。フリードメインを使用していると、一目で無料版の使用がわかることから、「ドメインにお金をかけられない会社」というイメージも与えかねません。

フリードメインのお問い合わせを拒否している企業もあり、場合によっては機会損失につながる場合があるため、有料Webメールを利用することを推奨いたします。

セキュリティの高さ

ビジネスでは、個人情報や機密情報など、情報が漏洩すると困る内容を頻繁に扱うでしょう。ウイルス感染や誤操作によって情報が漏洩すれば、信用を失うのはもちろんのこと、多額の損害賠償といった事態も危惧されます。そのため、ビジネスにおいて「セキュリティの高いWebメール」を使うことは必須だといえます。

無料Webメールにもセキュリティ機能は搭載されるものの、基本機能かつ最小限です。有料版の場合には、基本的なセキュリティ機能はもとより、強固なウイルスブロック機能・誤送信機能などが搭載されることが特徴です。

データ容量を増やせる

無料版は一般的に容量に制限があるので、大量メールや大きなデータをやりとりすると、すぐ規定量に達してしまいます。規定量に達すると、「メールの送受信ができない」や「過去のデータが消失」などの事象に見舞われるリスクがあります。メールの送受信や過去のデータ検索ができなければ、業務に支障が発生する可能性も高いでしょう。

一方有料のWebメールであれば、最初からデータ容量に余裕があるため、容量を気にせずに業務を遂行できます。仮にデータが規定量に達しても、「別途料金の支払い」や「上位プランへの変更」によって、すぐにデータ容量を増やせるため、長期的な利用の際には導入を推奨いたします。

サポート面が充実している

Webメールに限らず、新たなサービスを導入すると、導入や運用時に疑問点・困りごとが発生するものです。自力での作業や解決を試みると、時間をロスしてしまい、業務に支障が出る可能性もあります。

有料のWebメールであれば、サポート面が充実する傾向にあり、疑問や困りごとが発生した際に迅速な対応が期待できるでしょう。無料版では、サポートを実施していないケースも見受けられるため、注意が必要です。

有料Webメールを選ぶ際のポイント

有料のWebメールの利用は、ビジネスシーンで特におすすめです。有料Webメールを効果的に活用するには、以下のポイントを押さえて選ぶと良いでしょう。

有料Webメールを無料と比較すると、「複数アカウント管理」や「独自ドメインの取得」といった部分が魅力になります。しかし、自社に適した機能がなければ、有料Webメールを導入しても無駄になる可能性があるため、事前に必要な機能を定義するようにしましょう。

まずは、自社の目的・課題を踏まえたうえで、Webメールに対して「どういった機能が必要か?」を精査してみましょう。そのうえで、必要な機能が備わった有料Webメールを選ぶことが大切です。

例:一つの代表メールアドレスに対し、複数人で業務を行なう
課題:「セキュリティの不安」や「複数メールアドレス対応しにくい」などが想定される
解決策:複数人のメール対応がしやすいサービスを選ぶ

有料Webメールの選び方について順番に解説させていただきます。

コストパフォーマンスの高さ

有料Webメールは、料金をかけた分に対する費用対効果を考える必要があります。費用対効果を考える際には、自社で必要とする機能を兼ね備えていることが前提のうえで、適切な料金で提供するサービスを選ぶと良いでしょう。

またWebメールは基本的にユーザーごと(1つのID)に料金が発生するため、利用人数に応じた費用負担で済むため、コストの無駄がありません。

既存利用サービスとの兼ね合い

有料Webメールは、使用できるOSが限られることがあります。(例:Windowsのみ対応など)

そのため、自社で利用しているパソコンやスマホなどのOSをチェックしたうえで、希望のサービスが対応しているかを確認するとよいでしょう。

また、特定のチャットツールを使用している場合には、チャットツールとWebメールが連携できるかなどのチェックも推奨します。SlackやChatworkなど社内のコミュニケーションツールと連携できる機能があるものであれば、さらに業務を効率化することもできるでしょう。

他にも、既に社内でMicrosoft製品で揃えている場合やGoogle Workspaceを利用している場合には、統一することによるメリットも大きいでしょう。現状の環境からサービスを選定することを推奨いたします。

サポート体制が万全である

オンプレミス型の製品を導入する場合には、自社で導入・設定・運用を行なうため、システム関連に詳しい社員が在籍するケースが多いでしょう。一方Webメールを導入する企業は、システムに詳しい社員が在籍しないことも往々にして見受けられます。

そのため、Webメールを選ぶ際には、サポート体制が万全なサービスをおすすめします。また無料Webメールはサポート内容が限定される傾向にあるため、有料Webメールのなかから選ぶと良いでしょう。

購入前に体験ができる

Webメールは、パソコンやスマホといったデバイスと、インターネット環境があればすぐに利用できます。そのため、トライアル体験ができるサービスであれば、「購入前に体験」ができるため、事前に確認するようにしましょう。

購入前に体験ができるサービスを選ぶことで、購入後のギャップを解消できるため、無料トライアルが可能な場合には積極的に活用すると良いでしょう。

たとえば、Webメールサービス「yaritori」では、7日間の無料トライアルを設けています。トライアル後に自動課金されることはないため、安心して機能をお試しいただけます。

有料Webメール比較3選

ここでは、おすすめの有料Webメールについて、厳選した3つのサービスを紹介します。それぞれ特徴があるので、早速チェックしてみましょう。

yaritori|Onebox株式会社

yaritoriは、Onebox株式会社が運営するビジネス用Webメールです。顧客対応を行なう「営業職」や「CS職」の業務効率化を目指し、使いやすさを追求したサービスを展開しています。実際に幅広い業界が導入しており、現在では180社を超える企業に導入いただいております。

yaritoriの主な機能

・複数メールアドレスを一元管理
・メールごとの個別チャット・相談機能
・担当者の自動設定機能 
・ステータス管理による可視化(対応/未対応)
・yaritori AI(最新AI「GPT-4」など)による文章作成サポート
・外部サービス連携(SlackやChatworkとのチャット共有、SalesforceやLINEとの連携) 

yaritoriの料金

【初期費用】なし
【月額費用】1,980円~/1ユーザー
※最低契約期間なし

【無料トライアル】
7日間無料トライアルあり

yaritoriは、高機能で使いやすいUIのWebメールです。複数人での代表アドレスの管理やお問い合わせ対応などメールに関する幅広い業務の中で活用することが可能なサービスです。サポート体制も万全なため、安心してご利用できます。

Gmail|Google

Gmailは、大手検索エンジンで有名なGoogle社が運営するメールソフトです。Gmailの利用者数は、全世界において15億人を超えています。

Gmailの主な機能

・メールの転送・検索 
・テンプレート
・Googleドキュメント・フォト・チャットなどの利用
・メーリングリストの作成
・ラベリング

Gmailの料金

データ容量15GB以上で、以下のように料金がかかります。
ベーシック(100GB)…250円/月
スタンダード(200GB)…300円/月
プレミアム(2TB)…1,300円/月

多くの国で利用されているWebメールであるため、サービス自体のクオリティも保証されています。ただし、サポートとのやりとりは基本的にメールです。

そのため、電話などでの対応も希望する場合には、先述のyaritoriのような「電話対応も可能」なサービスの方がおすすめでしょう。

Outlook|Microsoft

Outlookは、アメリカに本社をもつソフトウェア開発企業である「Microsoft社」が運営するメールソフトです。Word・Excel・PowerPointなど、ビジネスシーンに役立つ多様なサービスを展開しています。

Outlookの主な機能

・Officeの各製品との連携
・テンプレート機能
・カレンダーとの連携
・メーリングリストの作成
・仕分けルールの作成

Outlookの料金

【初期費用】なし

【月額料金】プランごとに、月額料金が異なる
・Microsoft 365 Basic…月額260円/または年間2,440円
・Microsoft 365 Personal…月額1,490円/または年間14,900円
・Microsoft 365 Family…月額2,100円/または年間21,000円

【プランごとの違い】

・BasicとPersonalは1人用だが、Familyは最大6人で利用可
・ParsonalとFamilyは、OneNote・エディター・Formsなどの機能も搭載

Outlookはオフィス製品と相性が良いため、オフィスユーザーにとって、馴染みやすいでしょう。ただしトライアルバージョンは存在しないため、事前調査をした上で選ぶようにしましょう。

まとめ:ビジネス利用では有料Webメールがおすすめ!

ビジネスシーンでは、有料Webメールの活用が断然おすすめです。機能面が充実しており、セキュリティや信頼度などにおいても、有料Webメールの利用が推奨になります。

また多くの有料Webメールサービスの中から、自社に適した製品を正しく選ぶことで、快適なビジネスライフにつながるでしょう。

yaritoriはメールに関する効率化・快適性などを追求した有料のWebメールです。多くの企業様に選ばれており、メディアでも注目を集めています。

有料Webメールの導入で悩む場合には、無料トライアルから試せるyaritoriのサービスを、まずは体感してみてください。


Webメール全般の選び方やコツを知りたい場合には、こちらの記事もおすすめです。
Webメールサービスのオススメ3選!選び方や特徴も解説

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【最新版】メール共有システム11選比較!導入メリットと選び方のポイントを解説


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