おすすめの無料・有料メールソフト(メーラー)を徹底比較!メリットや選び方を解説

オススメの 無料/有料メーラーを徹底比較

メールはビジネスで最も使われているコミュニケーション手段です。そのため、業務に適したメーラー(メールソフト)を選ぶことは、業務効率化などに直結する重要な選択といえるでしょう。

プライベートで使用するGmailのような無料のメーラーもありますが、有料のメーラーを利用することで、独自ドメインの設定やグループウェアの機能も使えるようになる等のさまざまなメリットがあります。

この記事では、無料・有料メーラーのオススメや選び方を紹介します。メーラー選びにお困りの方はぜひ参考にしてください。

yaritori」は、「support@」や「sales@」のような代表メールアドレスを複数人で管理できるビジネス用メールソフトです。問い合わせ対応などさまざまな用途で活用され、業界・規模問わず180社を超える企業にご利用いただいています。

サービス概要・導入事例などがわかる資料をお送りしますのでお気軽に資料請求をしてください。

無料で使えるオススメのメーラー5選を徹底比較!

はじめに、仕事でも使える無料のメーラーを紹介します。

サービス名特徴
Gmail・世界でもトップシェアを誇る
・検索機能でメールを探しやすい
・フィルタリング機能で迷惑メールを遮断できる
Outlook・Microsoft 365と様々なデータを共有できる
・ビジネスでの利用者が多く信頼度が高い
Thunderbird・拡張機能が多く、仕事に必要な機能を追加してカスタムできる
・FireFox利用者は同じ感覚で使える
・複数アカウントを一元管理できる
Yahoo!メール・独自ドメインを作れる
・セキュリティ対策機能が充実している
・日本人向けのメーラーであるため、ヘルプページが見やすい
Sylpheed・スペックが低いパソコンでも動作が軽い
・膨大な量のメールでも仕分けを自動化できる
・セキュリティ対策機能が充実している

yaritori」は、「support@」や「sales@」のような代表メールアドレスを複数人で管理できるビジネス用メールソフトです。問い合わせ対応などさまざまな用途で活用され、業界・規模問わず180社を超える企業にご利用いただいています。

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Gmail

Gmail

Googleが提供するGmailは、無料で使えるメーラーとしてトップシェアを誇ります。クラウド型であるため、Web上で使用するのが特徴です。

【Gmailの良いところ】
・やりとりしたメールが全てサーバー上で保管されているため、検索すればいつのメールでもすぐに閲覧できる
・フィルタリング機能で迷惑メールをシャットアウトしてくれる
・利用者が多いため、疑問を解消しやすい
・プライベートアカウントと仕事用アカウントを使い分けられる

【Gmail使用時の注意点】
保存容量は15GBあり、メールのみを使用する場合には十分な容量ですが、GoogleドライブやGoogleフォトなど他のサービスと併用する場合は容量不足になる可能性もあります。

Outlook

Outlook|Microsoft 365との統合が強力

OutlookはMicrosoft社が提供するメーラーで、電子メール機能の他、予定表・仕事管理などの機能が実装されています。多くの企業でも利用されているメーラーであるため、信頼性が高いのも特徴です。

【Outlookの良いところ】
・グループウェアとしてのMicrosoft 365との統合が強力で、カレンダー、タスク、ファイル共有など多彩なビジネスツールが利用できる
・メールの仕分けルールを設定できる
・テンプレートメールを作成できるため、返信作業が効率化する

【Outlook使用時の注意点】
無料版ではインターネット環境がなければ送受信ができません。オフラインでの使用を検討している場合は有料版がオススメです。

Thunderbird

Thunderbird

Thunderbirdは、Firefoxというブラウザを提供するMozilla社によるメーラーです。オンプレミス型のため、ソフトをダウンロードして使用します。

【Thunderbirdの良いところ】
・定型文の呼び出し・サーバー容量の表示・送信間違い防止・指定時間に自動でメール送信など、拡張機能が豊富にある
・迷惑メールについて細かく設定でき、必要なメール以外は確実に遮断してくれる
・複数アカウントを一元管理できるため、アカウント変更の手間が省ける

【Thunderbird使用時の注意点】
保存容量が4GBなので、万が一上限に達するとメールを受信できなくなってしまいます。

Yahoo!メール

Yahoo!メール

その名の通り、Yahoo!が提供するのがYahoo!メール。Yahoo!アカウントさえあれば無料で誰でも利用できるクラウド型のメーラーです。

【Yahoo!メールの良いところ】
・迷惑メール・スパムメールを自動振り分けするフィルター機能がある
・違うメールアドレスのメールも送受信できる(例:会社のアドレスに送信されたメールも確認できる)
・独自ドメインを作れる

【Yahoo!メール使用時の注意点】
管理画面に広告が大きく表示されるため、それらを煩わしいと思う方には向いていません。

Sylpheed

Sylpheed

Sylpheedは、その圧倒的な操作性の良さが特徴のメーラーです。オンプレミス型で、ダウンロード後に使用できるようになります。

【Sylpheedの良いところ】
・スペックが低いパソコンを使用していても動作が軽い
・キーボード操作を自分好みにカスタムできる
・システム障害が発生した場合でもデータ消失の可能性が低い

【Sylpheed使用時の注意点】
使用環境によっては「動作が遅い」というレビューもあるため、必ずしも他のメーラーよりも動作が早いとは言い切れません。


他の無料メーラーについても知りたい方は、ぜひ「無料メールソフト比較7選|有料版との違いやメリット・選び方を解説」もあわせてご覧ください。


オススメの有料メーラー4つを徹底比較!

続いて、オススメの有料メーラーを紹介します。

サービス名特徴1ユーザーあたりの月額
yaritori・個人アドレス・代表アドレスを一元管理できる
・担当者の自動割り振りに対応している
・1,980円〜
・7日間の無料トライアルあり
Outlook・Microsoft 365と様々なデータを共有できる
・メール機能の他にビジネスで使用できる機能が豊富
・899円〜
・1ヶ月間の無料トライアルあり
ビジネス向けGmail ・ネット環境があればどこからでもアクセス可能
・メール機能の他にビジネスで使用できる機能が豊富
・680円〜
・14日間の無料トライアルあり
Becky! Internet Mail・大容量でも軽快に動作する
・複数アカウントをワンタッチで切り替え管理できる
・4,400円
・30日間のトライアルあり

yaritori|複数の代表アドレスをチームで一元管理

yaritori|複数の代表アドレスをチームで一元管理

yaritori」は、Onebox株式会社が運営するクラウド型のメーラーです。

「sales@」や「support@」など、複数の代表アドレスをチーム内で共有できるため、業務ごとのメールの一元管理が可能になり業務の効率化が図れます。この点は他のメーラーと大きく異なるため、代表メールを用いた業務がある企業様には「yaritori」をオススメします。

【yaritoriの良いところ】
・「未対応」「対応済み」などのステータス管理や担当者の可視化により、二重対応や対応漏れといった事故防止に役立つ
・メール返信中は他の人が操作できないようロックがかかるため、二重に返信してしまうリスクがなくなる
・メールの下書きをリアルタイムで共有できるため、簡単にダブルチェックできる
・クラウドベースなのでWindows/Macなど環境問わずブラウザからメールを送受信できる
・「クレーム」「緊急」などタグによるメールの分類や、キーワードなど条件を指定した担当者の自動割り振りも充実している

以上のように、yaritoriを導入すると効率的なメール管理を実現できます。

【料金】
代表メールも扱えるメーラーの中では国内最安値水準の月額1,980円〜(1ユーザー)から利用可能で、初期費用や最低契約期間もありません。7日間の無料トライアルで気軽に試せるのも魅力です。

Outlook|Microsoft 365との統合が強力

Outlook|Microsoft 365との統合が強力

無料メーラーとして紹介したOutlookですが、有料版も人気です。特に「Office」を利用するユーザーに恩恵が大きいメーラーで、仕事の効率化に役立ちます。

【有料版Outlookの良いところ】
・ストレージ容量が1TBと大容量
・オンライン・オフラインどちらでも使用できる
・独自ドメインの指定ができる
・タスク管理機能・ショートカットキーなどの機能が使える
・ExcelやWordと連携して簡単にデータのやりとりができる

【料金】
Outlookは、Microsoft 365パッケージを購入することで利用可能です。

899円(1ユーザー・月額)から4つのプランが提供されており、自社に必要な機能が備わった最適な価格帯のサービスを選んで契約できます。

ビジネス向けGmail (Google Workspace)|クラウドベースで環境問わず利用可能

Gmail

Gmailは、前述したとおりGoogleが提供するメーラーです。無料で使えるのが魅力ですが、独自ドメインの取得が可能なビジネス用も人気があります。

【ビジネス向けGmailの良いところ】
・グループウェアであるGoogle Workspaceに含まれており、メール以外にもカレンダー・ドライブ・チャットなどのツールを利用できる
・インターネットさえあれば利用デバイスやブラウザを問わずどこからでもアクセスできる
・リアルタイムで共同作業できる
・強力な検索とフィルタリング機能があり、メールの効率的な管理に役立つ
※「検索」バーで、[from:送信者のメールアドレス] [subject:検索したい件名]とすることで、送信者や件名によってフィルタリングできます。

【料金】
ビジネス用GmailはGoogle Workspaceパッケージを購入すると利用可能です。Google Workspaceは680円〜(1ユーザー・月額)で、14日間の無料トライアルを実施できます。

Becky! Internet Mail|シンプルで軽快に動作する古き良きメーラー

Becky! Internet Mail|シンプルで軽快に動作する古き良きメーラー

Becky! Internet Mail(以下Becky!)は、日本企業の有限会社リムアーツが提供する、Windows向けのメーラーです。

【Becky! の良いところ】
データ保存が最適化されているため、大容量でも軽快に動作する
数万件のメールを保存していても、レスポンスよくメールを開ける

一方で、Becky!はWindowsにのみ対応しているため注意が必要です。またメール作成時に新規ウィンドウが開かないなど、仕様が一部独特なため慣れが必要です。

【料金】
1ライセンスあたり4,400円で、30日間のトライアルが可能です。

有料メーラーをオススメする4つの理由・無料版との違い

自社への信頼度向上や業務の効率化のためにも、有料メーラーの使用をオススメします。有料メーラーは主に、以下の4つの点で無料版と異なるためです。

1,独自ドメインを設定できる
2,グループウェアや代表メール管理など機能が充実している
3,セキュリティが向上する
4,広告の表示がなくなる

有料メーラーの機能が自社に必要かどうか、判断する材料としてご覧ください。

独自ドメインを設定できる

有料メーラーでは、独自ドメインを設定できます。

例えば、無料版のGmailでは「gmail.com」のフリーアドレスしか使用できませんが、有料のGoogle Workspaceでは「(企業名).co.jp」のような独自ドメインを取得・管理できます。

独自ドメインが必要な理由は、ビジネスでフリーアドレスを使用していると取引先や関係者から「セキュリティが低いのでは」と思われ、信頼が下がってしまう危険性があるためです。中には「独自ドメインの連絡先としかやりとりしない」と言われる可能性もあるため、ビジネスマンは独自ドメインでのアドレス所持が必須といっても過言ではありません。

有料メーラーを使用すれば独自ドメインを作成できるため、ぜひ活用してください。


独自ドメインの取得方法については以下の記事を参考にしてください。
Gmail:Google Workspaceで独自ドメインを取得・利用できるようにする方法をご紹介
Outlook:Outlookの独自ドメイン設定方法(新規・既存)を解説!注意点も紹介


グループウェアや代表メール管理など機能が充実している

有料メーラーには、無料版にはない機能が多く含まれています。例えば、Office 365というグループウェアの一部であるOutlookを使用すると、カレンダー・スケジュール管理・タスク管理・アドレス帳管理・暗号化機能などが利用できます。

また、「yaritori」のように「sales@」などの代表メールアドレスを複数人で管理できる機能を備えているものもあります。

セキュリティが向上する

有料メーラーはセキュリティに関する機能が充実しているケースが多く、ウイルス・スパムメールのフィルタリング・暗号化機能・二段階認証などがあります。

無料のメーラーでも基本的なセキュリティ機能が備わっていることはありますが、あくまでプライベート用に設計されているため、ビジネス用途には適しません。

広告の表示がなくなる

有料メーラーは、無料メールにありがちな煩わしい広告が表示されないことが多く、スッキリとした画面でメールを確認できます。メール作成に集中し、作業効率を上げられるでしょう。

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自社にぴったりの有料メーラーの4つの選び方

有料メーラーを選ぶ際には、4つの観点が重要です。

・カレンダー・WEB会議などのグループウェア機能は必要か
・自社のPC環境・取引先の使用ツールなどに適しているか
・代表メールを使った業務があるか
・予算内に収まる料金か

詳しく説明します。

カレンダー・WEB会議などのグループウェア機能は必要か

メールとともに、他の機能も必要かどうかを検討しましょう。

ビジネスではメールだけでなく、カレンダー共有・タスク管理・ファイル共有・チャット・ビデオ会議など、さまざまなツールが必要なケースがあります。

Google WorkspaceやMicrosoft 365などのグループウェアは、以上のようなサービスの契約とともに独自ドメインの取得も可能なため、そのままビジネス用メールとしても運用できます。

仕事に関する情報をまとめておきたい場合には、グループウェア機能があるメーラーを選ぶと良いでしょう。


グループウェアについて気になる方は、以下記事もぜひ合わせてご覧ください。
グループウェアとは?機能や導入メリットや無料ツールなど徹底解説
【最新版】グループウェア比較14選|メリットや選び方を解説、無料サービスも


自社のPC環境・取引先の使用ツールなどに適しているか

メーラーを選ぶ際には、使用するデバイスのOSや業務環境に合わせて検討する必要があります。

例えば社内や主要取引先でWindowsやOffice365製品を中心に使用している場合、Outlookを選べばファイルの閲覧やアップロードが容易になるなど、さまざまな便利な機能を使用できます。

MacやiPadなどAppleデバイスを使用しているなら、Apple Mailの利用が便利でしょう。

一方で、Gmailやyaritoriのようなクラウド型のメーラーは、インターネットがあれば利用デバイスやブラウザを問わずどこからでもアクセスできます。

どのような媒体で・環境で仕事をするのかを考慮してメーラーを選んでください。

代表メールを使った業務があるか

代表メールを使った業務があるかどうか次第で、メーラーの選び方は異なります。

代表メールがある場合は、「yaritori」で提供されているような「support@」や「sales@」など複数の代表メールアドレスを一つの画面で共有・管理できる機能があると良いでしょう。

チーム全体でのメール対応の効率化が見込めます。


代表アドレスの用途や活用方法については、「代表メールアドレスとは?用途ごとの具体例や活用方法を紹介」で詳しく紹介しています。


予算内に収まる料金か

メーラーの選択には、料金も大きく影響します。契約時のライセンス料・サブスクリプション料金・メンテナンス費用・ストレージ料金など、総コストを検討しましょう。

あわせて、将来の拡張性やアップグレードにかかる費用も考慮しておくのがオススメです。

まとめ|有料メーラーは機能の充実が必要なビジネス利用者にオススメ

有料メーラーには無料版にはない多くのメリットがあるため、セキュリティ・カレンダー・代表メール管理など、充実した機能が必要なビジネス利用者にオススメです。

メール対応は頻繁に行う基本的な業務ですので、有料メーラーを選ぶ際には、普段のPC環境や代表メール管理業務の有無などの要件や予算を押さえ、最適なものを選びましょう。


ビジネスで使えるメーラーについてさらに詳しく知りたい場合は、「ビジネス・法人で使えるメールソフト比較5選|有料・無料など選び方を解説」もご覧ください。


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